エスタディ#8

 陸生がQBKをやってしまう話。というかボールが来たことにも気づいてないだろ。なんか陸生あっさり正社員になったんだなとちょっと驚き。こういうのは大抵誰ともくっつかないようにさせるため、なかなか就職させずに枷とするのがフツーなんだがな。これ、もしかして1クールで終わるんじゃないよな…とちょっと調べてみたら、1クール+限定配信半クールだった。え?、あのね商法なのか。でもそれならなるほど就職するのがこのタイミングなのもなんとなくわかる。
 榀子が同僚に言われてた、試してるのか?については、マンションのドアの前まで誘っていながらそこで拒絶したときにそう思った。本当に振り向いてほしいのならあんな駆け引きすんなよなみたいな。で、陸生も晴にその気がないんだったら、正社員になったことがバレたときにプロポーズすりゃいいのに、ヘンにプライドが邪魔して痛恨の見送り三振。限定配信半クールあるから、1クール終了時に誰とくっつくのか結論を出さない可能性が大きいんだが、仮に#12で終わるのだとすると、これ、どちらも赤い糸を自らぶち切ったという提示なんで、その後の数話で修羅場を挟んでも、実はこのとき運命は決まってた、それも各自それぞれの判断によって…みたいな構図になるのがフツーだろう。だが、難しいところで、晴と榀子、どちらが人間として優れてるかと言われたら、それは視聴者の好みを除外して考えると圧倒的に晴のほうがいい女なので、これまた物語的にはボンクラ男にいい女は与えられないのであって、順当な最終回は「どちらとも結ばれない」になる。でもまぁそんな結末はエンタメ作品には誰も求めないのであって、何らかの形でどちらかとくっつくことになるんだろうけど、そのへん現段階ではまだどの可能性もあるとしか言えない。まぁフィクションなんで、作者がどうとでもできる代物ではある。
 さて、萌えアニメなら誰からも求められるか、誰かに猛アタックするのがあたりまえになってる現状だと想像もつかないと思うんだが、なんでこういう筋立てが成立可能なのかというと、やはり時代性というしかない。’90年代といえば、男女共同参画といって女の労働力化が本格化した時期。なので、旧態然とした企業はまだまだ変化は大したことなかったと思うが、榀子の職業である学校という場、もっというなれば公務員はかなり男女平等化が率先して充実した時期なのであって…何がいいたいのかと言えば、女にとって「職業>>>結婚」という意識が強くなっていた時期。DINKSが流行りだしたのもこの時期で、今のように結婚できても貧困故に子供が持てないのではなく、二馬力で経済力が十分にあるのに、自由選択で子供を作らない夫婦が、それこそ多数ではないが、時勢を表す象徴として流行った時期。キャリアウーマンという生き方も流行りだしたし、その代償として婚期が遅れるということになった。大体2000年前後に平均結婚年齢が女で30を視野に入れるぐらいになり、30超えたら売れ残りになると焦り始めたそういう時代が目前に迫ってる。
 なので、榀子も陸生もまだ結婚が現実のものとして捉えられてないという描写は、今過去を振り返ってみると、これなかなかリアリティが感じられるというか、決断を先送りにしたってなんとかなるやろ、それまでダラダラしてゆるーく関係性を保ってたら、来るべきときに自然に結婚という流れになってるだろうみたいな気の緩みがあるというのもなんとなくわかる。そのへん原作者が美大卒というのもなーんかいろいろ考えさせられるものがあっていろいろ含みを感じてしまうという。

つぐもも2#8

 主人公側への攻勢が激しくなる話。なんか桐葉の状況把握が正確で、なんかもう解決方法見えてるのでは?という感じがするが、とりあえずチャンバラやって和解の流れ?。かけらかなんかを恒常的に補給するのは負荷が高いんで、行き場のない付喪神達の居場所をつくって終わりのような気はするが。
 しかし今窮地に陥ってる付喪神、あんまり特定の権力者に搾取された結果ではないような感じで、ちょっとそのへん深いものがあるような。こう、人の業というかそんな感じの。

シャチバト#8

 人によく似たモンスターと仲良くなれそうだと思ったら…の巻。話は次回に続くなのでなんともだが、どちらかというと前回サブヒロイン担当回だったから、今回は弟クン担当回といったところ。
 サラリーマンものだと思って考えたら、あのようなオタク気質全開の社員の運用方法なのかなと思わなくもないんだけど、あんな感じの落ち着きのない社員本当にいるのか?と訝しく思ってしまう。興味のあることに関して、一旦スイッチが入ってしまったら暴走が止まらないとか、まぁアニメだから誇張ではあるんだろうけど本当にあんなお困り社員、正直リアリティを感じない。というのも、個人的には趣味とか仕事とは関係ないところであんな感じになるのはいても、さすがに仕事上で自制が効かないひといないでしょみたいに感じてるため。少なくとも、オタク気質でも一旦仕事になれば礼儀作法わきまえた仕事人ばかりしか見てないからかな。
 となれば、これ確かにベースはサラリーマンものだとしても、そういうパーソナリティの部分は別に組織人としてのものだけを扱ったものではないみたいな感じ?。自分の言動で人を傷つけることになって初めて自分の行動を振り返って改善できる…みたいなイイ話になってたけど、まぁ現実にはそう簡単に事が進むはずもないので、エピソードの1つとして流しておくのが吉なのかも。

グレイプニル#8

 個人のうっかりな行動のために組織が危機に晒されて、ちょっとした混乱が起きる話。なんか個人情報が晒されるのがいやなら、最初っから携帯端末持ち歩くなよと思うが、そのへん事態を動かすきっかけの役割なんでそこにツッコんでも意味ないというか。エレナのセリフを聞く限り、こうなんというか思い出したのは人魚姫。自分の願いを叶えてもらうために声を失い、相手は自分の記憶を残してないとか、因果関係としては違うんだけど、ぱっと見したときの状況がそうなってるなといった程度のことだが。でもまぁコイン100枚集めるための目的とか、もうひとり歩きしてステークホルダーがそういう状況で動いてしまってるのでなんとも。各組織思惑はあるけど、バトルロワイヤルの状況設定が終わり、動いてしまってるので、あとは非日常で示される、極限状態での人間の振る舞いみたいなものがテーマになるのかね。