アニメ終了番組、その9

  • トクナナ

 初期に感じてたB級テイストのまま終わった感じかな。いちおうファンタジーな種族がいるという設定だから、移民との共存というテーマも埋め込んでるのかというのを頭の片隅に置いていたのだけども、自分が振り返る限りその要素はほぼ皆無と思う。ホムンクルスとか結構攻めてるなと思ったのだが、その設定をイジってなにかおもしろい視点を見せてくれるというのでもなかったようだし。まぁせいぜい世の中にはいろいろな人がいるということをああいう形で表現したと解釈するのが関の山。
 最初はオリジナル作品かなと思ったのだけども、思わせぶりな表記がOP映像のロールにあったから、原作付きなんだろうとずっと思ってた。で、改めて調べてみるとオリジナル作品っぽい。というのもどうにも原作アリのアニメ化なら、この作品のどこがウケてるんだろ?と気になったから。結局終わってみたら、どう考えてみても敵役のウォーロックは努力などで力を手にしたのではなく、生まれつき龍族の力を持っているという設定で、他人を都合よく動かして見下してるあたりからも、もうアベのメタファーなのは明らかなのであって、個人的にはこの仕立てでコレはないんじゃね?という印象。警官本人の本意ではないんだろうけど、ヤジに対する弾圧を加えた北海道警なんてアベの親衛隊に成り下がったし、縄張り意識だけが強くて市民を守るという観点ではほぼ何の役にも立ってない警察の姿を本流側に描いているのはいかにもそれっぽいし、だから現実の警察に志の高い人間がいるはずもないんだけど仮にいるとしたらこうあるべきだろうというものをトクナナ側に描いているのはまぁ仕方のないことで、そこで正義のあり方を語らせてるのはまぁ物語の組み立て方としてはまぁそうねぇといったところ。筋が一本通ってるとまではいわないけど、まぁギリギリ正義の定義として悪くないんじゃね?というところまでは考えているようには思う。が、主人公が警官を志望するに至った過去の空港の事件や、中盤までのトラブルシューティングの数々が正義を主張する叩き台としてはちょっとちぐはぐな感じはした。
 ただ、この作品を庶民向けというのではなく、腐敗している全国の警察組織に対してしっかりしろというものであると考えるならば、まぁこういう物語も悪くはないのかなぐらいには感じた。別にアベとの直接的な関係がなくても、アベを優遇するような仕事に携わっているのでなくても、地方の警察組織はそれはそれで地方の権力機構と癒着している場合が多いわけで、まぁ警察を名乗るんならこの作品で恥ずかしげもなく主張してる正義についてもうちょっと考えを巡らせてもイイんじゃね?ぐらいの役割は果たしてるのかなという。とはいえ警察に属してる人間がこのアニメを視聴するとはちょっと思えないから、むしろ警察に失望してる庶民に同意を求めるぐらいの効果しかないような気もするが。
 まぁ素材選択の時点で間違ってるというか、料理が難しい素材を選んでるって感じはするので、割と処理を割り振られたスタッフは気の毒かもしんないとは思う。大きな間違いはしてないし、主張もそれなりに攻めてるけど、特筆するほどのものがあまり見当たらない作品だったかな。

ブラウザゲー雑感

 今年ついにお気に入りのゲームである式姫の庭がサ終になり、flash終了に伴って消えるゲームが出ることの可能性は考えていたものの、結構ショックが大きかった。7月にゲームが閉じ、8月にサポートまで切れ、それと同時に公式ページも一挙に消えたので、もうホント跡形もなくといったところである。とはいえ、有志で立ち上げられていた非公式攻略wikiは残っているし、公式Twitterも更新はされなくなったがまだ残ってる。
 式姫を取り扱っていた関連のゲームもPCのは次々と消え去ってる。個人的にはまだまだ続くだろうと思っていたかくりよの門もサ終が決まったし、それと間を置かずに共通のキャラクターである式姫メインでまとまっていた式姫大全も更新が終了することも発表された。残るはスマホベースのものだけになる。しかし、スマホで展開されていた式姫モノのゲームも以前一年ほどでサ終になったものもあり、実はもうアピリッツ、式姫projectを閉じようとしてるのではなかろうかと密かに思っている。もし式姫というキャラクター性に魅力があるのなら、今までサ終になった式姫モノ、例えば式姫草子や式姫の庭のユーザーが、スマホベースの式姫に流れたり、せめてかくりよの門に流れてユーザー数が少しでも増えたのであれば、それが続ける指標にもなるからだ。ところが、大全まで手をかけるのを止めるというからには、もう式姫projectに未来はないと見きって、それに貼り付けていた社員を他の部門に移したということが考えられる。
 自分については式姫そのものに惹きつけられていたというよりは、和風テイストであるということが一つのフックではあったものの、むしろ庭ののんびりしたシステムに魅力を感じていたわけで、続々と追加される式姫を、登場時はそれなりに注目はするのだが、実際には時間が立ってしまえば消費されて興味が飛んでしまうということになってた。
 で、庭が終了してもう5ヶ月になったわけだが、庭をやってる頃よりやはり時間的な余裕ができた。今期は特にアニメ視聴本数を増やしたが、それでももうちょっとアニメの本数を増やしてもかまわないぐらいになっていた。単純に考えても、庭に2~3時間ほどかけていた時間がすぽっと自由になったわけで、いかに占有度が高かったかを思い知らされる。ヘンな話、庭から解放されて生活自体は楽になったと思う。まぁ実際負担に感じていたのは事実なんだけど、自分にとっては魅力のほうが上回っていたと断言はできる。
 今ではかなり庭に対する思慕も薄まってはいるが、いくら負担になっていたことを自覚してはいても、それでも今なおやってなかったほうがよかったとは思わないし、懐かしいと感じるほうが大きい。ただ、冷静に考えるとやはりサ終になったのは、もうアレは寿命なのであって、宿命としてはよかったということになる。自覚していてもやめられなかったのだから中毒になってたと言われたら否定するつもりもないのだが、実はそういうのも含めてサ終なったことまで含めたすべてがよかったのだというしかないのだろう。


