4thQ2022開始アニメ

アキバ冥途#6

 ビラ配りで仲良くなった他系列のメイドと姉妹の盃を交わしたが…。うーん、よくわからん。今回主人公と姉妹の盃を交わした相手だが、姉妹の契りを受け入れたのも、情報を流したのも動機が見えないのでそのへん。主人公は地義理の意味や重大さを説かれる場面があり、相手は同じシーンはなかったものの、追い詰められたシーンではそれだけの覚悟があったと見るべきで、その辺も承知のことということなのだろうけど、ビラ配りでのふれあいでそこまでやるか…みたいな。姉妹の契りの提案の時に相手は自分を当然のように姉とみなしてたわけで、主人公にいつまでも今のままで居て欲しい…というのも見えるけども尺が短かったとはいえ、もうちょっと主人公との絡みエピソードが欲しかったというか。
 ただねー、元々この作品はほぼ全編パロディだし、ただのシチュエーションづくりに引っかかっても仕方がないよなーという。で、自分こういうオハナシ割と好きなんで、なぜ相手がそういう態度でそういう行動に出たのかはヤクザ映画のフォーマットなんだからその辺察せよ…で済む話でもあるんだよな。

いつ海#2

 スリガオ突入前哨戦。緊迫感のようなものは出せてるけど、シナリオ自体は単調で退屈そのもの。セリフもゲーム中のキメ台詞を多用して内輪ウケそのものだし、らしくはあるけどそのセリフを採用する必然性自体はないので、ゲームをやってなくてそういう知識がない人は新鮮かもしれないが、ゲームでそのセリフばっか聞いてる自分だとどっちらけ。
 詳細までは…というのはともかく、史実もゲームでのこのモチーフの扱いも知ってる自分にとってはどちらの方向性なのか、それともその二つとも違う第三の展開なのかと気になるところもあるから視聴意欲もあるけど、前知識のない人にはつらいシナリオなのでは…とも思う。でも第1期のあの出来で、板の売り上げもよかったらしいし、新規さんもゲームに大量流入したようなので、正直なところ自分の評価が正しいとは思わんといったところ。全八話らしいし、次回はもうスリガオ夜戦というクライマックスだから、さすがにアニメオリジナル展開になるとは思う。

4thQ2022開始アニメ

 いちおう今期チェックしようと思った作品はほぼ数話視聴したので、感想書こうという気力がある今のうちに。なんか最近も眠くて仕方がないのだけども、起き抜けのまったりとした気分が妙に心地よくて何をするでもないぼーっとした時間を過ごしてる。まぁ無駄な時間の過ごし方といえばそうなんだけども…。

