一番光れ#12

 安倍晴明復活を阻止してEND。結局坂本龍馬は1カットもなしで、セリフで一回言及されてただけだった。長州がおとなしくなって薩摩土佐の動きが怪しいという話だったから、続編が作られるとなれば対立関係になるのかもと思わなくもないが、この作品がスポットで製作されたのであってシリーズ化はさすがにないと思うから考えるだけムダかな。
 個人的にも史実の安倍晴明に悪役の要素を感じないし、この作品でも悪の側に呼び出されて、しかも呼び出された清明自身もそんなに善の要素は見当たらないんだけど、復活した安倍晴明が異国の脅威にさらされた日本のために何かする…みたいな要素もこれまた見当たらないので、仮に咎人新選組が復活を阻止できなかったとして土御門や復活安倍晴明が何をしたのか、それは決してあの作品世界の日本を破滅に導くことが目的でもなかったろうとも思うんで、終わってみたらなんか肩透かしみたいな感じはある。
 ただ、安倍晴明復活のために無辜の民の犠牲が多く払われているし、異国に対しての敵愾心を煽り日本国内を分断して内乱を起こしてたことからすると、それはやはりあの世界の日本を食い潰してたということに他ならないのであって、他の作品同様アベのメタファーとして機能させられてるんだろうなとは思う。EDでも、歌詞に断罪だの正義を執行ともあるわけで、まさか本当に正義が執行されてアベが排除されるとまでは作品のシナリオライターも思ってなかったのだと思うが、新選組というのはそもそもが政府が結成した暗殺者集団なのではあるし、で、この作品での咎人達は政府機関所属とはいえ元々は政府に対立するものなのであって、彼らが彼等の持つ能力と熱情を自然に発揮させた結果が日本を混乱に陥れていた連中の排除であったというのは奇しくも現実とシンクロしてしまったなとは思う。
 「強さとは何か」というテーマも、この作品でこそ具体的に描写されてはいたのだけども、本当に守りたいものは何か…というものを視聴者一人一人が独自に設定して尚、抽象化した先にはなるほどその人の本質そのものがさらけ出されるような話立てになっており、このへん気合を入れてシナリオ化してるなとちょっと居ずまいを正されるような感じにはなった。
 まぁ設定からしてB級なのは間違いないんだけど、ストーリーとしては見かけと反して割とオーソドックスというか、ちゃんと物語としての体裁は整っていると感じたし、直球勝負に来ているようには思ったから視聴してあまりストレスを感じないというか、どことない爽やかさは感じてた。設定からしてバカバカしいのでそれが受け付けない人もいるとは思うんで、人気が出なかったというならそりゃそうだろうとは思うが、個人的には素直に楽しんでたなぁ。

艦これ、E2ゲージ破壊。

 うーん、なんか今回のイベントはよー分からんという印象。そろそろ本格的にイベントに取り組まんと時間が足りなくなるぞと思ったから先週の金曜日あたりからボチボチ取り組んでたのだけども結局E2のゲージを破壊したのは昨日。2つある戦力ゲージのうち、最初の一つは輸送ゲージなので、装甲を抜くとか旗艦にエイムしない困難とかはないのだけども、長いのなんの。A勝利しかできない編成でやったからアレだけど、1300を88ずつ削るから単純計算でも10回以上A勝利が必要。道中撤退も3~4回だったし、ボス到達でA勝利できないのも数回だったから、沼るという感覚でもないんだけど、結局削り終わったのは日曜日。なんなんだろうな?。
 その後のルート拡張もE1ほどでもないんだけど、そこそこ大変だった。特定マスをA勝利でもいいから3回クリアというのがあって、道中もそんなに強力な敵がいるというわけでもないんだが、軽空母がバンバン大破させてくるので結局10回以上周回することになった。ぜかましさんところの攻略では基地航空隊を全部特定マスに投げるとあり、道中もそこそこ強いから「分散させてもいい」という記述があったので、安全を取って、特定マスと道中に分散させて投げれば安牌でしょと思ったのだけども、これが罠で、途中で気が付いて基地航空隊を道中に集中したらこれが当たりで、大破要員の敵軽空母が黙ってくれて安定通行できるようになりましたとさという。条件は特定マスのA勝利だから道中支援でかなりの確率で達成可能。その後の戦力ゲージ2本目はストレートだったから、E1E2はボスマスではなく、ルート拡張での特定マスが門番でしたということになる。
 さて、E3からは誤札が鬼門になりそう。別にクリアのために必須ではないのだろうが、史実では行ったこともない中東をモチーフにやまむさを要求する難易度と聞いてアホかとは思ってる。