忍の一時#10

 親子それぞれの形。状況は決戦前夜という様相だけども、ここに来て若者たちにそれぞれ焦点を当てて親子のありかたを見せてくるのはちょっと意外だった。なんのかんのいって似てるというのもなるほどどいった感じで、自分もこの歳になって思うのだが、父親の話を聞くと、その時期一緒にいなかったのにどこか行動とか似てる感じがしてしみじみ思うことがある。
 しかし甲賀先代当主の死の真相があまりにあっけなく視聴者にポロリしてたのちょっとなぁという。いやまぁこのタイミングが最適ってのはわかるんだけどさァ…。あれだと赤毛くんの父が知りて秘してたってことでしょ…。甲賀の現当主は伊賀に因縁つけてたわけだけど、あれだけ簡単に死刑にできる制度なんだったら、あの事実を詳らかにして甲賀の現当主を死刑にしてたら、今起こってる混乱すべてなかったことになってたわけだが…。

チェンソーマン#9

 臆病ちゃん、実は有能だった…というお話。主人公が悪役ムーブをかましたら胴から一刀両断だし、今回の話、主人公側の勢力が一網打尽にされながらも一矢報いるというか、ピンク髪の上司の働きで撃退までしちゃうのだけども、この上司の使う技の代償がなんと「他人の命」だったという。臆病ちゃんのこんなところにいたらオカシクなるというセリフもそうだったが、もうキレッキレでワロタ。自民盗がなぜあれだけ強いのかと言われたら、アベの「税金で有権者買収」に見られる通り、「庶民から搾取するためのコストは全部庶民に負担させる」からだが、もうそれを地で行く設定。ただ、この上司の場合、自制が効いているのかなんらかの枷が嵌められてるのかそのへんはすべてが明らかになってるわけでもないのでなんとも。現状だれが本当の善人で、誰が本当の悪者化も明らかにされてないんだけど、現状の日本の格差社会…というより階級社会化して貧富の差が拡大してるのだけども、その日本のイシューをこんな容赦のない形で組み込んできますか…というある種感動にも近い何かがあった。
 ネットでの評価をちょくちょく目にするのだけども、藤本タツキは天才、エンタツは…という感じで、エンタツは前にも取り上げた通り個性を押し殺してスパファなので、とはいえ、あーなるほど、天才というのは単語として安売りされてるだけなのかもしれんのだけども、ストーリーテリングに熟達してる人なんだろうなというのはなるほど。今回でいうとあのピンク髪の上司が前回襲撃されていかにも…といったシーンだったが、まぁフツーに考えて死んでないでしょというのが確証に近い形で自分には伝わってたから、ここまではオッケー、ここからはNGみたいな差配を見誤らないんだろうといった感じ。

竜胆ちゃんゲット。

 メンテ明けでレイドイベントになったのだけども、配布キャラの無いイベントなのでのんびり。で、前に他のイベントシナリオにちょっと顔出しして気になってたキャラが、交換落ちしたので該当シナリオを読んで即ゲット。

 ピンクをベースとしたデザインのロリっ娘ツクモは恒常キャラで、そこそこ前に入手済み。リンドウ、もうこれはなかなかのコスなんだけども、乳首当たりの処理はさすがに下品なのでもうちょっと隠してくれた方が良かったなぁ。
 交換所→キャラクター交換で該当ページに遷移、そこでキャラ交換という流れだが、メダル交換型のイベントで、目的のものと交換して残ったメダルを「昂る種」という先日実装された、過去のイベント配布キャラ交換用のアイテムと引き換えにする形。イベント復刻という形で再入手できるようになっていたのだけども、新しいイベントが追加されると復刻イベントが入る余地が無くなってしまい、そこで順次シナリオイベント常時開放→シナリオ読了からのアイテムによるキャラ交換に今のところ落ち着いた模様。このイベントも一度は復刻してたんだけど、その復刻が丁度一年ちょっと前ぐらいで実はちょっと復刻を楽しみにしてた。復刻当時も、自分はログボだけ貰う日々を過ごしていて、本格的にこのサービスにのめりこんでなかったから惜しいことをしてた。
 キャラ緒元。まぁサービス始まってそんなに時間が経ってない頃の配布キャラなので、そんなに強いというほどでもないのだが、五凸するとさすがに見栄えがする。ちなみにリンドウちゃんの5凸で強化ポイントをほぼ使い果たす(正確にはいつも不足気味の防御とか魔防が払底したという話)。キャラシナリオは5凸で全開放の準備が即整ったけど、まだあとまわしかな。
 イベントシナリオはイベントがサービス始まってそれほど時間が経ってなかった頃のもので、短めの長さ。最近では気合の入ったイベントだと、全八章読めばヨユーで読了まで一時間を超えるものになってるが、これは30~40分ほどで読了したかなといったところ。いちおうガチャキャラのツクモと配布キャラのリンドウのダブル主人公のようだが、基本は元女優のリンドウがヒーローショーに出演することでコンプレックスを克服するというストーリーを軸に、ツクモはオラクル役という形で絡むので、リンドウがメインといってよいと思う。読んでみた感じどっかで見たようなエピソードをこのサービスにアレンジしたというそれほどオリジナリティが感じられるものでもなかったが、クライマックスシーンでのセリフでグッと突き抜けるので、ちょっと驚いたという。あと、今回の話を読んで思ったのだが、割と最近のシナリオを読むと長く感じてダるくなってしまうのだけども、あーなるほど、短くすると各所掘り下げることができずに表面をさらっと流すような構造にならざるを得ないんで、読み応えのあるシナリオにするためには、ある程度の尺が必要なんだなと。ショートショートだと一発芸になってしまうし、特に新キャラが絡むとなれば読者に馴れの時間も必要だろう。
 今回のメンテで、他にもリゲルやマユリ、アキエなどのキャラも追加されたんだけど、その追加キャラの中ではリンドウだけが未入手だった。いちおうそれ以前のキャラは笹蒲鉾以外未入手。笹蒲鉾もログインしてちょっとイベントページに寄ったら強制的に第一章を見せられて強引に入手しただけなんだよなー。