キミゼロ#6

 二股のお誘いを断ったのに関係一時こじれる話。うーん、今回はいただけなかったかな。ヒロインの男遍歴を主人公は問わないのだから、過去フラれた話をしなかったぐらいでメンドクセー。ただ、ここでヒロインがスルーすればドラマにならないので、恋愛教科書的には、どんなにできた女でもなにが地雷なのかわからないから慎重に付き合えってことであればこれもまぁアリかもといったところだけど、あんまねぇ。
 ドラマということであれば主人公がサブヒロインに同情して付き合う…というのは今までの蓄積が台無しになって違う話になっちゃうからありえんのだけども、せめて主人公とサブヒロインが付き合わなければならない状況を無理やり作ってメインヒロインとの関係をこじらせるべきなんだけど、まぁ最初っから説教アニメとして作られてるのでドラマ性を優先させないのは別に不思議でもなんでもなかったり。

フリーレン#10

 魔族の油断を誘って撃滅する話。凄みはあったとは思うけど、別に今まで今回の話のための伏線が張られてたわけでもなく、クライマックスの盛り上げのエクスキューズとして過去話がでっちあげられていたから1クール最大の山場としてはフツーといった感じ。とはいえ、シナリオ自体はよくできてたから特に何か問題があるわけでもなく。

攻略アニメ#6

 救世主役が使い魔を召喚する話。これもフツーのRPGリプレイシナリオやなといった感じ。基本的におふざけ内輪受け要素しかないので、この話から何かを得るというほどのものはないのだけどもストレス要素もないのでぼんやり眺めていられる。虹ガチャとか召喚獣がマスコットなのはもう約束されたフォーマットだよな。

はめつ#6

 ヒロインは生き返ってもお花畑でした…というお話。うーん、これおそらくわざとイライラさせるように作ってあるなー。ヒロインもあの能力を持ってるなら地球潜伏時に使っておけばいいジャンと思ったのだけども、そのへんのエクスキューズはなし。もちろん前回仲間が殺される前にも能力を使っておけば自分を助ける代わりに死んだ親友も死なずに済んだと思うのだけども、そのへんは上記の通り、イライラさせるのを目的としてるというのを思い起こせばハハーンとはなる。口ではいくらでもキレイごとを吐くのだけどもやるべきときにやるべきことをやらず、センチメンタリズムに自ら酔って何ら事態が改善することが無い…からの主人公が断罪してカタルシスを演出…かな?。
 殺されるべきキャラを、そいつかいかに許されないことをしたのかという花舞台に立たせてから主人公が処断…みたいなタイプの話かも。知らんけど。

カノカノ#6

 金髪ヒロインの同居が決まる話。なんかこの作品の株が急上昇中やな…。今回はもう金髪ヒロインが主役とでもいうべき話になっていて、不屈の精神がこれでもかと提示されてた。
 主人公が同居を決めるというのも、これっていつまでも飢えた状態にしておくと渇望状態がいつまでも続き、現状何も変わることがないから一旦満足させて気持ちを萎えさせるってことでは上手い処理方法?で、これって子供をあやす方法で最近よく耳にする方法でもある。曰く、子供が店先で何か欲しがってグズるときに、否定語ばかりだと余計子供の気持ちが高ぶってしまうので、一旦子供の気持ちを受け入れてあげなさい(商品を買うということではない)というもの。ただ、この解決方法がいつでも成功するはずがないので、今回の話だってどうなるかわかんないよな。
 ただ、話としてよくできいているのは、五か月の期限を切って、ヒロインの気持ちが萎える…というのが条件でなく、あくまで主人公がよろめかなかったから…というようにあくまで判断基準は主人公にあること、だからといって主人公が偽ってウソの気持ちを言ったりしないのは今までの蓄積で明らかなこと。まぁ金髪ヒロインは主人公と関わればかかわるほど主人公が好きになっていったのだから、そりゃ同居したらその傾向が弱まるはずはないデショというのが読めてしまうのだが、では読めたところで話がつまらなくなるとも思わないので…。
 なんやろ?。個人的には最近の数話で面白く感じてきたのだけども、なんで第1期ではそんなに評価してなかったのか。まぁフツーに考えて自分がこの作品の面白さに気づけてなかったというのが最有力と思うけど…。

UDUL#6

 前回引き受けたクエスト続き。Aパートでは気づけなかったのだけども、あの花嫁ゾンビ、現代の経済的貧困から結婚すらできない若者のメタファーだよな。しかも大ボスにゾンビたちが立ち向かっていくシーンなんかを見ても、今回の大ボスは自民盗や経団連、官僚などの国民に対して搾取を尽くす上級国民で、反乱を起こすゾンビたちは上級国民によって貧困に突き落とされたかつての中流あたり。