タクト#10

 やっぱり黒幕は…の話。タイたんはやっぱりマーラーでした…ということだったのだが、確かに交響曲一番は見どころに使われてはいたものの、時間としては五番のほうが長かったという。まぁそんなもんよね。
 音楽の話としては凡庸というか平均的というか、批判すべきところもない代わりにこの作品ならではという音楽論みたいなものはあまり感じられないという。取り扱ってる素材がクラシック音楽なだけで、なんか雰囲気がキャロチューに似てきたなとぼんやり思ってた。
 黒幕云々に関してはまぁそうねぇといったところだが、前にも中国が細菌兵器を開発してたのが流出したと合衆国が非難してたのを、いざそれ合衆国が細菌兵器の開発を中国に外注してたとツッコみを入れられたら痛いところを突かれてその後合衆国が黙った…なんてことになってたが、今だともうネットには合衆国の製薬会社が大儲けするためにコロナをワザと拡散させたって噂が広まってる。第一次大戦の戦時景気が、世界大恐慌で冷え込んだ際、また産業界が大儲けするためにWWⅡを引き起こした…という謀略の観点からすると、このコロナ禍も基本的には引き起こされた世界規模の戦争ということになる。そういう意味でこの作品の位置づけは絶妙になってきてるところはありそうな感じはしてる。