いわかける#7

 準決で各キャラ奮闘する話。主人公が下見に時間をかけたが結局失敗するとか、ボルダリングがバランスを含めた戦略重視のスポーツってことがよくわかるのはいいのだが、絵はあくまでそれを補強するために結果だけ示すって構造になってるのが惜しい。ただ、バランス云々を絵で表現するのはかなり難しそうなので、文字媒体だけで表現するより遥かにわかりやすく、意味がないことは全然ない。
 もう一つのテーマは、経験豊かなサブキャラが、初心者である主人公の好結果をプレッシャーに思って思うようにいかないってことなんだが、これがなかなか微妙。同チームの上原のほうがメインだったとは思うんだが、彼女の過去の人間関係が彼女を追い詰めるという構図になっていて、アレ?、主人公との関係性は?とは思った。あと、ラスト付近で、主人公が踏破できなかった課題に上原も取り組んでいたと思うが、主人公登れなかったとは言え壁に関するいろいろな知見があるのだから、そのへん上原に助言ができないというのは、そういうルールだったんだろうか?。そのへん純粋にスキル面での葛藤だった白ユニのサブキャラのほうがまだ納得がいったというか。
 そして、個人的にちょっとアレはアカンのやないかと思ったのが場内解説のセリフ。最下位の主人公が登れたのにベテランが登れないのは…という下り。アレ、どう考えても選手にお前ら無能とストレスをかけてるわけで、あの解説、選手に聞こえない媒体で述べるのならともかく、選手に聞こえるようなのがいただけない。そりゃまぁ実際の大会ではあんなことやらないだろうし、あの解説は場内アナウンスというより、視聴者(読者)に向けてのものなのはわかってるんだけど、主人公が実際に中堅のプレッシャーになってるのは、個々のキャラのモノローグなどで表現されているのだから蛇足というしかない。
 全体を見るとそんなに悪くないんだけど、ディテールが甘くてストーリーの構成としてはあんまりこなれてない感じ。


