まちカドまぞく#4

 同じ街に住む他の魔族に会いに行く話。新キャラ登場で複雑性も増したが、OPやED映像見る限りあんまりレギュラー化というほどでもなさそう。桃の姉の情報をタダで入手させるわけにも物語上はいかんのだろうから、シャミ子にそのコストを負担させるために店の手伝いもさせるし、困難にも遭わせるのだろうけど、こう4話も経って話が一向に進まないというのもちょっともどかしい。まぁ個人的には個のグダグダ具合が心地よいので、尺を気にせずやってくれても構わないのだけども、さらに続編が用意されないのであれば、今期でなんらかの到達点にぐらい達して欲しいというのはあるわけで。

骸骨騎士#4

 エルフ仲間の情報を得て、エルフの子供を救出する話。前回の話でもふと思ったのだけども、エルフさらいは前からあったようだし、エルフ族の方でなんか臨戦態勢だとか警戒態勢だの、日常から奴隷商人に対する防御をしてたのだろうか?と不思議に思ってしまう。とにかく物語の勧善懲悪というスタイルを貫くためにエルフの子供はさらわれた状態でなければならず、その状況設定を詰めるのはあんまりしてないように見えるのがなんとも。ただ、現代だと民衆がオレオレ詐欺だとかに簡単に引っかかるし、人を見たら泥棒と思えほどではないにしても、割と他人に無警戒で悪徳商法に引っかかってそのくせ助けてもらった時にはその助け方に文句を言うとかフツーに報道で目にしたりするのでその反映かも…と思わなくもないが、まぁそれはさすがに考え過ぎかな。
 今回の救出作戦もそれなりにエクスキューズはされてるのでそんなにダメだというつもりもないんだけども、別に念入りに調査してさらわれたエルフの子供たちの囚われてる牢に直接転移して取り戻してHEでも構わないわけだが、これも結局のところ物語的には悪人がその報いを受けるシーンを描くことが必要だからこういう筋立てにしてると考えるしかなくて、まぁ忍者との出会いとか、主人公がヒロイン以外にもエルフ族の信頼を得るなどの要素がなければ、結果だけ示して先に話進めちゃってよってな感じ。まぁそれはそれで味気ない話なのでどうでもいいちゃぁどうでもいんだけど、ストーリーとしては平凡でしかなくって、でも視聴しててストレスは感じないからダラダラ眺めてるだけって感じかなー。
 あとOPとEDが何気にお気に入り。OPはビジュアル系バンドの雰囲気があって、こう思いのたけを叫ぶって感じではなく、余裕をもって吟じてるって感じが何気に好感度高い。EDは典型的なアイドル楽曲という感じなのだが、OPとは逆に主張を思いっきり吐き出してるって感じが熱さがあってなかなかよい。あんまり一般的向けではなく、このアニメに特化した歌詞にしてきてるんだけど、こっ恥ずかしさを乗り越えた思いっきりの良さが感じられるのもなんかよい感じ。

