つぐもも2#11

 迷い家との決戦なるも、あっさり勝負がついて別の問題が発生する展開。迷い家に集まってた付喪神の残党は火之迦具土神が救っちゃうし、なら最初っからそうしとけばと思わなくもない。新しく現れた展開も、あざみなる黒衣の少女がなぜ主人公に好意を抱き、すそはらいに手を出すなといってた意味もこれでわかるのではあるが、正直今までの話の積み重ねが足りないように思うので、せっかくの主人公メインのストーリーながら唐突に感じてしまった。
 そういや白山神社に加賀の文字を見ると、舞台は北陸なんだろうか?。今まで意識してなかったから唐突ついでか知らんがそれに思い至ってちょっと気になってしまった。背景見る限り、平地にも緑が広がってるので、都市部のように平地はすべて宅地造成されてるように見受けられず、地方を意識してるように思うが。
 しかしなんだな、ククリも少女モードより女神モードのほうが色気があってええな。萌えアニメだからロリ方向に振るのも当然ではあるが、この作品の場合ある程度育ってるキャラのほうが魅力的。

グレイプニル#11

 山での戦いの後、日常生活で襲われたり、そもそもの騒動の始まりの説明。どう考えても宇宙人はケケ中平蔵としか見えないわけで、なんのかんのいって自分に都合の良い世界を作り上げて、その世界を維持するために他人の欲望をかき回す、起きた結果は自己責任とかねぇ。フツーに考えて、その構造を無効化するためには、参加者全員がそのゲームから降りるしかないんだけど、いったん欲にかられてしまったらもう周囲が見えなくなってしまうわけで、それこそ宇宙人が言ってたように、もう誰にも止められなくなる。逆に誰にも止められなくなるのがわかっていて、そうなれば自動的に自分の懐に富が転がり続けるわけなので、そう仕向けてるわけ。
 主人公は結局戦いを続ける決断をするわけだけども、結局それは相手の土俵の上で戦う、つまり相手の手のひらの上で思惑通り踊り続けることであって、そのへんキャラに設定された年齢からして、若者の発想だよな~とは思うが、対処療法としてはそれしかないわけで。まぁやってやれなくもないけど、それは自分に圧倒的な力があって戦いを瞬間的に終わらせることなんだけど、フツーに考えて本当にそういう事ができるんだったら最初っからやっとけ…というか、悲劇そのものが起きなかったよね…みたいな。戦いが長引けば長引くほど被害は出続けるし、当然戦いのイニシアチブを握れないから事態は泥沼化する。植民地問題や奴隷制度が、一旦なくなったとしてもその影響は今尚続いて解決の見通しも立たないところからしても明らかで、そうこうしてるうちに格差は拡大して、まぁなんというか、日常化というか習慣化すらしてしまう。前回の対マドカ戦で、弱者同士のいがみ合いの構造を示してるわけで、そのへんわかった上でのことだと思うんで、アニメではそれを提示して〆というのはまぁなるほどといったところ。

3rdQ2020アニメ新番チェック

 本当はエントリーにするつもりもなかったんだけど、メモ代わり。とりあえず自分の視聴対象で有力なのは宇崎ちゃん。まぁ誰がなんと言おうと献血騒動のためだが、あれはキチフェミが騒いでいただけの話で作品の文脈とは一切関係ないんだろうなとは思ってる。ちなみに宇崎という姓はうざったいのもじりであることに最近気がついた。アホか俺は。
 あとはコロナ禍で先延ばしになった作品が玉突き状態でしれっと3rdQの作品としてラインナップされてる。最初っから全話延期の俺ガイルやアリス大戦はともかく、ていぼうとか富豪刑事、天晴、果てはいつのまにかしれっと文豪が延期されていてこれには自分もポカーン状態。最新話の出来が頗る良かったので次がないとわかったときの肩透かし感たるや。
 あと、元々3rdQに予定されてた作品が軒並みやはり玉突き状態で、しかもいきなりかなり放映予定が先延ばしされてるものもあるっぽい雰囲気。コロナ禍での不景気の影響で金策に困ってるんだろうなと。
 しかしまぁその惨憺たる状況を見るにつけ、それぞれの制作会社の体力にもよるんだろうが2ndQ走りきった作品には敬意を表したい。