体操ザムライ#6

 娘が自分の誕生日に家族に集まってもらえずふさぎ込むが、結局構ってもらえてガス抜きできる話。うーん、やっぱり前回予想した通り私と仕事とどっちが大事マターだったのだが、この話は当人がもっと物分りが良かったというバリエーションだった。そのへんやはり今ドキは生活が苦しくなってきているという時勢だし、自分の都合で周囲を振り回すって展開は支持を得られないという判断だろう。この作品の場合、親が男だが、仮に女だとしてシンママが厳しい世の中働きに出て、女であることでディスアドバンテージも背負ってるのに子供のワガママに振り回されてたら何じゃそりゃ?という話になるだろう。
 ただ、この作品で言及することになるとは思わなかったのだが、コレ、よくよく考えたらオカシイというところがあって、この、誕生日に家族が集って当人を祝うという風俗は輸入文化であるということ。元々日本には満年齢のキリ日に誕生祝いをする習慣はなかった。で、西暦を導入して誕生日だけでなくクリスマスだのバレンタインデーだとか、今だとハロウィンだのを取り入れてきて今に至る。
 今回の話が悲劇寄りになっているのは、その欧米文化を形ばかり輸入したということが原因になってる。一番わかり易いのはクリスマスだが、あちらはクリスマスは休日になっているし、プレゼントを贈ると言ってもカネ持ちは豪勢なものではあるんだろうけど、本来はキリストの生誕を祝うささやかなものであったはずで、それが日本だとケーキだけでなくパーティーを開いて高価なプレゼントを贈るようになってきてしまっていて、それがクリスマス商戦という商業ドリブンなものになってる。バブル期から性夜という性質が強くなっており、輸入文化も変質が甚だしいだけでなく、これ、仮にキリストが生きていたとしたら冒涜と思うんじゃね?とすら思う。
 が、結局クリスマスを祝うということは、それに伴ってクリスマス休暇があるということとセットなのであって、で、誕生日を家族や友人で祝うというのも、欧州の文化は個人主義と言われていたように、日本のようなメンバーシップ性とは違う文化であることが大きい。結局あちらでは何かあったら共同体でなんとかする…というよりも、家族でやりくりしないといけなかったから、家族もしくは個人周辺の狭い人間関係が個人が最後に頼る寄辺としての地位が共通認識としてあるから、誕生日をその個人周辺で祝いましょうということになるのであって、日本はイエがムラ社会を構成する単位ではあるけれども、そのムラ社会が個人やイエを守る共同体でもあったから、欧州式の個人尊重主義を導入せずにそういう習俗だけ輸入しても当然そこには歪が生じて当然ということになる。
 で、日本はどうしていたかというと、昔は個人は数えで歳を重ねてきたのであって、いわば日本人は全員の誕生日が新年元旦にあった。なので、新年あけましておめでとうございますという挨拶は、別に時間軸としての年が改まったからオメデタイというのではなく、全員の誕生日でもあったから、その時を切れ目として全員また一年生き延びましたねという意味合いも兼ねていたわけだ。全員が全員を誕生日として祝いあう、そのために大晦日から正月は仕事をしないでよいように準備をしてきたわけだし、実際正月三が日は仕事をしないできた。そして年末年始の休みは未だに日本の文化として受け継がれてる。振り返ってみたら、そういう旧来の日本の文化は残っているのに、そこから西欧文化に従って、誕生日の要素だけ抜き出して、個々人の誕生月日に散らし、しかも西欧の誕生日を支えてる習俗だけは取り入れていないという構造になってるわけだ。誕生日やクリスマスでモノ買ってくれるのは大いに推奨するが、それを支えてる背景は一切ノータッチですよというのが産業のあり方であって、そこに生じる歪みは個々人の自己責任にされてしまってる。産業にとってこんなオイシイ話はない。自分たちのカネ儲けのために都合の良いことは輸入するが、それで何か壊れてしまっても知りませんよ。だってそういう習俗を取り入れたのは個々人の判断であって決して産業が強制したものではないのだから…という理屈建てにもなってる。日本の場合更にマズいのは、西欧の習俗を輸入する際、時間すら移動してしまったわけで、正月も新暦に合わせて前倒しされてしまったから、季節感も乖離することになった。日本のエセ保守やカルト保守がそういう歪部分には目を瞑ってやれ家族観がどうだのいうのはちゃんちゃらおかしいのだが、神社あたりが旗振り役になってると思われる日本会議が旧暦文化を取り戻せと言ってるのをとんと聞かないし、あー結局コイツらマウンティングと搾取しか考えてないんだろうなというのが丸わかり。
 ヘンな話、今回の話、昔のように日本が旧暦で新年を祝っているという習慣が残っていれば、起こる可能性全く0のお話であって、日中合同合宿全然オッケーで問題にもならなかった。ただ、今から昔の日本の習俗に戻せますか?、そりゃ中国や東南アジアでは今なお旧暦基準で各国文化の維持を図ってるんだから、制度を変更するのは物理的に不可能ではないんですが…といっても、そりゃ事実上ムリと答えるしかない。結局明治以降、そうやって文化を壊して日本のメンバーシップ的なあり方も、中曽根-アベまでのラインでかなり破壊しつくされてきたし、では西欧の産業を取り入れるためにそういう個人的な文化習俗を導入してきたけど、今さらその文化習俗のバックボーンになってきたクリスマス休暇だとか、家族の誕生日には有給でも好き勝手取っていいですよとするだろうか?と言われても、そんなの多数の中産階級を非正規雇用に突き落として時間決めで給料も絞ってきてる現在、政官財がそれを許すはずないでしょというのは火を見るより明らか。
 別に今回の話が、昔からの日本の習俗を維持してたら起こらなかった問題ですよという主張は微塵も込められてないとは思うんだけど、少なくとも個人の誕生日を祝えないのは親の責任だ、なんとかするべきみたいな昔のシナリオではないのは救いというか。昔のあり方だったら新年になれば全員の年齢が+1され、固有の誕生年月日を意識してなくても自動的にそれが現在の誕生日を祝うということと等価になっており、固有値は意識すらされなかったはず。しかしそれが固有化されたことによって、その日に祝ってもらえないとまるで自分の実存が毀損されたかのように感じてしまって、昔のように共同体がバッファになってくれてた時代ならまだしも、もう個人としては家族及び狭い人間関係ぐらいしか頼るものがなくなってきてるのに、その家族関係や友人関係を壊すような結果になってしまうのは、制度が壊してきた成果というしかない。
 あ、レオはもしかしてフィギュアスケートの選手なの?。

