キンスレ#26
いちおう大団円END。リピネたんも生きてた。まぁこの手のファンタジーものとしては上出来だと思う。とにかく話運びが丁寧で、できるだけ矛盾がないよう構成されていたのはわかるし、こつこつ積み上げていく手法が地に足のついた感じがして手堅いのなんの。ただ、メッセージ性は普遍性のあるものを選んでいるせいか、現在の日本の荒れっぷりからするとなんかどこ吹く風といった印象は強い。もちろん荒んだ世の中でいがみあうのはやめようよというのはコンテンポラリー性がないわけではないんだけど、どうにも奥歯にものが挟まった物言いで、そうなんだけどそうじゃないんだよなーみたいな感覚はずっと付きまとってた。ゲーム原作で思い出すのはゼロクロなのだが、あっちはあっちで話運びが荒っぽいというか突き抜けつつ、社会批判要素はところどころ目伏せを入れながらもきっとそういうことなんだろうなーというのがわかる作りだったから、B級テイストを味わいつつキレッキレなのはあっちのほう。でも総合的な出来はこっちのほうが遥かにいい。あちらはキワモノ、こちらは中庸を極めたといった感じか。
キャラものとしてもなかなかよい造形といった感じ。ラストのフレイやマリアの情の深い、というか重っ苦しいキャラ付けも個人的にはなかなか胸を打つというか、ちょっと堪らんものがある。監督のお気に入りらしいクレオのはっちゃけぶりも、こうなんのかんのいって良識の範囲に収まるの「ではなくて」、ウザカワキャラとしてはなかなかよく考えられているというか。ゲーム公式でどんなキャラ付けなのかわかんないが、これがアニメ版の特色となってるのならよい仕事してる。公式といえばフレイの紹介ページのイラストがエロコスでビックリした。ゲームが所詮キャラ商売であるのだとすると、よーわかっとるわという感じ。ただカーセルはなぁ。社会批判要素を取り除くことが大きなミッションで、みんなをまとめてしかも包容力があるということを示すんだったら、なるほどこういう風にしなきゃだなと思うし、ルサンチマンの部分をリヒトに肩代わりさせてるから、処理としては確かに正しいんだけどやっぱ主人公だからな。ラスダンのようにむしろサブキャラのほうに主人公の役割を代行させてる作品とは違うから、そのへん現実とがっちり組み合うって要素がどうしても希薄になってしまうなといった感じ。
そのへんちょっと物足りなさは感じてしまう。といってもカネかけてそれなりにクォリティの高そうな呪術廻戦は2クール目全然視聴せず、実際にこちらの作品のほうが楽しみで毎週チェックしてたし、理屈を超えたところでどうやら自分にフックするところはあったわけで、なんとも難しいところ。ゲームキャラを壊さない形で要素としてうまく組み上げているところではスタッフの手腕は高いのはわかるんだけど、正直この作品を通じて視聴者になにか突き付けてやりたい何かギラギラした熱情はあまり感じないんだよな。まぁゲーム原作由来作品の難しいところではあるんで、仕事としてそういう形になってしまうのはよーくわかるんだけども。
馬鹿野郎#12
シュウビの盟友カイロウダンのテコ入れ回。今のところ個人の信念とやらはどうでもよい位置づけ*1で、設定上の調整という感じではある。とはいえ、エルシャの決断とか、リュートの民の陳情などは日本の安全保障と重ねてあるような気がしてるから、そのへんちょこちょこイシューは投げてるっぽい。ただ、カタルシスとしてはカイロウダンのシーンは迫力をだしてきたから絵としての見どころは十分っていったトコ。
蜘蛛T12
蜘蛛子がダンジョンを出る話。というか、ダンジョンを出るために地竜を倒す必要があったとかそういう説明あったっけ?。個人的にはようやっとダンジョンを出て他のキャラと絡んでくれるか…と展開が進んでくれるのはありがたいのだが、そもそも地竜と戦わずにダンジョンを出られるのならなんでそうしなかったの？みたいな疑問はある。というか、蜘蛛子はダンジョンを出たいと思っていたのか？そういう描写があったとも思われんのだが。
