ゲキドル#5
ドールが劇団員に推挙されてドタキャンされたキャストの代わりに役を演じる話。おー、不穏不穏。ドールの演技に客が変な反応を示したときには理由がわからなかったんだけど、ラスト付近あいりがドールにいづみの影を見出したときにようやくわかったという。おそらくドールは観客の心理を読んで欲しがってるものを与えるスキルを持ってるらしい。前回せりあがドールにありすの影を見たのも、せりあがずっと双子の姉妹をなくした喪失感にさいなまれてもう一度会いたいと思っていたのを、おそらくドールが察してせりあにありすの幻影を見せたということなのだろう。で、公演の時もドールは観客の一人一人の願望を解析してそれぞれに幻影を見せてたってことなのだと思う。そしてその幻影を見せる行為こそが「演じる」ということと同義とでもいいたいんじゃなかろうか。
ただ、役者というのは他人のコピーでいいのか?とか、観客の求めるものを斟酌して与えることがいいのかとか、「演じること」について問うているような気もする。まぁ大概のアイドルものにありがちな、努力したら成長できましたとか有名になれましたとか、そういう単純な物語でないのは窺える。
ウェア届く
早ければ月曜日かもと書いたが、結局届いたのは本日水曜日。
まぁそれでも10日ほどだから早いとはいえる。片方の大きな包装は外袋が二重になっており、しかもその二枚の紙の間に緩衝材が貼り付けてあった。が、この緩衝材、すごく脆くて触るだけで崩れる。紙の間に挟まってるときは問題ないのだろうけど。
届いて直後に配送状況を再度チェックしてみると更新されてなかった。片方は10日到着予定のまま。だが、それも二時間ほどで配達完了表示に。なんで二分割なのかは発送策源地で判明。というかトラッキング情報に書かれてた。片方の小さ目なやつはJFK、もう片方の大きめのやつはLAX。片方は東海岸、もう片方は西海岸から発送されてる。同じセラーの取り扱いでも各支店に商品がバラけてたってことだろうか。
三種類で、どれもビニール袋に入ってたが、レーシングブリーフは熱圧着、トリトップとボトムはチャック付き。トリトップはちょっと薄めの布地。画像に残してないがブリーフはさらに薄め。最初っから下着扱いで使うつもりだが、前にも似たような商品をStartFitnessで買ったことがあって、それも極薄な布地。これを下着でなくそのまま穿くと形がはっきり見えて下品だと思う。
ボトムのほうは布地はそこそこの厚み。だが、パッドはちょっと小さ目だし、クッション性は中華のよりなさげな感じ。とはいえ、トライアスロン用はランのときに違和感ができるだけないように薄めに作ってある。自転車用のよりは貧弱なのだ。
まぁそんなこんなで合衆国からの発送、意外に早かったという話。お隣中国蟻特急より格段に速いが、中華は中華でセラーにより扱う運送業者が違っていて、割とばらけるから一概には言えない。