になった#6

 夏休みで主人公周りのキャラクター勢揃いで色々ある話。ヒナが冷凍車に閉じ込められ、遺留物に気づく主人公たちのわかりやすいってセリフで、このエピソードがヒナが周囲を振り回すことで充実した日々を送っているそういうものなんですよってことをメタ構造として示すようになっているのがいかにもって感じ。要するにこれだけ物事がうまくいくのはご都合主義なんですよという主張をしてる。これ、ヘタするとドッチラケになる可能性が大きいのだが、ヒナが神であり、本人は未来を予見してると言っているが、ある程度運命を左右してるんだろうなと思わせる仕込みが今までにあったので、それほど鼻につかないというか、ちゃんと仕込みに対する結果になっているから違和感はない。ジャンクフードの演出も、やりすぎって感じなのだが、一事が万事そういうことなので、くだらないと思われることでも十分その時その時を一生懸命に生きるというテーマを輝かせるためのスパイスという意味合いに感じられるのが、物語が構造として完結してるのはうまいと感じた。
 

シグルリ#7

 ピラー攻略作戦の失敗の巻。今回撤退時期の誤判断と、救出作戦の二本立てになってる。ピラー内部との交信状態は悪くなっていなかったということみたいだからアレで、今回司令部の撤退の判断が遅かったのは、悲劇を演出するためにそうした…という話ではあるのだが、まぁ明白と言っちゃぁ明白。まず、第一のタイミングである、この作戦が敵が休眠状態であるということが前提条件になってるのに、休眠が解けた段階でまず撤退判断をくださないといけなかったのが一つ。もう一つは、ピラー内部の状態を偵察もしくは情報収集してから撤退という判断だが、いちおうコチラ側では他に並ぶことのないネームド英霊機が敵として出現している段階で、情報収集してる余裕はないという判断が下せないといけなかったこと。ことが大げさになる前に、先発部隊の退路を確保するように命令が出てたから、いちおう撤退するという判断は可能性としてあったのがわかるが、やはりその判断は以上二点から甘かったと言わざるを得ない。ミッドウェー海戦でも敵の情報が曖昧な状態で、爆装雷装をのんきに切り替えていてボカンとやられ、主力艦すべてを喪失するという大ポカをやったわけだが、今回の場合、敵の情報はわかっていたのに、撤退判断を下せずモタモタして司令部までやられてしまったという。これは次の救出作戦にも通じることだが、今までの描写、特に園香の感情ベッタリに振り回されてることでも明らかなように、あくまで情報を的確に判断して作戦を執行してるのではなく、精神論で流れてきたからまぁそういう結果になるでしょという構成にはなってる。いちおう人命を使い捨てにしてまでも、とりあえず敵に一矢報いるよう努力しましたというアリバイ的なかつての日本軍的な要素は排除してはいるが、司令部が無能なおかげで、抑えられるはずの被害を出してしまいました…という結論にはなってる。
 もう一つが救出作戦なのだが、構造的には特攻作戦になってる。ただし志願制。旧日本軍の場合は形ばかりの志願制であって、実際には同調圧力を使って、本人の気持ちに関係なく、とりあえず志願するまで圧力をかけてたわけだが、今回の場合はそれとは違った構造にはしてる。リファレンスとして自分が思い出すのが合衆国軍だが、これ、「ブラックホークダウン」でやはり救出作戦がある。ヘリコプターが墜落して敵の真っ只中で孤立した友軍を救うために、最精鋭のデルタフォースが救出に志願するわけだが、構図が違ってる。まず半強制的な志願でもないし、実際の救出作戦は救出部隊の要望が極力叶えられるように配慮されるし、それは救出に必要な武器弾薬などの資材だけでなく、作戦内容も発案からして現場の判断が優先されてる。インカムで救出部隊と司令部は常に連絡しあってるし、司令部はむしろ救出部隊に従属するような形で支援するようになってる。そもそも救出作戦というのは、孤立した部隊にしてみれば圧倒的な兵力差がある実施困難なものになってることが多く、救出しにいって成功する確率も低いし、救出部隊に損害も出るから戦争が経済的なものであることを考えたら、むしろ見殺しにするほうがパフォーマンスは良い。だが、それやってしまうと、まず前提として孤立した部隊が出たのは、司令部の判断ミスであるから、司令部が見殺しにしてしまったら信用は失墜し、士気が著しく下がる。その士気の低下は、前線の兵士どうしで緘口令などきくはずがないから全体に及ぶし、救出の可能性があるのであれば通常以上のコストを払ってでも救出作戦を実施するのは「普通」のことではある。そのへんのモチーフはプライベートライアンなどもモロそう。なので、これは旧日本軍のような兵士使い捨て上等!エピソードなのではなく、おカネ持ち軍隊である合衆国軍にも見られる結構一般的な話をしようとしてることがわかる。
 天塚と園香とのやりとりは、それ死亡フラグなのかどうなのかを徹底的に紛らわしてるのは結構面白いとは思ったんだけど、まぁ結局の所、全体の作戦の失敗と、元…とはいえトップガンという才能とを天秤にかけるのは物語的に順当といえばそうなので、終わってみればなぁんだといったところ。

