いわかける#4

 猿返しの岩への再チャレンジと、またまた大会。まぁ最初っから作品スタイルが決まってるので、キクの提案に乗らないのはそうなんだが、もしかして連載発表時、読者からの反響でどっちにも転ぶようになっていたのかな。キャラ立てのために過剰な演出とか、やりすぎとも思うんだけど仕方ないのかな。前にも思ったのだが、マイナースポーツであんな険悪な雰囲気作ってたら、やろうと思ってる見込み客を失うだろうに、それとも今やってるのは自分が成り上がるので精一杯って感じなのかねぇ。あんまリ業界のリアリティを活写してるとも思われないので、そのへんはどうでもいいか。
 専用靴の説明はあんなものかと思うが、クライミングに特化したショップとかやってけるのかと思ってた。普通だったらいわゆる山系のショップで、一般登山、キャンプ用品などと一緒にアウトドアショップで一緒くたに扱われてるという認識だったのだが。競技人口の少ない地方ならともかく、首都圏ならそこそこ客もつくのだろうか?。まぁこれもどうでもよいことではあるが。

モリアニ#2・3

 メインキャラトリオの過去話。最後まで緊迫感を維持して視聴を終えられたのだが、エンドロール見たら雑破業。おそらく個人的にシリアスド直球の脚本を担当したのを視聴したのはこれがはじめてかも。マイユアとかも原作がマイナーだっただけで、シリアスといやぁシリアスだけど。てっきりあひるの空で専業に近く、しばらく名前を見ないだろうと勝手に思ってた。ネコぱらも実際には並行してやってたとは思うが。原作付きなので方向性は予め決まってるし、そのへんシナリオを一から考えたのではないが、危うさとキレが共存するのはさすがというか。
 貴族の坊っちゃんの理想も危ういとは思うんだが、覚悟を決めてというのも流れとしては切れ込む感じ。いくら家族が気に食わなくても長男だから相続するのは決定してるし、そのまま階級に甘んじていて構わないと思うんだが、そのへんの危うさもな。ただ、やはりクロムウェルの国なので、社会の不満を孤児を通して見て、貴族が驕り高ぶって周囲を顧みなければいずれ首チョンパになる可能性があるわけで、そのへんイギリスならではのバランスではある。ただの理想だけでなく、自分の身を案じてという要素もあるわけだ。家族を捨てるのもあのぼっちゃんにしては…とも思ったが、熊澤の事件もあるし、タイムリーに傍証があって納得。
 ED映像のペンキ塗れは、明るい未来予想図を描くのに自分の手を汚すのを厭わないという提示なのはさすがにわかった。アベ政権は勝手に倒れたが、後釜の菅があの調子なのでそのまま受け皿として機能しそう。

無ナナ#3・4

 ナナが疑われ始め、頭脳戦が始まった感じ。なるほどちょっとしたミステリ仕立てになってるんだな。ただ、本格ミステリと比べると、こっちのほうが読者にも情報開示を曖昧にして一緒に考えさせる点において圧倒的に面白い。俯瞰視点も、ナナ・キョウヤどちらの視点もええとこどり出来てしかも先がなかなか読めない。そんなに奥が深い感じはしないんだけど、そのぶん頭脳ゲームに集中することはできるんでエンタメとして最適なのかも。視点の多さにおごってるようにも見えないしで、ちょっと構成力に感心してた。

カブスパ、コレはアカン。

 もう食ってしまったので画像はないが、実の方も薄切りにして炒めてスパゲティに絡めたら、コレがもうアカン。葉とは全然大違い。透き通るまで炒めて食ったら、玉ねぎとは違った甘みがあってかなりうまい。実をまるまる一個使ってカブスパにしたのだが、こりゃ多いだろと思ったのが全然食い足りない。見かけからして大根を連想してたのだが、味の方はそれほど似通ってない感じ。実の方はシチューにして食うかと思っていたのだが、スパゲティの具にしてぜんぜん大丈夫だった。