はめふら#2#3#4

 やっぱオモロイ。オーソドックスな物語の体裁をとってる割に、コメディとのバランスがよいし、個人的にもいろいろ考えさせられる。前回、これが史実の中世でないとか述べたのだが、実際主人公が貴族のサロンにいたとしたらきっと人気者だったろうなとか、これはあくまで光の部分であって、影のドロドロした部分ではないんだけど、貴族の生存戦略ってこんなものだったのかもとか。視聴者的には確かにこの作品をゲーム世界とみなしてるけど、主人公はゲームの知識を駆使していても決してゲームをプレイしているという立場ではなく、現実の世界を生き抜くって態度になってるのがなかなかうまくできてる。それでいて前世の記憶の挿入のされ方がこれまた秀逸なんだよな。
 これ、モロなろう原作らしい。ちょっとどころかかなり驚いた。