ルフレレイド終了。

 うーん、実はやっぱり寝オチしてた。で、城姫のときと同様気がついたのはイベ終了30分前。ただ、城姫と違っていたのは、自分が当初の目標としてた2500位ボーダーは維持できていたこと。イベ終了5分前にはまさかのときのためにゾーンに入っていたが、結局50個ほど余っていた飴も使うことなく、全然ノータッチで終了した。
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 飴なんてイベが終了すれば次に持ち越すこともなくすっかり消滅するんで、使い切っちゃったほうが良いのだが、飴は♥を使い切ってから消費するという流れなので、♥維持を考えて手つかずにしておいた。…のだが、結局次のイベントはハンターなので、♥は翌日の10時から消費するから、使い切っても全然構わなかったという。
 ハンターかぁ。手持ちのデッキをどう駆使して望みうる報酬をいかに確保するかってことでは頭を使うんだけど、対人要素が大きくてストレス溜まるんだよな。どうせチーム全体を勝利に導くってことでは影響力は皆無だし、うまく立ち回るかどうかってだけの話なんだけど、逆にストレスがこれだけ溜まるってことはそれだけガルフレの中でもゲーム性は高いってこと。昔の戦国ストラテジーで言えば、大大名として全国制覇…ってのはまるっきりムリだけど、制覇する大大名の配下として全国統一まで生き延びるって勝利条件を目指すとかそんな感じ?。

ルフレハンター始まったが、あの事前登録は…。

 というわけで、アイテム回収。前になんどか経験してたのだが、なぜか今回やり方を失念したのか手間取った。
 とりあえず、マイペでChromeだとエージェントスイッチャーでアプリ版に切り替え、ドマネモールを表示させる。
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 これ、PC版のままだと、ドマネモールの項目が表示されても、「もっとドットマネーをためる」より下の部分は出てこない。この部分が重要で、文字は小さくて「えっ?これが」と思うが、

  • 開催中のイベント情報はコチラ  >

 をクリック。

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 開催中のイベントのデカいバナーの下に、事前予約特典受け取り履歴とあり、今回の

  • 11月15日 ガールフレンド(仮)/本気炭酸スウイーテイー/おねがい★ハンターズ~秋のべにまる捕獲大合戦~

のログインをクリック。これで完了。


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 そのままプレボに飛ぶのだが、Amebaからのプレゼントですとあるアイテムが事前予約特典になる。当日炭酸と違って保存が可能だし、ノーマル炭酸ではなく色炭酸だからHP多めの敵に♥12個分の大ダメージなのでホント有り難い。まぁ自分のデッキだと夜激Lv50前後の敵に一回投げても、十分の一未満ぐらいで消費してしまうからささやかだと言えばささやかなのだが、それでもコレ一個あると助かる。

