恋せか#6
ヒロインが功績を認められ、昇進と動物との合体手術を持ち掛けられるが断る話。話自体はありきたりだし、なんてことはない昔通りのフォーマットなのだが、妙に感じ入ることがあって視聴してから感想書くまで時間がかかってる。というのも、この話のフォーマットが昭和中期あたりのもので、ヒロインの家庭のありかたがそれっぽい感じで、テーマが自己決定権だったから。
ヒロインが今の組織に入ったのも、父親が勝手に応募したからなのだが、その割にこの組織を嫌がっておらず、まぁ実際あの組織の構成員もヤクザなんかのように、他に行く所のない弱者が仕方なく行く所のようでもない。今ドキの大企業だと、コネというよりせっかく若者を正規雇用してもすぐやめてしまい教育投資が無駄になってしまうことも多いから、親が社員だと会社に対する印象も悪くなくて、親が保証人代わりというか、会社のやり方なんかも親経由で理解させやすいし、これ、割と合衆国なんかでも親族経由で雇用することがそこそこあるらしい。でもこれはそういうものではなく、前近代あたりの子は親の仕事を継ぐことに特に何の疑問も感じてないに近い。しかも高校生で働いてるのだから、数えで15になれば一人前の大人であった前近代そのもの。ところがこの作品の世界観は現代の職業選択の自由は達成されてるという設定なのだからオカシイ。
さて、ヒロインはヒロインで、改造手術を受けて能力を高めることにはそう忌避感を感じておらず、まぁこれもオカシイのではあるが、それで結構フラットに改造手術を受けるか受けないかを判断してる。今までが家庭の都合とか、自己決定権があるということ自体が頭からすっぽり抜け落ちてたわけで、相手の男のおかげで自己決定権を行使したメデタシメデタシな結論ではあるが、これもヘンな話で、それは本当に自己決定権を行使したと言えるのかという疑問がある。今までが家庭や自分を支配していた通念で判断してたことが、単に相手の男を主軸において判断しなおしただけの話であって、社会的関係性をすべて自分から削ぎ落して、純粋に自分がやりたいこととして判断したわけではないからだ。だからといって、人間、本当に社会的に丸裸になれるか?と言われたら、それも理論上無理なのであって、人間歳を取れば成長もするし、そのたびに価値観は変わるから、その瞬間瞬間で自分は正しい判断をしたのだと思ったとしても、ほんの数年で変わることなんてザラにある。結局その時の判断が正しいかどうかわかるのも、後になってあーあの判断は正しかったんだなとか振り返って分かることではあるし、しかもそれすら怪しくて、仮に間違っていたと考えたところで、別の選択肢を選んでいたとしてもそれでもたらされた結果が自分が後付けで判断した通りになるかどうかすら怪しいわけで、結局プリンは喰わなきゃ味がわからないし、食っちゃったらプリンは無くなってしまうのであって、食っちゃったら食わなかったときのこともわからないというだけの話。
なので、今回も最初は自己決定権を示唆してヒロイン自体に選択権をゆだねるとか、ええ男捕まえたな…という単純な話でもなくって、だからこそこの古いフォーマットが淘汰の末に生き残ってるんだなということがぼんやりわかって、今の今までしみじみしてたという。
阿波連#7
弁当二題にババ抜き美術の課題。なんかヒロイン無駄に能力高いというか、超人なので、男が凡人なのにできないクンに見えてしまうのがなんとも微妙。ただ、お笑いとしては割とよく整ってるというか、お笑いはTV媒体でも基本ステージと演じ方は一緒なのでどうしても観客のウケを直接的にでも間接的にでも意識しないといけないが、これはもうオンデマンドで視聴者が楽しむパッケージならではという作りになってるような気がする。今ドキのお笑いというよりはむしろドリフの大爆笑という番組のコントに近い印象。
くノ一ツバキ#6
男の忍者の里から来た転校生を受け入れる話。転校生がボクっ娘なので、女であることを証明しろのシーン、股間がどうのとか言ってたが、転校生を主人公に預けたのは男の情報をマスクしろということだったと思うので、アレ、男の情報を開示してるジャンとか思ってた。でもあんまり大ごとになってなかったな。ラストで男の体のことを先生に聞くのかと思ってたらスルーだし、もしかして男を過剰に意識してるのは主人公だけで、他の少女キャラはどうでもいいって思ってる?。
