刀使ノ巫女 第22話

 なんでそんなに悲しみをおすそ分けされないと不満なのか。
 悲しんでいるのはお前だけではない、ちゃんと弱いところを俺たちにも見せろってなんだかな〜。要するにチョコミント味の菓子を出したのも主人公をホロっとさせて泣かせへ誘導させる策略なんだろとか思うと、もう苦笑いぐらいしか出ない。
 物語も〆の段階に入っているようで、もう各キャラの見せ場をどうつくるかって感じ。タギツヒメがもうなんかのメタファーでもなんでもなくて、本当に神として描いているのであれば、なんで理想郷であるかくりよではなく、現し世にこだわるのかやっぱ意味不明。そもそもかくりよと現し世、概念としては併存するのであって、対立して境界を引き直すとかそういう部類のものでもないと思うんだが…。