 で、黒猫Wizも、リンドリもサ終になる。どちらも片手間に始めたサービスだし、ゲーム性に引かれてるわけでもないから、庭ほどの愛着はないのだが、それでも今まで続けてきてそれなりに親しみはある。どちらも行動力をすべて消費するのに最大一時間以内ぐらいにしかならない。とはいえ、時間が経てば行動力は回復するのであって、無駄なくプレイをすれば一日二、三回ぐらいはログインすることになる。まぁどちらも最大一回のログインで一時間なのであって、時には10分ほどで終わることもあって実際にはそんなに時間占有はそれほどでもないのだが、これらもサ終になればより時間が自由になるだろう。


 で、やはりいろいろ考えてみると、これからのブラゲ、大きな流れではまぁ衰退の方向に行くだろう。課金要素との兼ね合いもあって、ゲーム性に未来はないし、そうなるとキャラクター性やテキストで惹きつけるしかないのだが、継続してそれらを魅力的に提供できるか…と考えると、もうこれは自転車操業になるしかなくって限界があるのではないかと思われる。なかなか難しいところではあるが、自分も暇つぶしにと手掛けたブラゲにそれなりに時間を食われてはいると思うので、いろいろなゲームのサ終を機に見直しを迫られるとは思っている。で、自分のことはさておき、ブラゲ界も転機に来てはいるんだろう。ゲソの方はまだ継続するみたいだが、単なる想像でしかないが、収益的には厳しそうなので城姫クエストもいつ終わってもおかしくない。あと収益的にはまだ維持できそうではあるが、より廃課金に依存してるガルフレはこの先景気が悪化するとその時点でサ終になりそう。課金要素が姑息な艦これは、今までの蓄積もあろうし自分がやってるサービスの中では安定性が感じられるので、2~3年ぐらいは大丈夫だと思うが、その先は運次第だろうとは思ってる。


 しかし、ゲームシステムに卓越してるものがあったわけでもないのに、式姫の庭のサービスに感じてる愛着は自分の中では結構深いものがある。これ結構不思議。

とりのさいころむね肉親子丼。

 自分結構親子丼が好きで、鶏肉が安く入手できたら作ることがある。というか鶏肉自体が好きなのだ。ところが、鶏肉、保存性が悪いと感じてる。牛肉はもう本当に自分で金を払ってまで買うことがなくなったと言っても良いぐらいになったから関係ないが、豚肉と鶏肉を実際に買ってみると、豚肉のほうがちょっとばかし長持ちするように感じる。鶏肉は三日以内に消費しないともうダメっぽい。
 で、本題の親子丼だが、自分はむね肉よりもも肉のほうが好きなのだが、値段がかなり違う。近場の肉の安いスーパーだと、安売りの際、もも肉は100㌘98円ほどになるが、むね肉は100㌘58円ぐらいになる。これは結構でかい差だと感じていて、それでも金銭的に余裕があるときはもも肉を買っていた。しかしなんとかして食費を切り詰めたく、むね肉を利用できないものかと常々考えていたのだ。まぁだったらサドルなんて買うなよというツッコミはなしの方向で。
 それで前にネットで目にしたのが、むね肉に片栗粉をまぶして使えばもも肉の食感になるというもの。なるほど、片栗粉は麻婆豆腐を作る際のとろみづけに利用するから、あのねっとりした食感を付け加えるのかと感心したのだ。実際普通の親子丼をつくる要領で、適当に切ったむね肉に片栗粉をまぶして作ってみたところ、なるほどもも肉に似た食感になりはした。
 しかし、問題があって、それは、親子丼に使うような切り方だと、肉は結構な塊になるのであって、片栗粉をまぶした表面部分は確かにもも肉っぽく感じるのだが、歯を肉の内部まで噛みすすめると、そこには片栗粉の影響が届いてないむね肉そのものの食感が残っているのであり、あのむね肉のパサパサ感が興を削ぐのだ。


