真の仲間#1

 元勇者が僻地で隠遁生活を送る話。ざっと見た感じ、ようやっと自分が見たかった妄想が見られるといった感じ。なろうなんだけど、大流行中の異世界転生モノでもなく、ファンタジー設定ながらそれなりにご都合主義は抑え目って感じ。これは原作に関係ないことだろうが、キャラデザで服にきちんとボタンがついているのが気になったぐらい。医者がネクタイを締めているのもなんかワロタ。まぁ期待通りの出来になるかどうかわからんけど、おそらくそんなに大外しはしないと思うのでのんびり楽しんで視聴していきたい。

ハチナイ#13

 再放送プラスアルファの、新規話分。去年も再放送をやってたと思うのだが、今年もこの#13を付け加えての再放送。個人的には大好きな作品なので、再放送の意図もなんとなくわかるし納得もするんだけども、よく2回も枠を取って再放送をやったよなぁという感じ。ゲームのほう儲かってんのかな?。アニメからゲームへの誘導って機能はもうほとんど期待できないような気はするのだが…。
 内容は#12から後の話で、メインは次シーズンに入部する中三生のお話。新キャラは5人出てくるのだが、基本は二人がメインで、残り三人のうち一人はメインストーリーの脇役として出番があった程度で、もう二人は顔見せ程度。メインの二人はこれはこれでサイドストーリーとして話がそれなりにまとまっているのだが、顔見せ程度の二人はちょっとした紹介程度で、このぐらいのことならむしろバッサリ切り捨ててメインストーリーを充実させた方がよかったのでは?という気もするが、紹介をやったってことはもしかして続編の可能性でもあるんだろうか?。
 今年は女子高校野球も、決勝戦だけは甲子園で試合をやったらしいし、この作品は高校野球の、もう人生の若い時代をすべて野球に捧げるようなあり方ではなく、普通の人でも間口を広くとって努力と楽しさのバランスをとってる作品なので、女子高校野球を盛り上げようという動きに一役買おうとしてるんかなというのが窺える。
 ただ、話単体ではちょっと物足りない感じ。#12までのキャラとの絡みがほとんどないから、古参キャラへの愛着が#13の新キャラには付加されないし、やはり#12と#13で断絶は感じられて連続したストーリーというのとも違う。いわゆるおかえりなさい感とかなつかしさが感じられず、なんかもったいない感じ。別に悪い話ではないし、草野球からの野球への親しみやすさというテーマはちゃんと描写されていていかにもハチナイらしさはあるんだけど…。