天才王子#7

 会談の場でいろいろぶち壊して、結果的に無事に自分の国に帰還したという話。うーん、どう評価してよいのか迷うが、まぁ全体を通じて結構楽しんだという事実は変わらないという感じ。番組が始まってスグに戦争をしてた国と、なんつーかダメな指導層が一掃されて仲良くなるって話は、どう考えてもこんなの歴史的にもどこにもないやろ!とツッコみを入れてしまうほどのファンタジーだし、今回の話でも局所的に、つまり主人公グループが逃げる途中崖崩れがあって…という仕掛けも、それ崖崩れが無かったら、普通に挟み撃ちにされてた可能性のほうが大きくない?と疑問に感じてしまうほどご都合主義のように組み立てられているので、リアリティの欠片もないなって感じなのだが、いや、もうこの作品最初っからおとぎ話にするという態度はそう隠してもいないので、冒険活劇としてみればよくできているのではとすら思う。この話を見終わって、いざ振り返ってみるとそれなりにエクスキューズはしっかりやっていて、おそらく主要キャラ殺害を主人公は最初っから意図してたと考えていたんだろうなという前提に立ってみればそのための準備をちゃんとやってました…という御膳立てはできているように思えるから妙な納得感はある。まぁ平家物語が史実をもとにしながらも決してすべて史実だけで構成しているわけでもなく、平家物語が伝えようとしているもののために脚色も行うしウソも交えて文学性を高めているわけで、これも結局はエンタメとしていろいろ盛ってるという部分は、まぁ個人的にストレスを感じずに何とか収まってるのかなという感じ。

アイちゃん、キャラシナリオコンプ。

 せっかくの祝日なので昼過ぎにゲームを起動し、行動力をちょっと減らしてその回復時にでも読むか…と行ってみたらなんとメンテ。しかたないから時間が経つのを待ち、16:00以降満を持して行ってみたら、今朝までやっていたイベントが終了、イベント無開催期間になってた。
 これが難しいところで、メインシナリオを進める良い機会なのではあるが、すぐにプレーヤーレベルが上がってしまい、しかも昨日述べた通り、キャラを強化するためにはそのための要素を蓄積していないと配分できないのだけども、ゲームを進めれば大体枯渇するようになっているから、プレーヤーレベルを上げることはできてもキャラレベルを上げることができなくなり、そうなるとメインクエストも難しくなって攻略が頓挫するということになる。で、行動力はダダ余りというか、溢れてしまいなんか時間の無駄というか、むなしくみてるだけ…みたいな状態になる。
 で、なんか今日オカシイのが、ゲームが良くフリーズする。新しいマップを攻略するときに、最初の読み込み時にハングアップすることが多いし、攻略途中でいきなりダウンすることもある。もう既に5回以上画面がグレーアウトし、中央にまるでフラッシュゲームが壊れたときのような困り顔アイコンを見てる。
 まぁそんなわけで、ゲームを攻略していてもストレスがたまるから、行動力がもったいなくともシナリオ読んどくか…という感じでアイちゃん純愛シナリオ突入。

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 ちなみにシナリオの画像は、6枚。ポーズが数種類あるのだが、顔の輪郭と髪は一切変わっておらず表情差分になってた。内容は結構甘ったるい表現で、自分が危惧していた下品さはあまりなかったのがうれしい感じ。序盤は自然な感じで、さすがに中盤以降は読者を興奮させなくちゃだろうからフィクションが多くなってくるのだが、全体としてゲームがこのキャラを大事に扱ってるんだろうなという風に思えてなんか妙に暖かい感じになる。実用からすればもっと過激にすべきなんだろうけど、そうではない感じになってるのはスタッフよーわかっとるわという感じ。濡れ場シーンは自分結構スキップして読まないことが多いのだが、アイちゃんシナリオは読んでよかったとは思った。