ひぐなく業#22
沙都子がどうやっても梨花を説得できず、一息置いて梨花の繰り返してきた過去をすべて把握して思いを新たにする話。あー結局ドラマ部分に回帰するか…といった感じ。なるほどもうバブル以降の話をやるだけの尺は全然ないが、それでも十分なんだろう。整理してみると梨花は雛見沢を出たいが仮に高校を卒業してバブルの狂乱景気を経験したとしても結局日本は衰退するのであって、出ることそのものに価値はない。沙都子にしたって梨花を仮に説得出来て雛見沢に引き留めることができたとしても、その雛見沢は限界集落待ったなしなので、では年取っていつまでも梨花と遊び続けるわけにもいかんし、生活どーすんの？といった感じではある。結局今この作品を見てる視聴者は、一部の上級国民だけ甘い汁が吸えて、それ以外の貧乏人は昭和58年から比べると、便利ではあるが全然余裕のない生活を強いられる国に日本がなってしまうのがほぼわかってるわけで、まぁ行くも引くも地獄みたいな。ヘンな話、梨花は都市部にあこがれるバカな若者だし、沙都子は地元にこだわる頑迷な老人の記号であって、どちらも愚かという描き方ではある。バランス的には沙都子がヤンデレ風味ではあるが、もうそういうお互いの思いが決して交わらないとか、以後のストーリーで仮にそれが上手くいくにしろいかないにしろ、正直それ自体に意味はないように思える。
なんつーか、この作品が答えを用意してるとも思われないのだが、一つの考え方として、では梨花はなんで出ようと思ったのか、沙都子はなんで雛見沢の展望も見ずに在地にこだわるのかを考えていたのだが、解決の一つの形として、徳島の神山町サテライトオフィスがあるのではという。不特定多数の人と人との交流はそりゃ大都市にはかなわないんだけど、人間が処理できる人間関係なんてそう多くはないので、必要以上の人数はむしろノイズになる。なら、もう現代はネットで情報がシームレスに得られる時代だし、まぁ一過性のものかもしれないがコロナ禍で中央から地方への人の流れもできてきてるようだしで、そういう方向性がソリューションの一つと言えるのかなということ。
要するに、スタッフがなぜこの作品を世に出したのかというと、日本の衰退が決定的になったという問題意識があり、なぜ日本は間違えたんだろう？、その間違えたとき(もし戻れるのなら)はいつか？というのが、この作品が何度も何度も繰り返しているバブル直前のこの時代であるということなのだろう。結局中央が地方からヒトモノカネを奪った結果地方は衰退したのであり、そりゃ梨花も衰退する田舎には居たくはないだろうさとか、勉強ができないという沙都子が物怖じして外に出たくないというのもわかるわさという話になる。中央が地方からの搾取を行わず、バランスの良い全体的な発展を目指してたら、わざわざ外に出ようとも思わないし、仮に梨花のように外の世界を見たいと思っても、まぁ聖ルチーア学園に入学するとしてそれはいわば海外留学のような感じになって、いくいくは雛見沢に戻ってそこで地域の担い手になるとなれば沙都子も一時的な別れとでも思うのではなかろうか。
繰り返しになるが、スタッフが考えている日本のポイントオブノーリターンがあの時代だったという主張なのだろう。で、その時に我々は何ができたのか、何をすべきだったのかは、おそらく1クール目のクライマックス、沙都子の待遇を児童相談所に掛け合ってつかみ取ったあのエピソードのように、日本人のそれぞれが主体的に行動する…ということなのではないだろうか。
城姫クエスト、なんかラッキー続き。
とはいえ、今後もよい方向性に行くかどうかは不明。
一つは、仲間登録してるユーザーが今日特効姫を入手したらしく、それが高頻度で利用可能になったこと。でも前回からのレイドイベントは、敵のHPが本家に合わせてしまって爆アガリしてしまったので、ワンパンが不可能になってる。1期はちょっと頑張りたいのでそろそろ自然回復待たずにpt稼ぎしないといけないのだが、これだけ条件がそろってもあまりやる気が出ないという。
もう一つは、
ヒノモト無双予選突破。まぁ単に籤運が良かっただけとも言える。ちょっと今回は頭をひねって構成したので報われてうれしい感じではある。準決で負けてもあまり悔いはない。
ガルフレレイド、金鍵SR引ける。
これで3枚確定なのだが、正直四枚取りするつもりはない。が、後半は金鍵SR2枚は確保したいので、後半こそある程度走って金鍵を確保しないとではある。
うーん、春になりつつあるからなのか、とても眠たい。艦これもひなまつり小イベでそこそこやることがあるのだが、バケツが溢れてやりくりがめんどいのもあってホントヤル気減退。
艦これ
彗星江草の最終準備完了っていったトコ
九九二二4機に60機分の九九が要るから、ネジは重いといってもそこそこだが、要求装備の確保が結構厳しい。