あと、どうでもいいことではあるんだけど、転校生は男と一緒に暮らしてたからまぁアレでいいとは思うんだけど、男と一緒に暮らすどころか見たことすらない少女たちが、裸を恥ずかしがるもんだろうか?と疑問に思った次第。別に女同士が裸を見て恥ずかしがるのはあって構わないのだけども、女子校なんかでは、男の目が無ければ女同士でスカート捲りをやったりしてるという話も聞くので、そのへんどうなんだろ?といった感じ。江戸末期に来日した外国人が、日本女性が上半身裸であけっぴろげだったという紀行文を書いてるし、女同士ならなおさら恥ずかしがらないだろうと思うので…。
まぁ別に舞台が前近代なだけで、キャラのメンタリティは現代人に寄せて、あくまで今の思春期の若者について描いた作品…であって全然構わないのではあるけれど。
スパファ#6
入学式前夜と当日。早速娘がトラブルを起こすの巻。まだどっぷり足が漬かってるというわけでもないが、小学生の学園ドラマになると、なんだか話がちっちゃくなった感じはする。まぁフツーに考えたら、わざわざ子供を連れてきて受験させるのではなく、入学時点でめぼしい家族を買収するとか、そうでなくても学校と諜報機関がツーカーでいくらでも便宜を図るはずで、ただ、それやったら疑似家族(が本当の家族になる)物語にならんからやらんだけの話で、まぁどうなるか様子見ではあるんだけど、なかなか緊張感とか維持するのは難しいんだなと思い至った次第。
OP映像だったかEDだったかで、どうせ娘がご学友と精神的なつながりを構築するって流れなのは見えてるから、結局世界名作劇場っぽくなるんだろうなという予感はしてる。
式守さん#6
花火大会で穴場に二人で行く話。花火に行く話は二人でまとまってたのに、友人誘い合わせで、しかも途中二人でエスケープというのがよくわからんかった。二人だけで見るのなら最初っから二人だけなり別行動なんじゃねぇの?と思ったのだが、最近はこういう付き合いが普通なのかな。まぁ最近は友人関係がスマホで繋がりあって筒抜けなんだろうし、花火という楽しむ当てを見つけたら独占せず情報共有してて、しかもその時が来たら二人は抜けるって暗黙かどうかはともかくそういうお約束なのかもしれずで。
カッコウ#4
テスト勝負の顛末と、姉妹が会って交流する話。なんやろ、姉妹の話では姉視点でもよさそうなものなのに、個人的には妹視点に立って視聴してしまっていて、この微妙な心の動きがなんかよかった。いちおう作品中では兄と血が繋がってないことが分かって恋愛対象にクラスチェンジして、姉とはライバル関係になるとかそういう展開なんだろうけど、そういう恋愛要素がない部分がオモロイ感じ。
しかしなんだな、元ヤンといっても家訓あたりからすると、主人公の家庭はやっぱり貧困層ではなくって、親のヤンキー属性も若気の至りで一時期ハマってただけで、親たちの世代も貧困層というよりフツーの家庭であったという感じがする。昔は庶民は貧乏だったのが当たり前の時代の親に育てられたのが主人公の親みたいな…。今だと貧困層の子持ちはほぼほぼ家庭の教育力が崩壊してるって時代なんだよなー。
ガルフレ293祭り。
そろそろイベント報酬に293が来るかもと思いきや、またまた来ずになんとガチャに来た。活発なシーンだったからちょっと手持ちのチケットで引くかぁ、来ればSPにもなるだろうしとSR確定チケ使って
さて、この過程でその外れ枠である重藤が2枚来た。で、ステータスが結構いいので、もう一枚お迎えするか…と、手持ちのコインを使ってガチャを引いてみたのだが、これが撃沈。さらに293が補充される始末。あと、もう一枚の外れ枠である加賀美が2枚来たので、今度は手持ちのチケットに切り替えてしばらく引いてみたが、やはり当面の目標である重藤が来ずに、加賀美の三枚目を引いて一息置いて考え、そこで終了することにした。ちなみにSP効果のあるSR保健室の先生はチケットで一枚来たけど、一枚だけじゃぁなぁ…。
結局293は6枚もお迎え。三枚確保した時点で、四枚目はバッジ交換で3MExにすると考えていたのだけども、4MEXにして尚一枚余るという293祭りになった。
ちなみに293は四枚目どころか4MEXにでき、バッジ交換すらする必要が無くなったから、重藤をバッジ交換して3Mにするつもり。COOL属性は自分の手持ちで弱いので強化にはなりそう。
293はリングでEx進展させると大リングを1120も消費してしまい、在庫が文字通り払底する。
しかしこれで近々293がイベント報酬出来たりしてなー。ひと月のイベントで、レイド/対抗戦/ハンター/カリスマorふむふむの四つが来るから、4×12=48なので、イベント最上位は普通総選挙50位以内のガールが来ると考えるべきだが、293はカリスマやハンターで最上位になったりしてるからなぁ。なんか手ごろなところに頼むよって感じだけどこればかりはなんとも言えん。
*1:ショートタイツ、日本でいうショートスパッツ