恋せか#4

 前回の遊園地写真をもとについに二人の関係が戦隊メンバーの一人にバレてしまうのだが…の巻。おー切れ込む切れ込む。前半ヒロインが嫉妬してプロレスの調子が狂うのだが、女は女で自分の状態を素直に男に告げるし、男は男で女に必要なものを与えてるという構図。後半は二人の関係をなぜ壊さないのかの理由が告げられるしで、まぁ予定調和ったら調和なんだけど、事情が明らかにされるまで秘密の状態を続けていたのは視聴者としてもいい意味でヤキモキさせられたし、シナリオとして悪くない。
 昔の少女漫画だと、もともと男に目をつけていた集団のボス格の女がいるというのに、ヒロインが物語の最初っから華麗に登場して男とヒロインが恋愛を成就させてHEという物語が、それはそれはたくさん存在していたのだけども、これ、よーく考えてみたら新登場のヒロインは登場する前の主人公を巡る女の関係性をまるっと無視して横取りした…という構図なんだよね。たとえば男女を逆転させて考えると、昔の物語は「集団の一番の功労者(男)がそのおかげで集団で一番の女を報酬として得る」というものがあって、これはまた再度女男逆転させて考えると、集団の中で一番価値の高い女が褒美として男に与えられるということになるわけで、その価値は集団で決められるもの。要するにオンナで誰が一番なのかはその集団の価値基準で決められているのが普通であって、それまでに女同士での戦いがあって、その末に誰が一番の女として、与えられるべき男の優先交渉権を得るかということが既に決まってる。要するに男女関係なく、社会の一番の功労者は異性選択権を優先的に与えられるって話なのであって、戦隊ピンクはヒロインが自分より優先権を持っていると認めているということ。
 なので、今回の話は正義の組織とか悪の組織といった、組織と個人との契約関係ではなく、それすら超越して、個人が社会にどれだけ貢献したのか?ということで関係性が作られているという話なのであって、文化人類学的に何が正しい行いか、何が正しい判断基準なのか…ということが示されているというワケ。
 しかし、ヒロインも高校生だったとは思わんかった。怪人開発部がサラリーマンに対する応援歌?、まぁあれはホワイト企業が舞台だったらあんまり応援歌って感じでもなかったと思ってしまうのだが、これもフォーマットが似ているからそういうジャンルなのかと思ってた。ただ、主人公とヒロインの両方が高校生なら、その構図は崩れたということになる。
 でも構造的に面白くなってきたのは、昔だったら、共同体は大人が主体として構成しており、その中で近代的な自己決定権はない、もし自己決定権が欲しいというのならば、それは共同体に十分な貢献をしろ、その見返りとして地位なり、その自己決定権が与えられるというものが多かっただろうし、前近代ではそうなってたハズ。昔は一人前の働きができなければ大人とみなされず、そして子供は一人前になるために成長するという過程が物語で語られてきたのであって、それこそが社会の安定性を担保するものだった。
 それが、現代に、それも後期資本主義が蔓延した今この瞬間では、貨幣価値こそが絶対であり、人の価値は貨幣の多寡にて決定される。そして社会の維持だとか、社会に貢献するといったことは資本主義社会にとっては邪魔でしかないという時代になっている。カネを稼ぐために社会を積極的に壊してるのも、それこそ大人にわんさかいるし、子供の欲望は際限がないから、それを媒介として親からカネを引き出す商売もわんさかある。カネさえ稼げれば人間的に成長する必要もないし、そのために縁故主義も蔓延してる。オトナですら社会を積極的に壊して、そういう連中が権力の椅子にしがみついてる現状、世間知らずの子供がいくら理念的に社会的に貢献したいと思っていても、実際問題後期資本主義を超越した社会運営に寄与することはないし、実際就職に際してカネの力に巻き込まれるしかない。
 そういう現代において、高校生が組織の論理を超越して関係性の物語を構築していく…というシナリオは、ちょっとこのどうしようもなくなってしまった資本主義社会への一石を投じる機能があるんじゃないかな…とふと思ってしまった次第。

黎明期#1~4

 少年期の若者の自分探しの旅っぽい。うーん、フリップサイドに主人公がロリ(ババア)に振り回されていて、劣等生であるはずの主人公が実は掟破りの能力持ちとか、JRPG世界のと禁じゃんといった感じ。まぁと禁を意識してるのならターゲット層は大人ではなく中高生だろうし、実際舞台は学園を離れるものの、主人公たちは教員と生徒だし、やたら青春と口走ってるからあんまり間違いないだろう。原作未読というか、ちょっとネットでggってみたらゼロの書関連作品らしくて、そのゼロの書自体アニメはおろか原作ですら目にしてないから何ともといった感じ。
 いちおう社会が二分化されて対立しているところからすると和解のテーマがあるんだろうけど、高能力者たちが派手にバトルしてるし、俺TUEEE展開をアレンジしてるだけで基本はそう変わらないのかなといったところ。キャラは立ってるし、純真な若者が抱えてそうな鬱屈をこっそり支えてるところはまぁそうなんじゃね?と思うのでターゲット層にそこそこ刺さってそうなのはわかるから、あんま物語にどっぷり漬からず眺めている分にはそう文句はないってところかな。


城姫クエストヒノモト無双、決勝進出

 なんかうれP。

 水城限定戦ということで、Lv150にまで上げてた今治三崎が活躍したと思いきや、今治は思いのほか特技が発動しない。予選では一回戦で1対3か1対2まで追い込まれての逆転で経過を見てたら結構面白かったのだけども、その後はヨユーで勝利、準決勝でも一回戦二回戦はさしたる苦労もなさそうだったのだが、三回戦ではけちょんけちょんに負けてた。
 まぁさすがに決勝では一回戦負けだと思うが進出しただけでもヨシということで。
 しかしやはり月末はしんどい。艦これも1-6の消化がまだだし、ガルフレはふむふむで、午前中は見事にほとんど寝てたからこれから追い上げないと…。

ルフレふむふむ終わる。

 前回最終日に全然三人目に取り掛かってなかったから、今回はちょっと反省して前日にLv40付近にまであげてたんだけど、結局今日走ってLv80をちょっと超えるところで強制終了。まぁ午前中フルで寝てたぐらいなのだが、午後からも気合が入らず、真剣に走り始めたのが終了二時間前ぐらいからだったから仕方がないかなといったところ。ただ、体感として特効アイテム使わずに確率でおこるスーパー大接近の発動率が今までより悪く感じたからそのへんも原因がありそうだけど、主な原因は走り足りないことには間違いがない。
 なんか別に今日だけでなく今月はホント眠たくて、艦これのウィークリーも、今週はともかく4月中は全部最終日ギリギリでネジ任務を終えてるから、そういう時期なんだろうとも思う。あと歳もあるよなー。