ルミナス#8

 歌が人に希望や進路を示す意味をちょっとばかし考えさせる話。テーマはガチでこの作品のモチーフなので、後編にあたって整理しとくって感じの話なのかな。職場の話としても、こうよくある批判的要素でなくて、前向きな人間関係あるあるって感じだったし、悪いって話ではないけど、個人的には繋ぎの要素でしかないなぁみたいな。水着にしたのは日本だと蒸し暑さを考慮してのことだろうけど、単純に視聴者サービスだろうし、あの時代にオフショルバントゥー水着はネェだろとは思うんだが、まぁそこはそれ。

異世界薬局#8

 平民ギルドの薬局店主が主人公に娘を救われて元居たギルドを裏切る話。なんか重めの風邪ってミスリードキツいな…とは思った。インフルエンザが日常化した現代に生きてる我々はそういう認識だけど、スペイン風邪と呼ばれた流行当初は大衆に免疫もなく、効果的な治療方法もなかったから死人が多数出たんだよね。いちおうあの当時に新種の病気として現れたハズなんで、なんでこの物語世界で当たり前のように発症してるのか都合よすぎだろって感じだが、そのへんツッコんでも仕方がないので。
 あと、主人公の新設ギルドに属して新装開店時から客がわんさかとか、そりゃまぁ平民ギルドを裏切ることは今では考えられないほどの冒険と決意が必要だってことは分かるんで、そのご褒美としてつり合いは取れてるんだけど、別にあの店主が苦悶したとはいえ努力という点においてはそんな大したことをしてないので、その辺は気になったかな。あとはギルド長が自分の子供を亡くした際に貴族が薬価を釣り上げて…のセリフと、主人公が皇帝の権威をかさに着て薬価を下げてるってセリフは矛盾してるんだけど、そのへん後々辻褄合わせするんかいな?ってところかな。薬価云々はギルド長の葛藤を示したものと受け取ることはできるんだけども、今回のあのシーンだとそういう文脈は含まれてないような気はしたので。渡航ならそのへんわかっていそうだけども、今のトレンドは原作を極力改変しない方向だから、脚本家を責めてもなぁって感じではある。
 あと、主人公がしれっと診察しててワロタというか困惑というか。我々が医者と聞いて、やれ診察をして病気を特定し、薬を処方したりなんらかの医療行為をするっていう現代の姿を思い浮かべるのは、これはもう近代以降の話なのであって、昔は医者イコール薬師(くすし)であり、薬師如来だの薬師寺なんてのはそれ由来だから、ようやくそのへん治療行為との統合が今成ったんだなという感じ。ただ、この作品の世界観だと瀉血なんてものがあるのだから、どこまで外科的な意味での治療行為と、薬効の知識で内科的治療行為をするのと、どれだけ統合されてるのかはよくわかんないなという。西欧がモデルなら、前近代では修道僧が薬効知識をもって庶民の治療にあたってただろうし、そのへん宗教と平民ギルドもしくは貴族の薬師との関係もイマイチわからんところ。
 うーん、なろう原作だから仕方がないんだろうけど、薬学の知識を使って人々を治療するってのを軸として、雑多なエピソードを詰め込み、読者は別にその中で気に入った要素をつまみ食いして楽しんでください…って分には何の問題もないんだけど、やはり一つの物語としてまとまってるかと言われるとそうではないので、そこに期待するといかんのだろうなって感じ。

よふかし#8

 吸血鬼になるには最初のチューから一年という期限が設けられてること、主人公の男友達が登場ってとこ。女の幼馴染が複雑な心境のようだが、このへんのいろんな感情がマーブル状に入り組んでるという表現なかなかやなといったところ。主人公が恋とは何かわかんないといってるのだけども、これ、視聴者としても主人公がヒロインに恋してるのかそうでないのかも凄く判別しにくい形になってるような気もする。表面上はどっちかというと腐れ縁のような関係のようにも見えるし、かといって女の幼馴染に対するものよりずっと気持ちが入ってるのはわかるしで、本人はそう思ってないけど実質恋に落ちてるということなのかもしれないが、ただ、やっぱりぱっと見、自分に新しい世界を見せてくれたヒト…みたいな感じで、恋愛ではないよな…と思ってしまう。
 あと、今回新登場の男の友人が主人公と同様、優等生というか社会的に他人に迷惑をかける存在ではないってところがポイントなんだろうなという。「いい子」であるということは、周囲や社会にそうあれと期待されていることであるのだけども、結局その通りにしても、現代の日本だと就職もままならないし、下手すると企業に都合よく使われてポイ捨てされるだけなんで、結局この作品がウケてるってのも、そういう社会の要請に唯々諾々と従ってきてもなんもいいことないじゃねぇかという大衆の不満がそうさせてるんだろうなって感じ。

