D4DJ#1~#10

 うわーなにこれたのしーみたいなのが素直な感想。でも直近の話だとシリアス寄りになって雰囲気が初期とは若干違ってる。最初はDJ講座みたいな感じで紹介も兼ねてるんだろうなと思っていたのだが、うーんなんだろ?、DJの定義がよくわからん。最初のころの説明にあったように、既存曲をアレンジしてつないでいくのが音楽的スタイルで、クラブが主体だから、客を盛り上げることがメインのような気がしてるんだが、中盤以降の流れだと、もうオリジナル曲を使ってパフォーマンスやってるから、もうバンド活動とかアイドルのパフォーマンスと何が違うのか?みたいな感覚。学校の昼休みにDJの番組やってるのはなかなか嵌ってるって感じだったが。
 もともと公開してる繋がるとか繋ぐってテーマが一貫してるし、エピソードとしてはフォーマットでありながら、その帰着点でハッとさせられるところなど、さすが雑破業といったところ。音楽に対する扱いはキャロチューのほうが真剣だが、アレはしょせん出羽守なので、個人的にはこの作品のほうが日本のポップ音楽の集大成といった感じで肌にあってる。
 しかしなんだな、もう今ドキの声優、歌が歌えないと仕事もらえないとかそんな状態になってんの?。#1では気づかなかったのだが、メインキャラに影響を与えた野外ステージで歌ってたユニットの片割れが、喫茶店の店員@水樹奈々で、EDも歌ってる。もう一人がフォトンのプロデューサーになってるが、どちらも物語には今のところ深く関わってない。まぁそのおかげで音楽作品としての出来もそこそこ良い。
 残り数話という感じだが、First Mixという但し書きなのでもしかして二期以降あるという前提なのだろうか。メディアミックスで他媒体の展開は既にやってるようだがそれとの区別でつけてるとか?。
 個人的にはDJの世界とやらを覗くか…という程度だったのだが、結構面白いと感じてる。