シグルリ#8
敗戦処理と次の作戦準備の巻。北欧神話の重要単語を知らないというのは、もともとそういう世界なのか、途中で記憶喪失処理をかけられたのか、それともそれが指し示す具体的なものが見当たらないってことなのか、そのへんわかりにくいシナリオ。そもそも風味づけにしか使ってないだろうからあんま考えても意味ないか。
泣けるのは泣けるんだけど、結局キャラが輝くシチュエーションづくりって範疇を出てないような気はする。司令部の戦略判断は大したものではないようだし、結局前線の苦労話集、つまり軍隊よもやま話系を拾って構成してみましたってところなんで、ガワが新しく見えるけど、そんなに目新しい構造でもない。ただ、軍隊よもやま話は、むしろ個々の兵隊のドラマの集大成というか、寄せ集めなんで、細切れとはいえそこにこそ人間ドラマがあると言えばそう。まさにミリオタ向け作品の大半が神は細部に宿るってものが多いのもそういう構造が原因だからなのかな。
別にこの作品上での北欧神話の立ち位置とか個人的にはどうでもいいし、館山基地が奪還されない展開など全く想像もできないんで正直一本糞シナリオではあるんだけど、そんなのシナリオライターがわかってないはずがないので、プラスアルファをどう付け加えてくるのかを楽しみに待つしかない。
体操ザムライ#7
日中合同合宿本編。レオ、フィギュアスケートではなくてバレエダンサーだったという。てっきりスポーツつながりかと思っていたんだが、前回のヒキのカットだとたしかにバレエそのものだわな。
視聴者視点だと、主人公が昔はできていた技が故障でできなくなっていたという経緯を知ってるから彼の喜びがわかるという仕立て。個人的には主人公が痛い目にあってようやく自分の専門競技を自分のライフステージにどのように位置づけたか…という部分に興味深く視聴させてもらった。若手が若さゆえのバカさを露呈して強さこそ正義って対比もそれっぽくてよい。こうなんというか、スポーツがいくらお遊びだといっても、例えば競技者が難易度の低い次元で満足して、それでファンがキャーキャーいってカネががっぽがっぽという構造も、そりゃエンタメとしては一つの方向性ではあるんだけど、やってる競技者もその競技を極めるという点においてはやるせないだろうし、高みを目指すなら無理なく目指す方向がそりゃいいに決まってるだろうがよという感じで、主張の着地点として考えるとバランスがとても良い感じ。
なので、今回は若手二人の演技というよりは、むしろ主人公の演技のほうが見たかったのに、それはいかryなんだ…という。あと、合同合宿には女子チームも来てたのに背景にすら練習の様子を混ぜてなかったのは、まぁ仕方がないとは言えといった感じ。ただ、女子の体操はなんといっても床なので、そこにCGパワーを割くわけにはいかんよなという。見所…って考えると、この作品が男子は鉄棒にメインを絞ってるのもなんか納得。あん馬とか吊り輪は地味だし、跳馬は派手ではあるけど一瞬で終わるし、床は女子ほど派手ではないしで、あーなるほど、鉄棒なら…ってところ。回転運動の下死点に達したときに、さぁこっからが見所だよって緊張感もなかなか良い。ただ、体操選手にとっては鉄棒だけやればいいってもんじゃないんだよね…。
になった#7
自主映画制作編。電話で呼んだら来るってのもアレだが、取り立て屋とか番号交換してたとも思えんので不自然極まりないという。とりあえず主人公の日常が充実したというところでの折り返し地点なのかな。おそらく次回からシリアスモードになるんじゃないかと思ってる。
城姫クエスト、クイズあがる。
城姫クイズ、一度萩城で打ち止めループだったのだが、本日追加分もクリア。