スローループ#9
娘たちだけで釣りキャンプに出掛ける話。うーん、なんか微妙な感じ。金髪が思いつきで提案をするんだけど父親に反対されて家出。作中キャラクターにも言わせていたがいかにもガキで、そういや前回発熱したら父親が仕事を無理に休んで駆けつけた…というのが反対のいいエクスキューズになってるなとある意味関心はしてたのだが、まぁこれでキャンプには行けなくなるという展開にする筈がないので、ずいぶん乗り越えやすい壁だなぁと。金髪はともかく、慎重な黒髪ボブもしっかりものの釣具屋の娘もいるからアレだが、作中で心配なのは言われていたが、まぁそりゃしっかりした交通機関を使うだろうし、女だから寝る場所も気を遣うし、何かあったらということを考えるともう社会インフラでも安全牌だけ切らざるを得なくなって、そりゃカネも使うワナとなるので、なんつーかコントロールされ切った遠足という感じで、あの娘たちにとっては成程良い体験にもなっているし、成長するための良い環境ではあるのだけども、なんか冒険感みたいなものが感じられなくて物足りなかった。
そのへん心情的にはゆるキャン△のしまりんや、スパカブのキャラたちのように、自分で物事をハンドリングしていく姿や、それで自分でできることをできる範囲で少しずつ増やしていって世界を広げていくというシナリオのほうが個人的にはわかりみが深い。
でもなんだな、今回の話でもフライフィッシングの魅力なんかは描けていたし、そもそもが趣味紹介作品で、高校生がなけなしのこずかいをはたいてランクの低いアイテムを使い倒すってみすぼらしいものにはできないわけで、ではカネに余裕のあるサラリーマン、男がダメならOLが釣りに興じるとか、もうちょっと年齢を下げて女子大生を主人公にしてしまったら、こう女の子がキャッキャウフフするという最大の客寄せパンダ要素を捨て去ることになるわけで、まぁ今ドキの高校生の状況を自分が正確に把握してるわけでもないんだけど、バイト先がふんだんにある都市部はともかく、地方の高校生、それも凝った趣味に興味を持つならそれなりの文化資本を持つ家庭だろうから進学校にでもいってるだろうし、なら地方の進学高校の生徒がバイトとか今でもなかなか許されないとは思うんだが、それいってちゃ女子高生が自由になるカネを持てないという話にするわけにもいかんから、最大限リアリティに寄った結果がバイトで趣味に投じるカネを確保してる女子高生なんだろうなと考えると、あまりツッコむのも野暮だなといったところで。
城姫クエストヒノモト無双
結局今日で敗退、しかも一回戦負けだったのだが予選が個人的に驚いた。まぁ試合結果が出たら、該当ページに飛んで準決勝戦に出てるというのはわかったのだが、予選の三回戦を買って準決進出なのか、それとも負けて敗者復活のお情けで準決進出なのかは、やはり予選を確認しないとわからない。なのだが、おそらく敗者復活だろうとぼんやり思って試合の様子を確認してみたら…、
- 五枚のうち、四枚吹っ飛ばされて一対五の圧倒的ビハインドになる
- 敵五枚のうち三枚をクルクルし、
- 残り二枚もクルクル弾き飛ばして勝利。
という展開。予選の組み合わせは、自分と反対側のブロックはステータス弱目で楽勝とおもっていたし、逆に自分のいたブロックはステータス強めで一回戦や二回戦で負けるだろうと思っていたので、一回戦二回戦は順調に勝ち進み、三回戦は上記の通り奇跡の逆転劇を見せられてしまったから、自分の予想の真逆でどうなるかわからんもんだなと思った次第。
今回は山城限定戦。正直なところ、無制限だと何を主軸に組み立てたらよいのか迷うので、限定戦のほうが方針を立てやすくて好みだったりする。
とはいえ、カードとしてはつよつよの柳生城を入れてあとは深く考えずに埋めたから、そう頭を使ったというほどでもないんだけど…。