中華自転車用アクセサリー到着レース、一旦の決着。


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 ついに一番遅かった尾灯が到着。といっても地元の配送局には昨日の14:00に到着したというスキャンがされていて、二日後の明日配達予定だったのを無理やり引き取りに行ったのだ。どうせポストに投函するのを待つだけだし、急いで使うアテもないから待ってりゃいいと考えていたのだが、チョットばかし気温も上がったことだしなるべく運動しとくかってな判断。


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 実際に取りに行ってみると、身分証の提示を求められたから、もしかすると明日の配達を待ってたら書留扱いで不在票が入ってるだけだったかも。でも受付票にはregisteredとの記載はなく、ePacket扱い。わからん。
 で、自転車で引き取りに行ったのだが、ラジオでさかんに小春日和といっていただけあって、出かける前は結構冷えるなと用心して厚着していったら、汗ダクダクになりそうな勢いだった。


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 今回はパッケージにちゃんと注文した通りのM-39にチェックが入っているし、本体にもその型番がしっかりプリントされてる。前にM-39を注文したらM-38Cが送られてきてopen disputeしたが、それとの比較をしてみた。


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 左上がM-38C、右下がM-39。点滅モードが数種類あるが、基本M-38Cは三色構成、M-39は二色構成になってる。ただ、M-38Cは発光部分が右端から左端まで全発光だが、M-39は片方半分だけをそれぞれ赤と青が担当する仕組み。


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 これがM-39の点滅パターン。赤青が交互に点滅するモードが欲しかったのだ。個人的にはもうちょっと消灯時間が長いほうが良いのだが、こればっかりはなんとも。サイトで詳しい点滅パターンを調べるには限界があるし、どうせ点滅パターンが自分の思う通りピッタリでなくてもなるべく近い商品を買うしかない。
 実は、GUBの公式ページにこの点滅パターンが動画で紹介されていて、これ買うしかないかと決断したのだが、もうその公式ページそのものがなくなってる。そもそも自分がこれを最初に購入しようとポチったのは7月15日なのであり、50日ほどかかって届いたのがM-38Cだったというのは述べた通り。その時はそれなりの在庫があったのだが、今回購入し直してしばらくするともう蟻特急で検索かけてもヒットしなくなったし、購入したセラーのページも購入不可になってた。しかも公式ページもなくなってるとなると、ディスコンになったのはまちがいのないところで、またこれが欲しいと思っても、購入する手段がほとんどないということになってしまう。蟻特急、よさげなアイテムをチェックしていても、モノによっては速攻で売り切れてしまい、売り切れるぐらいなんだから増産するかと思えばそれっきりディスコンのままってことがちょくちょくある。人気商品を息長くいろんなセラーが売り続けてることもあるのでよくわからん。


 さて、今回この注文がオカシかったのが、配送ルート。上海からSG送りになると大抵

 と、わざわざ遠くに順送りになって、一番遠いシンガポールから日本に送られてきたのだが、今回は、

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 と、これまたわざわざいきなり遠くのシンガポールに投げて、そこから順に配送元の上海に近づいて途中日本に到着したという流れになってる。ただ、10月9日から11月13にちまでの一ヶ月以上、本当に深圳から日本に送られていたのかどうかはわからない。スキャンされてないだけで迷走してたのかもしれないが、いかんせん記録がないのだから詳細を調べようがない。


 しかしこの商品、違うセラーで買い直すことになってしまったが、7月15日から数えて4ヶ月、目的のものを入手するのに本当に時間がかかった。発光パターンは違えど、他の同等品に比べても中華にしては割高だし、ディスコンになるのも速くて理解に苦しむことが多かった。注文して二週間程度で届けば使う機会もあったろうが、これだけ寒くなってナイトライドするのもこの季節だとちょっと勘弁と言ったところで、残念といえば残念。
 ただ、結局目的のものを入手したわけで、で、こう中華アイテムを海外通販するネタとしては、むしろトラブルがあったほうが面白いといえばそう。違う商品が送られてきても返金してもらえたようだし、金銭的な損はないから、気を長く持てばこれもまた通販の醍醐味といったところか。