失格紋#5
防御の体制を整える&龍の正式加入。うーん、やっぱ俺UTEEEモノの範疇を超えない。まだ半分終わってないしおそらくこの作品の魅力を出し惜しみしてると思うのだが、もう個人的な印象は20年ほど前に大流行した出来の悪い架空戦記ものといった感じ。ただ、あの龍の、別にやる気がないわけでもないのだがどこか惚けてるあのゆる~い感じに癒されてる。これが無かったら見切っているかも。
着せ恋#5
結局コスプレイベントに出てしまう話。イベントはもっと失礼なカメコがいるのだと思っていたが礼儀正しい人ばかりで拍子抜け。恋愛状態に至る前段階としてはこんなものだと思うが、今回はコスプレというか裁縫のトリビアも、スーパーだかデパートだかの階段のお色気シーンも枚数使ってる割にはピンとこなかった。まぁコスプレイベントが今までの蓄積を踏まえたカタルシスの場ではないということだと思うんで、コレで正しいとは思うのだが、なんか調子狂うというか。
現国アニメ#18
寄生貴族の一掃の巻。あとネコちゃんいきてました…。うーん、やろうとしてることの意味は分からないでもないし、それなりにエクスキューズもしてるのはわかるんだけども、正直やっちゃいけないことを積み重ねてる感。ネコちゃん活かすんだったら前回の大げさな扱いはなんだったの?だし、今回でいきなり貴族を一掃するんだったらそもそもこういう事件を取り上げなくてもよいのでは?という感じ。
主人公が王国を再建するにあたり、これらの貴族が妨害してきたり、そうでなくても処遇に困って再建の妨げになっているという描写をそれなりにしてきたのならこういう構成もわかるんだけど、そういうのはほとんど描かずイケイケドンドンだったからなぁ。メインキャラというか、主人公に親和的なキャラとそれ以外に分けて、味方側には徹底的なえこひいきなのも気になる。ラノベ程度にそれを期待してはいけないのだろうが、物語のファンタジー色が一気に強くなってついてけないという感覚。マキアベッリの件もあんなに饒舌に語るんじゃなくて、それはシナリオに要素を織り込んでいけばよいだけで架空の世界設定でそれがどう機能するのかなんて個人的には全く興味がない。
とはいえ、やはり世界設定だとか貴族たちはおそらくモロ現代日本のなんらかの構造や階層に対するメタファーなりアイロニーだとは思うから、それを考えるとあまりダメ出ししてもなという感じではある。
なんというか、嫁が寝室に押しかけてくるあたりも含めていろいろ状況をずらしてはいるんだけど、なんのかんのいって銀英伝をやりたいのかねぇといったところ。