DIY#9

 主人公がアウシュビッツの入り口で裸踊りする話。ツリーハウス作りの実作業に取り掛かる前の踊り場ってところだが、関係性の話はまぁいいにしても、ツリーハウスの資材がなくなっちゃうのは正直どうでもいいというか。資材喪失のシーン前におもわせぶりにトラックが走っていた(この作品、メインキャラの枚数は多いけど、背景にはほとんどリソースを割いてないので、トラックが動いていることが結構不自然)からなんなんだろ?とは思っていたのだけども、まさかの試練展開。個人的には別にフツーに作業して完成させてチャンチャンでいいと思うんだけどね…、趣味というには範囲が広いしそのイメージも薄目なんだけど、その紹介が主なんだから…とは思うけど、まぁ確かに主人公と黒髪ボブとの関係性の構築を軸にドラマ部分にも注力してるのはわかっているから、あぁそうですかでもあるんだけど。
 発想力云々も、自分は前回までに気づいていたから蛇足でしかないんだけど、やっぱ言語化して提示しないと今ドキの若者には伝わらんのかね…と思わなくもないんだけど、むしろ今ドキの企業事情だと、目に見えて成果を上げないとスグに首を斬るところが多いから、まぁアレはフツーにそういう社員を使い捨てにするようなところで戦々恐々として働いてる労働者に対する応援歌みたいなもんかねーと思わなくもないというか。で、さらに今ドキだと優秀な労働者ほどダメな企業を見限って真っ先に転職するって事らしいから、そんな人を見る目の無いアホ企業早いうちに見限って自分から辞めちゃいなよとも思うんだけども、業界横断型の労働組合だったら業界の労働者が示し合わせてそのような企業をむしろ追いやったり出来るハズが、日本の場合企業別労働組合なんで、労組自体が経営層とツーカー御用組合だしその御用組合の元締めがアンナなので。中小なんて組合自体がなかったり機能してなかったりするしね…。とはいえ高校生とかそういうのがターゲットだったら夢を見させてオッケーだけど、労働者に向けてオマエの才能は他の連中が分かってるから…と言われても、それでクビが安泰かといえばそうではないからねぇ。
 まぁ個人的にひっかかるところがないわけではないんだけど、若者に向けてのメッセージとしてはいつも通りよくできていたとは思うんで、そのへんはまぁ。

虫かぶり#9

 主人公が王族としての覚悟を問われる話。貴族王族のきらびやかな世界を演出してはいても中身は結構エグい話で、終盤の話なんて正妻でなくてもセックスさせてくれたらちゃんと王子を生みますよという話なのであって、実際主人公が結婚して子供を産まなければ正妻の地位から蹴落とされてしまう現実というものがあって、そこにやれ人権だのやれジェンダー平等だのといったそういう近代的価値観の入り込む要素は1㍉たりとも無いという話。まぁ主人公だって特権階級なのだし、本人もそんなこと他人に言われるまでもなく百も承知ではあったとは思うんだけど、周囲のやさしさにその厳しい現実と向き合わないで済んでいただけという。王子の母親も、ちょっと間違えば悪役令嬢の立ち位置なんだけど、本人がそのぬるま湯に漬かっている状況から早く目を覚まさせるためにアレでも優し目に教え諭していたのであって、上述の通り主人公もそれはそれはたくさん本を読んでるから、そのことを知らないワケでないのだけども、やはり状況に体がついていってないという状態。
 いや、なんだかね、今回の話を視聴する直前には、まぁ悪くないけどパンチは弱いわなと思っていたんだけど、このような状況は現代日本でもエスタブリッシュメントと呼ばれる、政治屋だとか財界人だとかいう特権階級は現実にいるのであって、庶民の手の届かないところで閨閥を形成して同じようなことは情け容赦なく存在してるのであって、例えばこの作品中で庶民の姿をそんなに多く描いていないし、ヒステリックに人権がどうだの平等がどうだのと主張するシーンなんて皆無なわけだけど、こういう作品が昔書かれて今更発掘されたのではなく、今を生きてる作家が現状どんな社会になってるのかを全然わからずに書いてるわけではないので、逆説的にバカリベ批判になっちゃってるとか、もうなんかちょっと自分もこの作品を侮っていたけど目が醒めちゃったよって感じ。


交換して読んだ。

 長瀞…じゃなかった初芽局をまず石ガチャでチャレンジ、で、いつも通りがちゃではでなかったのでポイントで交換。150連したということだけどもSSR自体は6~7枚出たので、泥率3%からすると悪くない結果。しかし、ガチャで出たところでそれまでに石ガチャ引いて溜まったポイントの使い道に困る。ポイントはそのイベント限定だし、他の選択肢がガチャチケしかないので初期に出ればガチャチケで構わないとは思うが、ポイント交換直前に出てしまえば盛大に余るんで、ならばポイント交換まで引いて、もう片方のキャラ(実装は2キャラ同時が時期を変えて2セットなので)もゲットしようかって形になりそう。
 ちなみに配布キャラの服部半蔵も並べてみた。初芽局が陽キャなら服部は陰キャという雰囲気だねぇ。
 イベントシナリオ読了。イベントマップ攻略回数で開放で、どうも回数少なめらしい。それでも若干足りなくなったので、行動力消費の少ない初級マップで回数稼いでちょっと無理をして読んだ。エネルギー補給には実際に行為に及ぶ必然性は無く、別にドキドキしたらそれでもかまわないという説明だったと思うのだが、それでも実行為のほうが効率が良いという話で、配布キャラがあまりにもロリでこれダイジョーブ?とも思ったのだけども、実年齢は成人ですwwwって設定らしくて、シナリオ最終章で実行為直前は回数重ねているという外堀を埋めていたので、キャラシナリオではその道へのレールが敷かれている模様。
 うーん、結局horosukeのガチャキャラは変態キャラという設定でこのイベントシナリオの最初っから最後までほぼシリアス面皆無で突っ切ってた。それならグラフィック面を整えてどこから見ても美人さんというものに仕上げてしまうと違和感の方が大きくなってしまうだろうから、まぁ納得というか。姫ちゃんあたりは、美人さんだけど性格が人を騙して憚る所がないという設定で、そういうグラフィックにはなっていると思うんで、まぁフツーに運営がそういう注文を付けて発注したのだと思う。というか、やはり軽巡RQの川内ちゃんはホントかっこ可愛いかったので、運営さん次はそういう方向性で発注かけてくださいよ。
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 イベントシナリオは滑稽話で、まぁ内輪ウケみたいなのは愛嬌で、その範疇では極々フツーでした。というか女キャラに卑猥な単語を言わせて…というそういう企画だったみたい。で、途中セリフでハイヌウェレという単語が出てきて、この神話この物語独自設定のモノかと思ったら、インドネシアに実在するものらしい。別に文化人類学に自分関心はあるけどそう詳しくもなくって、とはいえ年齢制限のあるコンテンツでこの歳になって新しい知識を得られるというのになんか感動に近いものがあったというか。