ようやく話が動き始めるのか…まぁせいぜいバトロアのごとく「そこで今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」ばりに旧クラスメイトどうしでいがみ合ってくださいよってなもんだが、とにかく初期設定の奇抜さで最初の数話はそれなりに緊張が保てていたのが、それ以降とにかく話が単調なので退屈してた。1クール後半は、結局やってることが勇者の継承と蜘蛛子のレベル上げだけなんで、これ、仮にゲームだとしても一番退屈な部分をわざわざ尺を割いて視聴者に見せてたことになる。メッセージ性に見るべきものがあるんじゃなかろうかと追っかけてきたのだが、さすがに後半からその部分を存分に示していただきたいといったところ。
みんなのフルーツ農場生活
GMOポイント、なかなか使いどころに困るのだが、今年に入ってポイント提供の見直しがされ、いろんなサービスが終了になったおかげで、ポイント稼ぎ他にないだろうかと探してみた結果がこのゲーム。ところが、
昨年flash終了を受け、おそらくHTML5仕様に変更した直後にこのサービスも終了が決定してしまうという。自分がこのゲームを見つけてやり始めたのが先月の下旬だったから、個人的な印象は本当に唐突。なんとかゲームの流れも見え、本日獲得ポイント3をとれるようになったからちょっと残念という感じはする。
月末の来週で終わり。図鑑コンプぐらいはできることならしたかったが、まぁこれでもよく開けたほうかも。GMOでの提供が終わるだけで、他のポイントサイトでは継続してるところもあるかもなのだが、一回当たりの拘束時間は短くても一回の操作でクールダウン時間が発生して半日は要求されるのがちょっとキツかったかな。始めたころは一日一操作だったのだが、それだと収穫が一週間に二回ほどしかできず、ポイントがゲットできなくてやらないほうがマシまである。
なんかflash終了でのHTML5化を見込んだものの、結局不景気のあおりでせっかくやった対応も全捨てになるのかなり空しい。ベジモン農場も、オリジナルのが終わるのはまぁそうだろうと思っていたが、後継の「どこでもベジモン農場」もすっころげたのにはたまげた。ゲームとしては別物だったのだが、ベジモン農場の終了の一か月後に終わってたから、まぁ人気なかったのだろうけど開発が無駄になった感が強くて諸行無常を感じざるを得なかったというか。
ガルフレハンター終了
いちおうフルぷち達成してると思う。三日目ぐらいまでは夜激のLvが高騰してたのだが、それ以降さっぱりで、全然累計ptを稼げず、昨日まで7000位以内に入れなかった。
昨日なんかは
と両チーム内2位になってしまう始末。でもその昨日が低Lvでの対戦だったせいか、かろうじて勝ち点3を獲得して今日になだれ込み、他人の夜激にまで存分に手を出して、一時は5800位ぐらいまで上昇。でもダラダラ順位が下がって6500位程度で終わったと思う。
正直出した夜激をすべて狩るか狩ってもらえば下位SRはとれるようになってるからアレだが、キャラがキノコだしステも大したことなく、また強化のマカロンも用意されてないからそれほどなのかな。上位SRははんなりさんだからそれなりにファンはいても強烈な人気キャラでもないし、おそらく熾烈な戦いではなかったのだろう。
さて、今月はカリスマ。ふむふむではないのでお供のアニメ視聴はないからちょっと寂しいが、その代わり艦これのランキング争いがあるからタイミングはそこそこ。上位はトムトムミッチー。お色気がないわけでもないんだけど、基本清楚ないでたちで、結構魅力的。でもカリスマで備蓄の飴を大量放出するわけにはいかないから、スルー確定。というかHRが他校生の直江でこれも割とお気に入りなのだ。勝ち気でとっつきにくい彼女の弱気な側面がまたそそる。
*1:とはいえ今回二人の信念が合わさればパワーアップという提示から、例えば国民全員が思いを一つにすれば…みたいなものの伏線になってるかも
