パリピ孔明#10

 ラッパーが完全復帰してヒロインの曲の仕上がりも順調だというお話。クライマックスに向けての溜めの段階だと思うんだけど、基本イケイケ基調だし視聴してなんか心躍るような感覚ではあった。アレンジに合わせて歌を歌い、それを一通り聞かせてくれるのかと思ったらそれはお預け。ライバルグループにどうしても瑕疵を与えておくのは物語上仕方がないのだけども、これだったら別に相手に悪印象を持たせずに夢の競演って形にしてもよさそうなもんだが、まぁそのへんは確かに難しそう。やっぱ主人公がスターダムに昇り詰めるだけの理由付けがいるからねぇ。

骸骨騎士#9

 獣人族の奴隷も解放して、あとは後ろで糸引くものの存在を紹介という段取りだった。今回弟かなんかに濡れ衣を着せて殺してた王子はおそらくアベのメタファーかねぇといったところ。で、今回登場の皇帝サマは合衆国とかそんなのかねぇ。そう考えると奴隷がエルフや獣人というのも、人間と比べて差別しているところなんかは、日本人を上級国民と庶民とに分断して上級国民が庶民を搾取する国内植民地状態ということからすると、明らかに種族を変えているのはわかってそうやってるんだろうなという話。
 まぁストレスを感じるというワケではないから別に構わないんだけど、もうこうなったら敵をインフレさせていくだけの単調な物語になってしまいそうなので、正直これにて先は読めたかな~という感じ。今になって振り返ってみたらヒロインのエルフの女戦士と主人公が信頼を築き上げるまでの話の方が面白かったかな。まぁ本当にこの先の展開が単調になるかどうかは原作読んでないんでわからないんだけど、アニメ化に際してこの作品を選んだのは別にストーリーの面白さではなくって、現代日本が国内植民地状態にあることを示すためにこの作品を選んだというだけの話のようにも思えるんで、ある意味これで作品が終わるということを考えると役目通りの働きをしたといってよいのかも。

ヒロたる#9

 せっかく担当アイドルとの関係性も良好に保ててこれからアイドルが上り調子!というときに、ヒロインとアイドルの仲の良い様子が隠し撮りされて危機に陥る話。おー、ここで来ましたか…。隠し撮りの犯人が、もう携帯端末をこれ見よがしに視聴者に見せつけていたから間違い様がないと思うんだけど、メインキャラが頑張ってお互いを高め合ってるという段階で突き落とすのよー分かっとるわという感じ。というか、1クールで終わることを考えるとタイムスケジュールとしては妥当だよな。
 まぁ人気商売に限らず、現実に働いていると本人に何の落ち度がなくても、クライアントの嫉妬を買ったりしてうまく仕事が回りそうにない…ということになれば、容赦なく当人を弾き飛ばすのが常なので、今後どうなるか楽しみ。今までの流れだとこのままヒロインを失意のうちに退場させる…とは考えにくいんだけど、だとするといかに納得できる展開にするかが勝負になってくるワケで、今まで視聴してきた立場からすると不安よりは期待の方が大きい。現実離れした展開にするにしろ、いわゆる見せ方というか処理の仕方だよな…。絵空事で現実にはあり得ないことでもこうあってほしいみたいな見せ方になるか、ご都合主義で凝り固まっていやいやそれはないでしょということに結果的になっていくか。まぁダークホースとしてヒロインが切り捨てられて社会の厳しさを学びましたENDもありはするけど、アイドル活動がターゲット層に希望を与える…というテーマなのでさすがに穴馬程度と言わざるを得ない。
 というか、なるべくこういう状況を避けるためにアイドルが常日頃からヒロインとの距離を考えて態度にあらわしてるというの、よくできてるよなー。あそこまでやって、なお昔からの隠し撮りなんだから、事故のようなもんだよなーと自分ですら思う。ヒロインもわきが甘いといえば甘いとは思うが、将棋や囲碁でいう間違いの一手を打ったわけではないし、コリャ避けようがないだろという。

まちカドまぞく2#8

 喫茶店のメンバー含めて動物園に行楽に行く話。犬の飼い主の女の人、魔法少女やシャミ子はそれほどでもないのに、喫茶店のバク店長とは懇意なんだな。ワロタ。
 なんかライトに仕上げてるが、桃のシャミ子に対する執着がちょっと激しくなっていて、これは物語に対するドライブ力を上げてはいるんだけど、現実社会でもこんなだと結構厳しいものがあるなぁという印象。でも気持ちはわかる。前から言ってる通り、桃は助けられた側からのスルーがあまりにも大きいから、心理的に頼らざるを得ないというか、シャミ子がぼんやりとしているように見えながら、アレ結構な人たらしというか、コミュ中に近いものがあるキャラクターに描かれてるように思う。これもある意味寅さんなんだよなー。
 シャミ子は、なんというか、人に関わろうとするのも、決して打算的なものではなくって、仕方がないから、ほっとけないから…みたいな純粋さがあって、決して卓越した力を持ってるわけでもないし、ならば問題をスマートに解決することもないんだけど、「こいつに関わって自分が何か得になるだろう」というものがひしひしと伝わってくるから、他人に都合よく使われるだけで決して桃当人は顧みられることがなかったワケだから、桃にこいつはほっとけないと思わせる何かがあるんだろう。
 なので、喫茶店メンバーから唐突に善意に近いものを示されても、そりゃ疑うのも当然だし、そういうことではこの2クール目は桃のリハビリが主なテーマなんかなと思わなくもない。

