ましろ#6

 青森合宿の巻。なんかダイジェスト風味というか、この話こんなんだったっけ?という違和感があるが、今回の話のキモはどこにあるのか、それを軸に話が展開され収束していてまとまっているので別に問題ない。もうちょっと一波乱あるかと思ったんだけど、基本部活内での範囲にとどまっていてそんへんはまぁ。
 しかしなんだねぇ。今までもずっとそうなのだが、一話一話に音楽論というか音楽コミュニケーション論をぶっこんできてて、直球勝負に来てる感じで個人的には好印象。スケスタではショースポーツとしてのあり方、SK8では自分が楽しむものとしてのスポーツで、音楽はこれはもう自分が演奏者である道を究めるのなら、そこに観客を想定しない選択肢はないのであって、それがあらためて言語化されてると感じた。いま、コロナ禍での五輪開催でもめにもめているのだが、そのへん現実の競技者のほうが全然時代に取り残されているというか、スポーツを通じて感動をというのがおためごかしと馬脚を現してる状態。
 自分が中高生のころは、クラシック音楽はそれこそ演奏者は海外のコンクールで受賞して箔をつけて日本に帰り、プレミアつけるという権威主義的だったし、ポピュラー音楽はこれはもうカネ儲けだとか一山当てるだとのいったものから、軽音楽に至ってはモテるためみたいな下品な動機も山ほど目にしてきたのだが、そんななか三味線といえばもうこれこそ時代遅れで、幼少のころから親に手ほどきを受けてるんじゃなければ決してカネ儲けにもならずモテもしないということで敬遠されてきた楽器。しかしそういう本質に余計な色がついていないぶんだけ、本当に好きなものだけが楽器を続けてきたし、音楽そのものに対してまっすぐに向き合い続けてきたのだと思う。監修に吉田兄弟とあって、確かに三味線が若者にも支持されてきたのは彼らの世代からだという気はするし、そこから和楽器が見直されてきたという印象は確かにある。
 まぁそのへんテーマ選びも話運びもなかなかにして手堅いというか、なんか地に足をつけた感じがしてなかなか見ごたえがある。

蜘蛛T17

 勇者パーティーが迷宮を無事抜ける話。え、まだ合流しないの?と驚いた。全24話だとすると前中後のもう後編に入ってるワケだが、そりゃまぁ厳密に三等分になっていなくても、まだダラダラ話は続いていくような雰囲気。抜けるのが大変と煽りに煽って、しかも最短距離だが一番大変だという、困難に困難を重ねた設定のはずなのに、その実なんの苦労もなく通り抜けるとかハァ?みたな。勇者が蜘蛛子の前世を夢に見てたし、悪夢の残滓が出てきて@悠木碧の声だ…と思っていたら、すり抜けちゃうという。
 ヒキの海にぷかぷか浮かんでた蜘蛛子サイドの話も結局のところ人間サイドからしてみたらまだまだ過去の話で、両者は時間的にまだ同期してないってことなんだろう。厳しい世の中を生き抜くのがテーマでそれを押し出してきたのはまぁわかるし、多種多様なケースを提示するのもわかるんだけど、まるで人間サイドと蜘蛛子サイドが同じ時間を生きてるかもとミスリードするギミックが本当に必要なの?という感じはする。一通り視聴し終わったら、そうするだけの理由なり価値なりがあるというのがわかるんだったらいいのだけども、え、何?、それを視聴者に疑問に思わせ確かめるためには最後まで視聴しなければならないそういうシステムにしたってこと?。もう視聴し続けるのは嫌になった…というわけではないんだけど、ただひたすら不可解というイメージ。

馬鹿野郎#18

 壁を抜けたグランエッジャ一行だが、そこで見たのは外の世界ではなかったの巻。いろいろ熱い展開だったが、個人的な注目部分はそこではなく、やっぱリンガリンドは人間牧場である可能性。ルドルフのセリフからすると、頭に浮かぶのは「豚は太らせてから喰え」というユダヤの格言。日本も先の大戦で負けて以来、合衆国に間接支配のエージェントとして自民盗が作られ戦時下の体制が温存され、高度経済成長で肥え太ったあと、中曽根以降バブルが人工的に作られ人為的にクラッシュ、それまで蓄えらえていた国富がごっそり合衆国に持っていかれ今に至るという現実と「完・全・に、一致」してる。今までリンガリンド内での内部抗争に終始してたが、やはり初期のうちに感じていた植民地構造がまた鎌首をもたげてきたという感じかな。でもまぁその構造をラストもしくはラストまでに明らかにするかどうかはわかんないかな。アローに過去の記憶が戻ってないから、それが戻ってきてその構造が明らかになる可能性も十分にはあるが、そのへん個人的にはいろいろな憶測が働いて結構楽しい。

そうむす レベル上限識別色。

 ユニットページで各ユニットの画像の下になんか色分けされてるなと思ったら、これがレベル上限を示すものだと今更ながらに気づいた次第。とりあえずわかる範囲でメモ。

Lv10・20・30 黒(無色)
Lv40・50
Lv60・70
Lv80・90
Lv100・110 黄(金)
Lv120・130 紫(マゼンタ)
Lv140・150

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 ちなみに、これ、実際経験値を食わせてなくてもこの色になる。Lv上限を上げているということはその必要があってやってることだろうから経験値も上げているだろうという判断か。


 スペシャルピックアップガチャは、ルシファーとイフリートが欲しくて、複数日にまたがったが、ユニット交換ポイントが貯まるまで合計250連行った。が、結局出ず。というか、ファーストケース季節モノはすべて揃った上に重複までしてやきもきさせられたという。★3のユニットは次の通り。
ー3枚 水着アキレス
ー2枚 正月アキレス、正月ハンター
ー1枚 水着ジョーカー VDエンペラー 浴衣ハカイオーZ ハカイオーZ オーディーンMk.2 イカロス・ゼロ

 ★3の排出率は合計5%になってるらしく、およそその半分がピックアップキャラ。ピックアップキャラのうち、ファーストケース季節モノもそうでないのも排出確率は同じらしいのだが、ファーストケース5種類、それ以外6種で、ファーストケースは5/11のはずだが、実際には9/10出ていて偏りが酷い。うーん、ただ、★3の実際の排出は13/250だったので、これはほぼ5%出てることになる。


 まぁこれでとりあえずガチャは終わり。貯まった交換ポイントを使って
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 ルシファーさんお迎え。シーズン1のシナリオに結構早めに登場してたのだが、メダルなどで交換できないお高い女の子。ほかのキャラはなんのかんの労力かければ入手できるようになってるんだけどなー。で、交換したからもうガチャは手じまい。少しでもお迎えの可能性を信じてガチャを回してさらにキャラが重複したら目も当てられない。


 ちなみに3枚来た水着アキレス(2枚はマルチチップに変換される)なのだが、戦闘に勝って戦果報告画面に遷移する際の決めポーズ、めっちゃカワイイ。
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 キャプチャ結構苦労した。このゲーム、演出がやたら派手なんだよね…。