月とライカ#2

 訓練編。主人公どうやら上官を殴ったらしい。ヒロインの百面相も面白いっちゃぁ面白いんだけど、個人的にはやはりリアリティの部分というか、今となっては骨董品のような装置で宇宙に行ったという描写が単純に面白い。別に宇宙に出るために飛行士に必要とされる能力、例えば耐えるべき重力が昔と今とで変わってるわけではないハズなので、昔の人たちがどうやって宇宙開発を克服してきたのかという経緯がもうね。
 あと個人的には昔バンジージャンプで飛べなかったので、高所で足がすくむというのは妙に親近感が湧いたというか。観覧車などから見下ろす風景に恐れをなすことなんてないのに、いざ自分がその高さを飛ぶとなると、下の風景が一変してしまうという。