黎明期#8

 なんか主人公が襲われて、生徒たちも襲われるのだがそこには仕掛けがあって…。うーん、主人公がダウナーな感じな物語は他にもたくさんあって、それはそれとしてもなんか主人公の生命力がいやに薄いな…とは思っていたのだけども、今回の話でちょっと気になったのが、これは物語ではなくて、テストケースの詰め合わせなのでは?というところ。
 結構事件は起こってそれなりに展開は激しいと思うのだが、そうだとしても結局主人公は村に派遣されてそこで交流のためにのんびりしてるという構図で、話が前に進んでる感じがしない。で、ちょっと思ったのが、この作品主人公たちを試してばっかなんだよな。物語に試練はつきもので、むしろ試練のない、俺TUEEE展開なんてつまらんの極致だと思うんだが、普通試練を乗り越えたらそこに成長しただの、なにか友人だとか物語を先に薦めるためのご褒美があったりするもんだが、そういうものが一切ない。ちょっと前にも主人公に魔法使いになりたいのであればこの村で腰を据えて安穏としていてはいけないという助言があったように、もちろん試練には彼らを成長させる何かは込められてるわけだが、もう中編が終わるというのに、これから物語が大きく動くという気配がない。ただ、個人的には、村であれこれいざこざが起こっても、生徒たちがそれすら日常として対応していく姿はちょっと昔に流行った終わりなき日常というのとは違って、まぁ宮台の言ったそれはこれから日本は成長なんてしないんだからすべてを諦めて平凡に日々を過ごせみたいなニュアンスがあったのだというイメージが強いが、この作品の場合、そのいざこざやそれを解決することで得られた知見をコツコツ積み上げて人間として深みを増していくという要素は感じられるから、そんなに悪くはないかなという気がしてた。
 ただ、なんというか、主人公たちを試す側は、まぁいっちゃぁなんだが、理不尽を大人側が押し付けてるって印象が強くて、いやいや大人側はそれをうまく処理できてんの?という疑問があって、そのへんの試す側と試される側のバランスが、現時点ではあまり良くないなと感じてしまった状態。まぁ次回、サブタイからすると話が動くようだし、そのへんはボチボチ焦らずといったところ。

おにぱん#8

 おにパン効力切れのため、新しいおにパンゲットのため試練を受けに行く話。前回中盤だとか言ってたから、さすがに最終回ということはないだろうがサブタイにはちょっと驚いた。中身はフツーのギャグ。使用期限があと一回の、そのラストをピンチの時に使うかと感心してたのだが、よく考えたら効果はコスプレだけで能力向上はなかったと気づく。やる気になって一度は挑戦するが、ダメだとなるとすぐ諦めるのは最近の若者事情かと思わなくもないんだけど、いざ自分が同じ状況になったら確かに諦めてるかなと思い直した次第。
 自分は通して視聴してるんだけど、これ、本当は五つの細切れで最速放映されてるんだよな?。いちおうアイキャッチでここが切れ目なのか…とわかるようになってるんだけど、通しで視聴しても違和感ないのはよくできてるんだろうねぇ。

しゃちされたい#9

 はじめてのおつかいと、月見とハロウィン。うーん、大分自分もこの作品に馴れてきたのか、あまりストレスを感じることが少なくなった。というか主人公、それなりに子育てしてるように見える。化け猫が家事をそこそこ負担してるから、いい意味で役割分担できてるんだろうなとは思う。
 今回ちょっと気になったのが視認関連。はじめてのおつかいでは八百屋と魚屋に行くのだが、結論から言うと化け猫は見えてるが、ょぅι゛ょ精霊は見える人が限定されてるという設定。まずは八百屋から

 二人で八百屋に入っていくが
 店員が相手にするのは化け猫だけ。なのだが、ちゃんと精霊もいる。店を去るときは二人一緒だが、おそらく八百屋にはょぅι゛ょ精霊が見えてない。
 魚屋だが、
 二人並んで魚屋の店頭で注文をしようとするのだが埒が明かず、魚屋が店先に出てくるが相手にするのは化け猫だけでょぅι゛ょ精霊はうつってない。化け猫が泣き出してょぅι゛ょ精霊は抗議をするのだがおそらくこれも魚屋には見えてない。
 そこに、シャツを買いに行ったエピソード時の洋服屋が通りかかって、彼女にはふたりともみえてるから「あの子“達”」というセリフ。買い物が終わりょぅι゛ょ精霊が引き返して会話するのだが、このときは魚屋は声はすれども姿は見えず…の状態なのだが、振り返ってないので声だけ聞こえてるという設定。洋服屋を見送っても声の主は見えずという描写。
 いちおう八百屋も魚屋もょぅι゛ょ精霊が見えてなくても支障ないようなシナリオにしてるのだが、よくわからん。まぁ原作がこうなってるのだからこうしてるというだけの話だろうが、そもそも原作者が、二人のうち一人だけが存在を確認できる、ょぅι゛ょ精霊はわかる人とわからない人がいるという設定にしてる意味がまだ分からない。別に二人とも見えていても物語の構造は変わらないから、片っ方だけしか見えないという設定には意味が込められているのだと思うが、最終回までにそれが明かされるかどうか。