転剣#3

 防具が揃って経験値稼ぎ。うーん、物語性が希薄というか、RPGゲームの準備段階を説明してるだけ…みたいな感じ。サブタイで鍛冶師が曲者とあったから騙されるとかそのへんの剣呑さを予想してたら人間的にいい奴でなんか肩透かし。
 ただ、下層民に堕ちてしまうと学習の機会が失われてしまうから、幼少時からの教育大事!みたいなテーマはそこはかとなく感じる。
 テーマ的に悪くはないんだけど、もうちょっとストーリーにヒネリが欲しいというか。

ヒューマンバグ大学#2・3

 奇食にサバイバル#2、冤罪刑事に仕事人#3の巻。基本事実をアレンジしてるトリビアモノだと思うんだけど、#3でハテ?となった。キャラとして登場した刑事自体はいろんな悪徳刑事の集合体の具現としてああなってるのだけども、拷問ソムリエなる復讐引受人は実在するんだろうか?というところ。ヤクザが人殺しの後始末あたりは事実だから、復讐引受人もおそらくいるんだろうと思うのだが、表沙汰にできない業種だからなぁ。
 公開しても問題ない事例は実名入りで紹介してるのだけども、本作の事例は事実でもプライバシーに考慮して何となくぼやかしてドラマ化してたりするのでその辺の境界がわかりづらくて楽しみ切れないってトコ。まぁどこまでホントでどこからがウソなのか探るのも楽しみの一つとはいえる。
 というわけで、3話分視聴してみたが、ドラマ仕立てにしてあるけど世にも奇妙な物語実話編みたいなフィクションに寄せたドキュメンタリーという体裁なので、それを受け入れてしまえば結構楽しめるという評価。感想については時々になると思うけど、視聴自体は続けていくだけの手ごたえを感じた。