錆喰い#11

 赤髪が復活。なんじゃコリャみたいな感じだが、悪徳知事が鉄人という形で生き残っていたのだから別に不思議でも何でもないとは言える。ただ、こういう形にするんならいかにもあの廃工場らしきところで決着がついたような見せ方をすんなよとは思う。肉体は滅びても精神性は生き残ってるから、それも含めて完全に消滅するしかないというのならまだしも、赤髪の方は肉体も復活したように見えるんでなんとも。それに生き返るんだったらパンダ先生の中に生き続けるって話はどーなるの?みたいな。まぁ復活したように見えてあれは幻覚なんだと言われるかもしれんので、そのへんはなんとも。
 まぁこういう形をとっているんだったら、正味のところ目に見える形での決着そのものには意味がなくって、もう象徴的な提示しかしてないんだろうなとは思うが、結局今回の話がほとんどその最終結論に至るまでの時間稼ぎでしかないし、実は生きてましたの展開で興醒めなんで、あまり意味を考える気力がないというか。勢いはあるし絵的にも映えてるけどね…。

現国アニメ#24

 難民問題続き。なんか出来不出来が安定しないな。で、今回は出来が良い方。なんで難民が発生してるのか?については、魔族に攻められて故郷を失ったからと、こりゃさすがに納得せざるを得んかなといった感じ。で、難民がいるとの前提で国民として定着するかそれとも故郷にあくまでこだわるのなら出て行くの二択を迫る話。新港湾都市にアテがあるとか出来すぎな感じはするが、本邦だと廃村寸前の限界集落あたりだったらいかにもありそうな感じ。
 OP映像あたりで今回のゲストキャラが顔見せしてたのだがなんでインディアンの風体のキャラが難民問題?と思っていたら、あー、北米では本来彼等こそが土着の民なのに、白人に騙され父祖の土地を追い出されて、彼等こそが合衆国内の国内難民として位置づけられるからか~、何気に意地が悪いな…と気づいた次第。
 子供が生まれて、その子の故郷はどうなるのか?とか、そりゃ故郷が恋しいのもわかるが、いちおうこの物語の設定だと魔族に勝てる見込みがないんだから、そんなに故郷にこだわってもそれはかなわぬ願いだろ~とは思うのだが、そこはそれ、無理だとわかっていても当人たちの気持ちを最大限尊重するという態度なんだろうなと思うと、結構今回のシナリオはそれなりに心遣いが感じられて丁寧だった。最後夫婦漫才で〆るのもなんかほんわかしたなぁ。

怪人開発部#10

 新登場の怪人がアイドルを目指す話。いつもの正義の味方と戦うのに特化した怪人が、戦うのがつまらないと感じ、戦ってる場所の大型ビジョンに投影されていたアイドルに憧れてそれを目指すのだが、ちょっとやられた。戦いを有利に進めていたから、いつもの調子だとどうせどこか欠陥が現れてやられる展開だろーとか思いながら眺めていたので、やられるわけでもなく、その有利に進めていた戦いですら放棄して帰ってしまうから、これまた昨今の当世若者事情っぽい何かとも思っていたら、もっと突き抜けていたという。
 しかも周囲が応援する流れとかありえん…とか思っていたのだけども、そういや自分ラジオで小椋佳がインタビューで過去の話をしてるのを聞いていたから、彼、銀行員時代応援こそされなかったものの、芸能活動を制限付きで許されていたその事情を聞いていたので、あーこういう流れもアリかと思い直した次第。もともと発声機能が付いていなかったのを、幹部になんとかしてもらって、声が出たシーンなんかぶわっと涙が出たよ。
 怪人が…という部分はファンタジーなんだけど、今ドキはダンスも歌もコーチングでそこそこのレベルに達することができる時代なので、身内でステージやサクラを用意してアイドルごっこをさせること自体は可能だし、そのへんもう全然今までの話とは次元の違うものになっていたと思う。スチャラカなコメディがウリだと思っていたので、そのテイストを大幅に崩しはしないものの、なんか今となっては遠い昔のことになってしまった古き良き時代の関係性のあり方みたいなものが垣間見えて、今回ばかりは圧倒されるばかりだった。



またまたナニコレ?。

 3.5周年ということで毎日無料10連(正確には11連)で、またレアリティ最高のが引けた。

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 今回のイベントで新登場したキャラなので、おそらく恒常扱いで選択肢に入っていたのだろうけど、新追加キャラが引けるのはさすがにビックリ。こんなこともあるんだな。
 なんか運を使い切ってるような気もするので、五車ガチャのときはスカるんじゃなかろうか。