サマレン#20

 死闘の末、有力な仲間をまた失うの巻。うーん、やっぱ視聴に本腰が入らん。泣かせのシーンもやはりどっかで生き返るかもしれないとか、今まで散々やり直しをやったのに、それを生かせずまた失敗かよ…とか、繰り返しが無ければそれなりに感動できるものになってるハズなのに、繰り返してるからこそシラケるという要素がどうしても拭えないというか。金髪ロングのメインヒロインも、退場した割には重要な人物のくせにやけにあっさりしてるから、なんかの拍子にひょっこり出てきてもおかしくないし、事件が解決した後にお別れとして一瞬だけども会いに来るみたいな展開とかあるんじゃネーノとも思うんで、なかなかにして物語に没入できない。

メイドがあやしい#5

 運動会の巻。うーん、こう視聴し続けてきてなんか違和感ある。これ、ホントに主人公とヒロインのイチャコラを眺めてるだけの作品なのか?というのがあって、まぁ別にそういう楽しみ方をしてもよいのではあるけど、ヒロインの過去に何かあるって含みのある表現もあって、しゃちされたいのように、キャラの可愛さにどうぞ癒されてくださいってだけの作品じゃないと思うのよね…。でも、そのための手掛かりが全然見つからないというか、まだその手掛かりを全然見せてないのかもしれないけど、ジャヒーのストーリーもイマイチテーマが分かりづらかったことを思うと、これも一筋縄ではいかない作品なんだろうなという。

城姫クエストイベント終了。

 なんとか250位ボーダー達成。

 昨日はもうこりゃアカンかもという予感はあったのだけども、いちおう挽回可能なように300~350位ぐらいをキープする程度には走ってたので、ラストスパートとして蓄えてた特効アイテムが火を噴いてなんとかなった。よくわからんのだが、300位付近に壁があって、そこを抜けたら250位までゾーン二回ほどで達してしまったのでなんかコレジャナイ感はある。とはいえ、ボーダーとのpt差は別に手加減してくれるわけではないから、その差をキッチリ埋めないと報酬城姫は貰えない。とにかく夕方からは走り詰め。
 80位607188046pt、150位454166933pt、250位352081596pt、300位306115976pt、500位184161938pt
 終了15分前ほどでラストのダブルゾーンに入ったんだけど、そのときのptが346M、で、上記の通り250位ボーダーが350Mなので、ゾーンに入らず放置してたらボーダー達成できてないし、このとき突き放すための特効アイテムが無くて、手ぶらで走るだけでもおそらくボーダー達成はできてない。いちおう効率無視で残りの特効アイテムをブッパして、ボーダーとは10M以上の差がついたから、ギリギリクリアではないのだけども、油断ができる状態では全然なかった。
 しかし、正直このイベントに張りつきになるのはしんどくて、早々に諦めてた方が良かったかもと思ってる。行動力回復薬の消費が甚大だし、なにより時間が惜しい。おそらく夏休みで大量流入したユーザーは年齢層が低いと思うので、体力気力が全然ついてかないんだよね…。
 シナリオも、オープニングを読んでないんだけど、エピローグを読むと、ここ最近の一連のイベントはユーザーを信長側と信長包囲網側に分けて楽しむイベントであり、今回のイベントは包囲網側が圧倒的に優勢の結果だったのだが、エピローグはそういうユーザーの陣営の結果に全然関わりが無いようなので、なんかガッカリ。自分は信長側を選択して、その陣営は負けていたのに、エピローグは史実通り信長がしてやったりのものになっていて、なんかちょっと悲しくなった。
 あとねー、探索イベントなので、出てくるアイテムを取るときに、特/上/並の三種類あって、当然特の割合が多いときに総取りした方が獲得ptが多くてそれを狙わないといけないんだけど、特と上の差が判別しにくくてストレスが溜まる。これが包囲網側だと判別しやすいという噂なのだけども、そういうところで差をつけるのはアンフェアだと思う。ランキング報酬は陣営関係なくpt数だけで見るんだからねぇ。