はめふら2#7

 ドールハウスセカンドライフの巻。うーん、いちおう魔法省編に入ってるのかな。カタリナ視点ではまだ前座という感じだが、まぁいつも通りの関係性強化って言ったところ。大枠のスタイルを崩せないから繰り返しになるのは仕方がないんだけど、ずっとこれを続けていくのだろうか。まぁ今回あたりは楽しいっちゃぁ楽しいんだけど、もう形式からして絵本に近い感じ。
 視聴者にとっては別に危機でも何でもないのが丸わかりなのだが、当のカタリナにとっては生死を分ける行動の選択をしてた…という緊張感があったのに、ジオルドのちゅーで恋愛を意識して、その緊張感も失われてしまったから、どうにも中だるみと感じてしまう。2期も残り半分だから、魔法省編で仕切り直しと思っていたし、あと一波乱はあると思うんで、それを期待したい。#1とか#2あたりの過剰なまでの演出でおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさも費用低減効果で薄れてしまうし、勢い自体も息切れとまではいわないまでもやはり若干パワー不足なんで、さすがに初っ端の勢いで突っ切るというわけにはいかなかったな…。キャラの関係性を繰り返していても、一話一話のテーマに寓意を含ませるとか重めのイシューを組み込むとかできないわけではないんだけど、さすがにそこまで期待するのは酷なのかも。

迷宮ブラカン#6

 魔王軍に寝返った主人公が幹部の妨害にあう話。男の娘エピソードが唐突に感じられるのだが、いちおう主軸は成り上がりなのかな。幹部連中が自分に課せられた業務を停滞させているだけでなく、他人に放り投げて足を引っ張るようすはもう現代日本の大企業の宿痾ともいえる現象で、まぁなるほどといったところだが、事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、日本を一つの企業とすると社長という立場であったアベは保身どころか企業資産を私物化までしていたわけで、今回の魔王幹部よりも桁外れに有害だったりする。あまつさえコロナ禍で火事場泥棒を働き、見捨てられた庶民が自宅療養を強要されて殺されているわけなので、おそらくこの作品が想定している悪者の想像の遥か斜め上をぶっ飛ぶ存在。
 しかし、救世主として人間側に呼ばれた主人公が、寝返った先の魔王軍でも救世主扱いされるとか、なかなか筆がのってる感じ。ただ、男の娘に対する説教で、目標を見失なわないのであれば戦略的撤退は可というのがどこまで本気の主張なのかよくわからん。まったくの競争がないのもアレだし多少の格差はあって当然なのだが、過度の搾取構造のなかで過当競争を肯定してしまうとその搾取構造を強化することにしかならない。なので労働者に勤労意欲を強制するのならばその過度の搾取構造も変化させないと社会は極まってしまうだけなので、そのへんどう処理するんだろう?という疑問というか期待はある。ヒキでの魔王の提案はそのことに対する一つの示唆にあたるものという気はするので、まぁおとなしく続きを待つというのが吉かも。

俺100#18

 鳥井加入直後のクエス終結。元凶の島民を問い詰めることなく殺されてしまったので動機が何だったんだろう?と思っていたのだが、ゲームマスターが明かすという。ただ、あの答えでは動機ではなくって目的だけしか明かしてないよね。とはいえ、この物語にしてみればそっちの方が重要なのはわかるが。主人公がモテるのはまぁなんとなく。会社でも中堅どころが部下に適切に対応して問題を解決していったら、それが女社員にとって魅力に感じてしまうことはよくありそうなことなんで、そういうとっかな。こう自己顕示欲はなくって、業務に必要な事柄を適切に取捨選択して部下の能力に合わせて仕事を割り振っていたら、まぁ自分でもそういう上司は敬意を持つだろうし、異性ならなおさら。個人的にはそういうマネジメント能力に秀でた上司に恵まれなかったからアレだけど、同じ職場の同僚にかつてそういう上司がいたみたいな話はよく耳にしてたので実在自体は疑ってないというか。
 次回からまた別エピソードで新キャラ登場らしい。ヒキでは外国人がお目見えだからおそらく彼(彼女?)がそうだと思うが、ゲームマスターによる三本仕立ての次号予告では主人公の祖母が…みたいなのが書かれてて迷う。あの三本予告、ギャグなのは明らかなんだけど、時々マジなのが混ざってたりするので侮れないんだよな。今回初登場のED映像に出てた黒髪ロングの少女が主人公の祖母なんだろうなと思ったり思わなかったり。

ピーチボーイ#7

 騎士団長のいた国が滅んでしまったところまで話が巻き戻る。最初面食らったよ。シスターとミコトが知り合う話も、吸血鬼の話も今回の後の話だと思うんで、視聴者にとってはいろいろ察しやすくはなるんだけど、もうちょっとなんとかならなかったのかという気はする。
 今回の話で出てくる差別反対の主張はまぁともかく、前回も言った通り差別構造を一昔前の作品より直接的に描くようになっているのは時代の流れなんだろうか?。萌えアニメが氾濫してた頃は、弱者を癒すだとかそういう方面が強調されて、差別している主体はあまりはっきりと描いていなかったような気がするのだけども、日本社会はもうそれではやっていけなくなっているというか、そういう目先の生きづらさを描いて、それで鎮撫するようなガス抜き作品では全然物足りなくなっているんじゃなかろうかという気はする。コロナ禍で政権がこともあろうか国民をあからさまに見殺しにしてる中、もう不条理を生み出してる原因に言及しなくてはにっちもさっちもいかなくなっているというかそんな感じ?。サリーサイドの立場では一時的な急場しのぎでしかなく、本格的にシステムの立て直しをするんだったら、もうミコトサイドのように原因に直接切り込んでいかないと解決からは遠ざかるばかりというか。

艦これ、またまた不具合。

 まぁ今までもずっと任務受けのところでは猫が発生することが頻発してたわけだが、数日前から画面遷移の折にまでちょくちょく猫が発生することになった。それだけでなく、出撃中もシーケンスが中断する。出撃ボタンを押した瞬間に猫という場面はまだ起きてないが、
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 戦闘紙芝居と戦果報告画面の間に挟まるこの画面でフリーズ。数日前に一回経験して、あーー直近のメンテ前は全然起きてなかったのにこれかよ…と思っていたのだが、今日は二回も経験。戦闘紙芝居が終わって画面が切り替わってるから、ちゃんとその戦闘は結果に反映されているかと思いきや、もう一回遊べるドンだったので、いちおう戦闘報告画面まで遷移しないとクリアしたことにならないらしい。上述の通り、この報告画面遷移時のフリーズはメンテ前には一切起きてなかったことなので、メンテで行ったプログラムに不具合があることはほぼ間違いないと思う。そこのところのバグフィックスを運営がやらないのであれば、イベントでゲージ破壊してもフリーズしてクリアできないことがあり得るということ。自分、不具合として何度も任務受けの件については報告しているが、返信も改善も一切されないのでもうあきらめてる。もう見切りをつけた方がいいんだろうけど…。