おさまけ#3
QBKで三者とも目的を達成できなかった話。結末はこれからも話を続けていくための方便だとは思うが、基本的にタイトルからするとこれで話は終わってると思う。次号予告もそうだし、そもそもOP・ED動画見たらサブヒロインてんこ盛りなので、そのへんダラダラ引き延ばしていくスタイルだと思う。先輩の思惑はほぼ自分の予想通りで、ヒキでこんなに詳細に言語化するのは野暮だなとも思うんだが、これ以降の話を見ない人にとっては必要なケツ持ちなんだろうなとは思う。
うーん、なんか俺好きのようなにおいを感じる。あちらは最初のエピソードを終わってしまったらタイトル詐欺になってしまったが、こちらは別にサブヒロインをいくらつれてきてもそれをメインヒロインが撃破すればよいだけなのでタイトル詐欺にだけはならない。そうであっても結局のところ(どちらが先行作品なのかは措いとくとして)個人的には俺好きとかぐ告の組み合わせでしかないような気がして、この先視聴し続けて意味あるんかいな?みたいな疑問はある。
しかし、ステージ動画、なんとかならなかったのか。アイドルモノのステージ動画はなんのかんのいって気合が入っているが、これ見てると滑稽にしか見えないという。まぁこの作品自体がおおきなおねえさん向けならこういうことになってないし、滑稽に見えるのは狙ってそうやってると考えるのが妥当だとは思うが…。まぁ久々に目にする萌えオブ萌えアニメといった様相。
スパカブ#4
バイク便のバイトをする話。オイル交換を自分でやっていたが、廃オイルの処理大変だろうと思っていたら、おそらくウェスに吸わせて燃えるゴミに出すっぽい。なるほど。
しかしそれにしても絵が崩れない。雰囲気重視だからそりゃそのとおりなんだけど、こう平行移動が多いからそれほど枚数使わないにしろちゃんとクォリティが維持できてるのはさすがといったところ。
フルダイブ#4
主人公の過去話でゲームはいったんお休みの巻。うーん、なんか強引な感じ。陸上競技の大会前に取材とか、いくらなんでも外部の人間が試合前の集中しなきゃならないタイミングに声掛けとかちょっとありえん。あと倒れた拍子に緊張が途切れたということなんだろうが、あのタイミングで失禁も基本ありえん。ゲームを売りに行ったら言いくるめられるのもやはり強引で、結局ゲームを続けないと話にならないから、こじつけでもなんでもやって主人公の気持ちの揺れ幅を大きくする目的との組み合わせがどうにも。例えば信長の野望系のリソース管理がキモなゲームだと、最初の経営を間違って対抗勢力との差がついてしまったら、そこから方針変更してもクリアが無理になる場合が多いので実質最初っからやり直しってゲームもあるし、挽回が容易なゲームでも今ドキはリセマラ上等なユーザーも多いので、序盤失敗したゲームをやり続けるというシナリオにどれだけの読者が納得するのかよーわからん。
まぁとはいっても、やはり個人的にこの作品は前回も述べた通り、リアリティを突き詰めたゲームだという触れ込みなのに、そうでないゲームのお約束を安易に信じ込んで雑なプレイをして案の定追い詰められる主人公は、逆説的に現実社会をゲーム感覚で生きる若者のメタファーということで、ある種のアイロニーになってるんだろうなと思っているので、まだまだ物語のエンジンがかかるのは後なんじゃないかと、じっと我慢の子である必要があるんだろうなと思っているという。
擾乱#5
なんか組織内でいろいろ整理が行われる話。今回でも物語のミッションが見えなかったので、まだまだ見通しは立たず。シナリオの大部はそう新しいものというワケでもなさそうなんだけど、この複数章構成がちょっと毛色が違う感じのようだが、これもよくわからん。
しかし、今のところ殺伐とした描写が続くのだが、これも結局のところ逆説的であっても救いの物語になるのかなという予感。