トモダチゲーム#5

 すごろくゲーム大詰めの巻。うーん、よくわからん。自分がオヤッと思ったのが、最後の主人公の指示にメガネ君だけ従って、他の三人が従わなかったこと。今までの流れで、主人公のセリフにいちいち突っかかっていたメガネ君が、おそらく他の三人に胡散臭く映ってるハズぐらいのことはわかるんだけど、主人公が裏切り者はメガネ君だとほのめかしたりする場面は見当たらなかったから、そこをどうしてるんだろうなというのは気になった。監視室の黒髪ショートが気になる点が三つあるといってたから、その部分はおそらく視聴者にも見せてるはずだと思っているが、まさか前にメガネ君が三分時間消費している間に他の四人の様子を描いてなかったと述べたのだが、そこで新情報を持ってくるのか、いやそうだとするとちょっとズルくありませんか?とも思うので、そのへん気になるところ。今回のサブタイも結局シナリオ部分の予告ではなくてキャラのセリフだったわけで、まぁミスリードをドンドン仕込んでるね…という感じ。まぁ最後の最後でアンビバレンツな解決方法を示したのもよかったし、次回何が起こるのか楽しみにはなったから、素直に良かったなと思った。
 あと第三ゲームどうするんだろ?というところかな。主人公の言ってたように裏切り者を排除して次に進むというのはわかるんだけど、メガネ君を置き去りにして次に進むとこの物語が成り立たないような気はしてる。裏切り者がだれかをうやむやにして先に進むのも手だけど、それはもう成立しないように思うし、かといってメガネ君に謝罪させて他のメンバーが許してまた仕切り直しとは思うけども、本当にそれやるのか?と自分でも信じられない気持ちもありー…ので。

勇やめ#5

 コミュ力講座。うーん、難しいところ。なんかまるっきり教育番組というか、なんかビジネス用研修ビデオみたいな構造。中身は割とこの作品のキャラクターに沿って話が進んでいくからよー考えられとるわと思うしバランスはよいのだけども、教育番組そのものなのでなんだかなーといったところ。まぁそもそも、魔王軍がどうのといった段階で、面接官という仕掛けがありえねぇといったところなので今更ではある。主人公自体が新参者だから、アドバイスが説教臭くなるのがマズいと自覚させてるところとか、だからこそ性格的にはウエメセっぽいけど基本立場は同じようにしてあるとか、最後客が無茶をしたときに殴り倒すのをたしなめなかったとか、個人的にこれやられたらうんざりだわというところを全部回避してるから、なかなかやるなといった感じ。それでヒキからの来週サブタイ告知で、流れとしてもなるほどみたいなところがあって、そのへんうまく処理してるとは思った。個人的には教育講座っぽい要素は極力排除して、ドラマに寄せて欲しいとは思うものの、ここまで整えてあるなら文句言うだけ野暮だワナと感じるだけの物にはなってると思う。

バディゴル#5

 銀髪ボサロングのセッティングで主人公たちがVRゴルフをする話。いやー、こらあかんわー、もう自分が物語に求めてる要素をこれでもかと詰め込んでくれてる。ずっと泣きっぱなし。三文芝居と思うんだけどなー、最後主人公が検索しながら探してたVR施設に赤髪ポニテがいきなりやってきて、ゆびきりげんまんのいいトコでブレイクとかありえんだろーとか思うんだけど、これこそが続きモノの物語のあるべき姿だしなー。使い捨てキャラだと思ってたヴィペールさん@名塚佳織も再登場だし、これ正座して待ってるしかないだろー。
 しかしなんだな、これ、VRでゴルフができるのなら二人で示し合わせてe-sportで対決してもよさそうなんだけど、生身の体一貫で勝負とか、お互いの背景も込みで勝負とか、ドラマはドラマでもゴルフの特性を生かしてるし、前回の与える与えないという観点でみても、黒髪ロングが相手の事情に無頓着(まだわかってないからではあるけど相手の境遇に対する哀れみがない)なのと、金髪ロングの、自分の境遇に対するなんらかの鬱屈はあるんだろうけど、決して自分を卑下してないところとか、なにもかもが違う二人が同じ土俵でという舞台装置を整えてるのに気が引き締まる思いがする。