おさまけ#11

 末晴の過去が週刊誌ゴシップになったので、なら自分たちで過去のドキュメンタリーを作ろうという企画が立ち上がる話。小説家と妹キャラのエピソードを今回示したということは次は幼馴染の回なのかね。タイムリーなトピックだと思うし、おそらくこの作品のテーマである主体性にも合致してるシナリオだとは思うが、正直素材にはそんなに興味は無かったり。メイドキャラもいい性格してるんだけど、やはり格は数段下に設定されているらしく、しょせんにぎやかしに過ぎない感じなのがちょっともったいないかな。まぁ今から争奪戦に入るのも邪魔でしかないからこういう立ち位置なのは間違ってないのだが。

ましろ#12

 コンテスト個人戦の結果出るの巻。結果は説明もあったせいか納得だし、なるほど学園ドラマのイチャコラも、こうやってコンテストに出て主人公に他の優れた奏者との出会いをさせるのが目的だったのかと思うとそれなりにエクスキューズもされてたのねと感心した。まぁ号泣させてまで悔しがらせるのはちょっとやりすぎなんじゃないかとも思うんだが、主人公の演奏で会場が湧くというところで、演者と聴衆の関係性を示しつつ、奏者のモチベーションとテクニックの関係性まで絡めていて、これもまた今まで他者との厳しい関係性に晒されてない主人公が超然としていたのが「独りよがり」だという説明にも成程納得の流れ。
 実際の三味線の演奏も、正直主人公の後半の演奏と優勝者の演奏の差がよくわからんかったのだが、主人公の前半の演奏が三味線シロートの自分でもオールドスタイルの演奏だというのはわかったし、優勝者の演奏音に深みみたいなものが付け加えられて差をつけているのはわかったので、そのへん難しいところ。物語では主人公サイドを軸に作られているから、主人公の演奏より優勝者の演奏を有意差が感じられるほど優劣をつけてしまうとアカンのやろう。主人公>優勝者だと優勝者が卓越してることに説得性を持たせられないし、主人公<優勝者をはっきりさせてしまうと、主人公を応援してるキャラのセリフや態度がウソくさくなる。音がなければ、シナリオでそういう結果なんだからそういうことにしといてくれで済む話なのを、実際に演奏させてしまったら、その演奏で視聴者は優劣を判断してしまうことになってしまうので、このへんのバランスは難しかったろう。
 いやまぁそんなこんなで、こんなラストで本当に続編無しで済ませてしまえるのか甚だ疑問ではあるのだが、とりあえずの最終回。視聴前はまぁ人気作の映像化だし、手堅くまとめて無難に終わるだろうと思っていたのだが、想定してたより遥かに出来が良かったと感じた。音楽とは何かという切れ込み部分は原作由来だと思うんだが、それを支えるだけでなく、作品に彩を添えるという意味で特に三味線の演奏にそれなりにこだわっていたのが凄い破壊力を発揮してたと思う。アニメにすることに大いに意味のある作品だと思うし、それに成功してると思った。

そうむす、メインシナリオ読了。

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 悪くはなかったけど、話としての盛り上がりは最終章よりは直前の章のほうがあった。第2シーズンはダン戦キャラが前面に押し出されていたと思うんだが、最後の最後でアテナスにバトンを渡される感じで〆。
 うーん、オーラスエリア★3クリアは結構モチベが下がってる。もういいやみたいな。今もキャラ育成のためにログインしてぼちぼちプレイしてるが、冷静に考えるともうこれだって無意味なんだよな。ゲームでのアプデがないかわり、ツイッターでの更新が盛んになってるようなのだが、こうなると名残を惜しむにも自分はあまりにもプレイ期間が短いし、ゲームサービスよりはPOPキャラであることに愛着を感じてるので、オフラインでシナリオを読めるとかキャラ絵を鑑賞できるってほうがありがたい感じ…なのだが、それにコストをかけるはずもなく。まぁサ終が決まれば運営スタッフは基本解散して他のサービスに再配属なので、こうやって少しでも楽しめる状態にしてくれてるだけでありがたいのは間違いないのだが。
 石をかき集めたら、250連2回目、残り220連をやれなくもないことが判明。先日入隊したイフリートさんも早速Lv上限Maxにしたのではあるが、在庫の関係もあり他のキャラも育成できるかどうか微妙。でもあと残り10日ほどなので、やるなら早いタイミングのほうがいいんだよなぁ。