  • 水星の魔女 かなり久しぶりのTVガンダム。某所でシードや00は腐女子向けとあったが、これはそういうのではないという。方向性はそうなんだろうと思うけどもターゲット層を広めにとってるだけなんじゃね?という。物語としてはフツーによく考えられてるんじゃね?という感じ。一話一話でちゃんと話のヤマがあり、大きいストーリーの流れも停滞してない。まだまだ序盤なので、どう大きく動いてくるのかお手並み拝見。
  • 後宮の烏 新しいジャンルではないがオーソドックスというほどでもなく、でもまぁ話の出来は悪くない。九九とか一部のキャラは中国語読みなのに、メインキャラは日本語読みなのはナゼ?。
  • 悪ラス お伽噺の形式を使ったトラブルシュート&成り上がりモノ。一つ一つの要素はそれほど魅力的というほどでもないけど、物語として面白いと感じてる。
  • 農業関連 なんかJRPGの世界観の出世モノといった感じだけども、他の作品との差別化である農業関連のスキルが個人的には魅力的に感じなくて凡百のなろうといった感じ。次号予告の砂を払ったらサブタイが現れる演出結構好きなんだけどそこに凝られても…。
  • ぼざろ 陰キャが主役でもあんまり自虐風味が気にならないというか、雰囲気作りとか話立てとか結構よくできてるという感じ。今までバンド組みたいって連中のことを陽キャだと思っていたが、案外オタクと中二病が合体してるだけで、社交性自体はあんまなかったんだろうな…と気づかせてくれるのはちょっとした収穫。
  • ヤマノススメ4 3に至るまではだんだん袋小路に陥ってる感覚だったから、作り直しも含めて話が上向いてきた感じがするが、作品が持ち直したというより自分がこの作品についていろいろ気づかされた部分が大きいのかも。黒髪ショートの兄、最新話まで兄ではなく彼氏だと思ってたという。
  • 転剣 イントロ見た段階では話に特筆すべき点はないと思っていて、三木眞目当てで見始めたから、話もイマイチ、三木眞もはっちゃけてくれないとなると、自分にとっての見どころがないことを確認してるだけのような気がしてる。いちおう最終話まで視聴するつもり。メッセージ性は悪くないけどこの作品独自のモノってわけでもないからやはりツラい。
  • DIY 紹介モノではあるけど、ドラマ部分もよくできてる感じ。もちろんジュブナイルではあるんだけど、大人もしっかり描いてるから若者が気持ちだけ突っ走って壁にぶつかって…という荒っぽい話でないのは好評価。説教臭いと言えばそう。
  • アキバ冥途 基本ヤクザ映画のパロディなので、ついてきてる人どのくらいいるんだろう?という感じ。最新話で時代が変わり過ぎというぼやきがあるが、案外これがメインテーマなのかもな…という。ここぞというシーンで話が腑に落ちる感覚と、泣けることと、オカシくて笑うという複数の感情が同時に沸き起こるんで、シナリオよく考えられてるなという感じで結構楽しんでる。
  • 虫かぶり姫 少女漫画テイストなんだけど、ぼんやりした雰囲気ながらテンポはそう悪くないし、所詮これはお伽噺というエクスキューズが謙虚でまぁ見れていられる感じかな。少女漫画風味で、ストーリーは女のお気持ちとなろう系の国の立て直しをミックスさせる構成はらしいといっちゃらしい。しかし国としてあれほどの規模の図書館を持ってるとか、時代的にはもう近代だよなー。
  • 陰の実力者 異世界転生モノかーというところで最初はあまり気が乗らない感じだったのだけども、なんかテイストがツボに嵌ったのか結構楽しんでる。異世界ファンタジーと痛快活劇系の時代劇の要素とギャグのバランスがいいんだろうと思ってる。まぁ冷静に考えるとあまり人にお勧めするような作品ではないとは思うんだけども…。
  • チェンソーマン 物語としてはこの作品独自って感じはしなくって、ただやっぱりバランスがいいというのか、まぁ退屈はしないよね…という感じ。個人的にはテーマに貧困と、ヒトとしての剥き出しの欲望を据えてきたのはよーやるわって感じで、この扱いが上手いなーという。ジャンプ系なのでこの勢いが続いてくれることを祈る。
  • ステマ 主人公の周りに美少女が…という構造はもう萌えアニメでしかないんだけど、行間に込めてる部分が濃密なので退屈しないという感じ。物語としてもいろいろ考えられてるんだけど、バランスはイマイチよくないかも。これも個人的にはツボに嵌ってるから今のところ好評価だけど、あんまり人にお勧めするような作品ではないかなぁ。
  • 恋愛フロップス これももう恥ずかしげもなく萌えアニメの構造なので、懐かしいやら恥ずかしいやらなのだけども、なんとオリジナル作品らしいのでこれからの展開に期待。というか最新話の先生担当回で突拍子もない展開の仕方を見せてきたから期待度はいやがうえにも高まるのだけども、内容的にはやはり昔の萌えアニメそのものだったりするから過度の期待は禁物なんだろうな…。
  • ふうこいアニメ 仮定に仮定を積み重ねた話だというのを隠しもしないので、それを受け入れてしまえばドラマとして悪くはないんだけど、そのドラマ部分も基本下半身に訴えかけるようなもんだからなぁ。なんだかんだいってみていられるけど、おそらく主婦が昼下がりのメロドラマを見ちゃってるのと感覚は変わらないんだろうな…。
  • 新米錬金 ほんわかしたアニメでこういう雰囲気は好きだから見ていられるけど、RPG不動産のようなペーソスとか言語化できない重厚さはやはり足りない感じ。話として大きく変えなくてもいいし実際そう変わりもしないと思うけど、経営というのをこんなにも前面に押し出すよりもうちょっと物語にうずめたらよかったのではという気がしてるけどよくわからん。こう理想を高く掲げるってんじゃなくて、社会はこうなったら過ごしやすいじゃない?というテーマが見えるような気はするので、そのへんは高評価。
  • 忍びの一時 忍者が現代の科学技術を取り入れつつ進化したらこうなっていたかもって部分は悪くないかなー。話もよくできてると思うけど、やっぱり説教臭い。主人公の脇を固める凄腕の忍者と紅雪ちゃんのキャラがよくできてて物語中でもよく動くんでこれはちょっと目が離せないなーという感じ。
  • いつ海 よくわからんなーという、どうにも評価が定まらない感じ。今のところ雰囲気だけで突っ走ってて、シナリオとして視聴者を飽きさせないという、他の作品では当たり前にやってることをぜんぜんやってないので、異色の作品とはいえる。ゲームをやってるとか史実を知ってる人でないとなにやってるかさっぱりわからんのでは?。そういう意味ではファンサでしかないと思うんだけど、次回大きく話が動くかもしれんのでたった2話ではなんとも…といったところ。
  • 4ウソ 楽しめなくはないんだけど、わざわざ取り立ててこの作品を見たいかと言われたらそれほどでも…という感じ。笑いのヒット率はそこそこあると思うし、視聴を切るほどでもないけど、これが合わん人は合わんだろうなーとは思うがしかし。
  • ヒューマンバグ大学 トリビアものとしてバラエティの一種として見たらそう悪くはないかなという感じ。いちおう主人公を軸としたドラマも進行してるけど、おそらくネタが主役だと思うんで、どの回でもいいから一話見て合う合わないを判断したらよいと思う。
  • 宇崎2 まあほぼ前期と同じノリ。もうカップリングは終わってるので、痴話喧嘩とかのろけにストレスを感じない人は追っかけたら?という感じ。自分もほどほどに楽しんでるってところ。
  • ピーターグリル2 これもほぼ前期と同じノリ。新キャラが出たら既存キャラはその分だけ背景化するのであんまりドロドロした展開にならないなーという。前期はそこそこ面白かったけど、さすがに2期はマンネリ化してるかも。


