富豪刑事#8
警察は信用できない。名言だよな。チョーさんと武井を殺したのが仮におぼっちゃんの父親だとして、まぁ別に自殺を装って実は生きていたとしてもおかしくないし、そのへんなんであんなに驚くのかよくわからん。が、お坊ちゃん自身はそんなに驚いてないように見えるのでそのへんはまぁ。
ギリギリとまではいわなくても、そこそこお坊ちゃんの方を嫌味に描いているように見えるが、やはりいざとなったらいくらでもカネで処理が可能なことは些末なこととしてほっといて、本質のほうを選択するのは大局観を持つ人物として描いているんだろうなと思う。そのへんお坊ちゃんの方はマクロ、熱血の方はミクロと役割分担させてる描き分けなのは前にも述べた通り。
今まで気が付かなかったが、チョーさん、@神谷明なんだな。神谷も既に還暦過ぎて別に年寄役も当たり前にこなすんだろうが、やはりキン肉マンシティハンターの印象が強いんでちょっと面食らう。原作が筒井康隆だし、現代風にリファインするにしても内輪ウケ的おふざけは排し、声優もベテランで固めてる。逆にこのような作品に関われること自体が誇りに思えるような作品作り。ジャパニメーションに特有なきらびやかさはあまり感じられないんだけど、海外からの反応がどういうものなのかちょっと気になる。
俺ガイル#9
比企谷、ガハマさん家にお呼ばれ。なんか比企谷自身がそれっぽいセリフ吐いているけど、物語的に今までの由比ヶ浜の功に報いる形で、去る前に筋を通してるっていうふうに見受けられるのでなんか切ない。しかも雪ノ下と心が繋がり合ってるようにも見えちゃうんだよな。一色は一色でグイグイ自分の主張を押し付けるように見えてどちらかというと印象悪いのだが、まぁどう考えても二人の引き立て役でしょう。ガハマ母もひたすらお茶目で、つきあうなら絶対こっちの方でしょ…なんだけど。
しかしプロムの実施、ちゃんと次回でやるんだな。goサインが出たのを示してもう終わりにするかもという可能性も考えられたんだけどさすがにダイジェスト風味にはしないか。まぁ凡庸な物語だったらプロムとクライマックスとを同期させるんだろうけど、個人的にはプロムで新たなトラブルなり課題を発生させるんだろうなと思ってみたり。残り3話だし。