ヤマノススメ4#12
軽い高山病の症状が出るが、なんとか富士山頂までたどり着いてEND。軽い高山病のトラブルは、山頂獲得の前の溜めだとは思うんだけど、おそらく高山病になるのは体質によるものが大きいと思われるので、実はリアリティ高め?と思わなくもない。前回からの時間経過で体質改善されるようなイベントはなかったと思うし、大抵の読者(視聴者)がなるぞなるぞ…と予測してたハズ。
というわけで、リベンジなって4期はオシマイ。ゆるふわ少女も主人公たちと同じ制服を着てたし、富士登山は最大級の目標だと思うので続編もよっぽどのことがない限り無いとは思うが、3期までのできならともかく、この4期のクォリティを目の当たりにしてしまったら、人間ドラマとしても続編を期待してしまってる自分がゐる。
忍の一時#12
甲賀本拠地への殴り込みとその結果、各キャラのその後でEND。もうちょっとねっとりと後日譚をやるのかもと思ってたから拍子抜けではあったんだけど、後から考えるとそれほど引っ張るネタもないからこれで正解かな。
甲賀当主代行と主人公のやり取り、代行は悪ぶってたけど案外主人公のセリフが本質をついていたかもしれず、もう引っ込みがつかないとかそういう風にも解釈出来てそのへんはまぁ。ただ、前も言った通り、甲賀が合衆国のメタファーなら、当主が変わって組織が生まれ変わるのもお花畑だし、それ以前に主人公の勢力である伊賀が日本のメタファーだとは思うけど、殴り込みで成功するのもこれまたお花畑なので。合衆国は合衆国で大統領が誰になっても砲艦外交をやめたことが無いし、自民盗も結党以来誰が総裁になっても国民からの搾取をやめたことがないわけで…。
若者キャラは親との関係性がかなり重きを置いて描写されてたのだけども、風魔ちゃんだけは、アレ、親が厳しく娘を仕込んだのは、いざというときに自分が盾になっても娘だけは生き延びるようにとの思いだったし、そういう結末だったから、もうちょっと娘が親に対してわだかまりを解消するシーンがあるのかも…と思ってたらスルー気味だったのがちょっと物足りなかったぐらいかな。
テーマに関しては自己決定権の称揚があったわけだけど、主人公とその周辺は視聴者の誰が見ても善玉というか正義側の主張だからいいんだけども、別に個人として人を押しのけても自分だけが豊かになりたいというのも個人の願望としてたくさんの人が思ってたりするわけで、そこで価値観の多様化をもってくるとどれも正しいって結論になって、この自己決定権実は触れない方がいいんじゃね?という気はする。
正直なところこの作品のターゲット層が社会の荒波に揉まれたことのない若者向けではあるんだろうから、理想を提示して…というのもわかるし、そんなにこの作品に悪印象を持ってるわけではない。なのだが、今や国家権力が庶民に牙を剥き、警察検察裁判所などの公的機関は権力の味方であっても庶民の味方ではなく、ええとこ見殺し、場合によっては自民盗と結託して庶民の敵にもなってるので、庶民がなにかトラブルにでも遭えばその解決は実質自力救済によるしかない…という状況に日本は突入してしまったから、こんなキレイごとを言われても…みたいな感覚はある。
チェンソーマン#11
主人公側の組織が反撃を開始する話。もうこれだけキレッキレだと何も言うことがないという。組織のトップが、宣伝活動で動きやすくなるとか言ってたけど、ツッコみがなくてもそれ、敵に狙われやすくなるだけで、組織が国民に理解されることもないし、動きやすくなるはずがないのは大わかり。そのへんはわかるんだけど、前回の襲撃の際に敵の首魁をわざと見逃したその理由が明かされてなくて、それが予想できないから先が楽しみになってる。
まぁストーリーとしては主人公が拾われて戦ったり襲われたりするだけで至極単純なんだけど、その合間に織り込まれてる要素が濃密でさすがによくできたシナリオとは思う。
ゲームあれこれ
変身ヒロインモノ、今日がメンテで復刻イベントも終了。二日目にはイベントシナリオを読了するお手軽さだったのだが、フツーに出来が良かった。シナリオ内で姫ちゃんが出てきて、自分新規追加時に姫ちゃんゲットして彼女がメインのイベントシナリオを読んでたから、なんで今回のイベント知らなかったんだろう?とどうにも過去の記憶がない。このサービスは、最初はデイリーミッション目当てでログイン即ログアウトの日々が続いてたから、そういや本格的にこのサービスに入れ込んだのいつだったっけ?という感じ。
配布キャラも、最初のシナリオを読めば自動で入手でき、凸ポイントもメダル交換形式ではなく、直接的にポイントが溜まるシステム。断然こっちの方が良い。メダル交換方式だと、イベント終わったらゆっくり無駄なく効率的に交換しよう…と思って後回しにして、そのまま交換を忘れてしまってせっかく5凸する分だけのポイント交換できるメダルを保持してたのに、そのまま消えてしまうことがあったから、そういうのを避けるのにも最適。
忍者モノのほうのイベントシナリオも最近は物足りない感じだったが、今回は面白さが復活してた感じ。ただ、不思議なもんで、変身ヒロインモノのほうも、こっちの忍者モノも、いろんな勢力が入り乱れる構図になっているんだけど、忍者モノのほうは勢力のカラーが際立っているはずなのに、変身ヒロインモノと比べてシナリオにおけるそのカラーに際立つ差異が見られなくなってしまってること。ストーリーテリングの手法ではまだまだ忍者モノのほうがクォリティは高いと思うけど、配置されるキャラがどの勢力であっても代り映えしないなぁという感じなので、なんかどっちが上かわからなくなってきそうな感じではある。