 なんか視聴前にチェックしたように、そこそこ面白い作品が粒ぞろいって感じかなー。バディゴルのように破天荒で突き抜けた…というほどでもないけど、平均値よりは高い作品が揃ってるという印象。おんなのこ向け作品は、昔はお気持ちを中心に関係性だけで話が推移していくってものが多かったような気がするが、トラブルシュートを絡めてるのが特徴で、これは最近の傾向なのかな?。

追加された新章読了。

 マップを攻略済みで全部開いてはいたんだけど、ようやくシナリオ確認に着手。やっぱ2部のほうがオモロイ感じ。2部の主人公のうち、黄色ツインテの方の兄が登場という予告があって、それ関連のドタバタで終わるのかなと思ってたら、案外メインストーリーが進んだ…というか、いやストーリー自体はあまり進行したわけではないんだけどもサブストーリーで内輪ウケという方向性ではなく、あくまでメインストーリーにまとわりつく範囲内で厚みが出てたという感じ。キャラクターたちがどこで迷い、どういう範囲で折り合いをつけていくのかという、こう理想を突き詰めていくという方向性では全然ないのだけども、一般人ができる範囲でできる判断を下していくスタイルは肩に力が入らずに読めて、深く沈みこんでいくというよりは全体に染みわたっていくようなイメージ。
 ユニットとして追加されたムツカもがっつりお話に食い込んでいて、メインキャラクターではないんだけどレギュラー化して比較的重要な位置づけ。なんか一刻も早く交換したいという気持ちがないわけでもないんだけど、どちらかというと戦力的にも欲しいユニットはユカちんのほうなんだよねー。しかもガチャは別系統になってるから残り少ない石は排他的に使用ということになるし、時期的にも微妙な感じ。
 考慮すべき要素がもう一つあって、ガチャチケもプレミアとそうでないのとがあり、期間限定やPUはプレミアの名を冠するチケットしか使えない。ノーマルガチャチケは恒常にしか使えないのだが、現状プレミアチケットはほぼ払底してるが、ノーマルの方はそこそこの数の在庫がある。確認したら期間限定ユニットはノーマルチケットは全く関係ないみたいで、どうもムツカは期間限定ではなく、PU期間が終われば恒常入りして、在庫がそこそこあるノーマルチケットを使えることになる。ただ、ノーマルなだけあって排出率は低くなる。ただ期間限定ではないからアイテムでいつでも交換可能だから、先延ばしにしてもオッケーなわけだ。
 ユカちんの場合は期間限定だからどうしても欲しければ期間内にしかガチャも引けないし交換もできないのでそれまでに判断しなければならない。で、来週から2周年記念なのでガチャチケや石もそこそこ入手できるみたいで、でもまぁチケットはプレミアではなくノーマルがメインだと思うから、そんなにチャンスというワケでもない。ただ、期間自体はその2周年をまたぐので、決断するまで少々猶予はあるというワケ。やさぐれキャラで、メインシナリオでもツンツンした受け答えが大半だったから、キャラシナリオで敵対心が削がれた日常がどういうテキストになってるのか気になるし、実は交換アイテムは現状3ユニット分あるから、ムツカもユカちんも両方交換しても構わないっちゃぁ構わないんだが、どうしたものか。
 しかもどちらも入手しなかったとしても、現状だと追加される新章を読むにも、イベント攻略をするにしても別に両ユニットが必須なわけでもないから全然困らないという。艦これのように、イベント攻略に困りそうだからため込んでる補強増設を使うとか、やはりイベント攻略のために装備を一気に改修したいから溜めこんでる勲章を割っちゃうとか、緊急時のための予備を残しておいてよかった…ということがこのゲームでは一度もなかったので、定期的に交換アイテムを使ったりガチャチケを使ってコンテンツを楽しんでいく方向性の方が前向きのような気がしてきたんだよね…。ガチャチケの方は、300連分使ってようやくお迎えなんてことがあるわけで、備蓄すればするほど有利になるってこともないし。
 しかしまぁ、もう一方の忍者主体のサービスの方は、シナリオはまだまだ向こうの方がちょっと上だとは思うんだけど、ゲーム部分がほんっっっっとにストレスなので、ログインに至るまでの心理的ハードルが高くなってしまってる。不思議なもんで、ネトゲサービスもどういう要素がDAUを上げるのかわかんないものだなーという感じ。しかもストーリーがほぼ皆無で操作性も悪く、ゲーム部分がメインなのにそこが面白いというワケでもない艦これはイベントごとに参加料のつもりで課金してるけど、こちらは課金なしだからなぁ。