 それで、しばらくむね肉を使うことをあきらめていたのだ。とはいえ、やはりむね肉の安さには抗いがたい魅力がある。なんとかあの食感でも口当たりが気にならない調理方法はないかとぼんやり考えていたのだが、ちょっと前に思い当たることがあって今回それを試してみたわけだ。



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 その方法とは、むね肉をサイコロ大ぐらいの小ささに切ればよいのでは?というもの。片栗粉の影響が内部まで及ばないのなら、その内部を思いっきり小さくすれば良いんじゃね?と思いついたのだ。そこで、小さくして片栗粉をまぶしたのが上の画像。接写したので分かりづらいが、むね肉のブロックの半分をまるでちぎったかのような大きさまで小さく切る。刺し身の平作りにするように何枚かに切りそろえ、それを格子状に切断する。片栗粉もジプロックに入れてむね肉を放り入れて袋ごと揺すればよいのだが、なにしろ片栗粉を毎日使うわけではないので残った片栗粉が劣化することを恐れて直接ふりかけた。足りなくなるか余るかということになるが仕方がない。


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 親子丼を作る鍋に油を敷いて焼く。鶏肉は火を通しすぎると硬くなるし食感も悪くなるが、中まで火を通さないと腹を壊す可能性が大きくなる。なので個人的にはなるべく火を通したいと思ってる。しかし親子丼ならもも肉を焼かなくても直接だし汁に放り込んで煮込むのが普通。自分もできるだけ手間をかけたくないのでそうしたいのだが、ここは思案のしどころで、少なくとも表面を焼いて鶏肉と片栗粉の親和性を高める必要があるのではないかと判断した。だし汁に入れて煮込むと、どうしても片栗粉が肉の表面から剥がれてだし汁に溶け込み、そこで麻婆豆腐やかに玉のあんのようにだし汁にとろみが付いてしまう。できるだけそれを防ぎたいのだ。あと、できるだけ鍋を揺するか、菜箸などでかきまぜながら焼く。表面についた片栗粉のお陰で肉と肉とがくっつきやすくなっているからだ。後述の通り匙ではなく、箸で食うのならもしかするとある程度肉同士がくっついているほうが食べやすいかもしれない。
 ちなみに画像は親子丼用もしくはオムレツ焼き用に買ったティファールの20㌢のフライパン。フライパン自体が小さいのでそれでむね肉の大きさが類推できると思う。


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 玉ねぎを入れて煮込む。むね肉は小片になっているし、あらかじめ焼いているから煮込む段階で肉の中身まで火を通す要素は少なくて済む。だが、たまねぎにもある程度は火を通さないといけないのでそのバランスを掴みきれてない。


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 これも接写し過ぎでよくわからなくなっているが、小さな肉がたくさんあるのがわかっていただけるであろうか。ちなみに卵は2個使った。どうせ片栗粉のとろみもついているし、実は1個でも良いのではないかと思ってる。次の機会があれば1個で試したい。あと肉が小さいので食す際は匙がよいと思う。箸だと御飯の上に肉がうまく乗らないとつまんでは口に放り込むという手間がかかると思う。


 まぁ味の方はどうせ親子丼なのだからどうでもいいとして、肝心の食感だが、結論を言うと目的は達成されたと感じた。むね肉のあのパサパサ感が全く無いかといわれたらそんなことはないだが、それでも大きな塊を噛み込んだときのようにはっきり感じるものではなかった。あんまり数値で表現するのも胡散臭いが8~9割はもも肉の食感に置き換わったといってもよいほど。


 あと、問題なのはやはり手間がかかること。肉をサイコロ大に切るのはまぁいいとして、それに片栗粉をまぶすのがちょっとめんどくさい。なにより個数が増えているのがアカン。時間にしたら3~4分ほどになると思うが、もう料理するのがめんどくさくなっている心理状態でわざわざこの下ごしらえをするか?と言われたら自信がない。
 金銭的にもメリットは有るんだけど、本当に有意差があるかどうかはちょっと判断しづらい感じかな。今ドキだと片栗粉は300グラムで100円前後だと思うが、さすがに三分の一もは使わない。まぶす量にもよるが、まぁ大体10円だとかだろうが、20円ぐらいになるとは思えないぐらい。でも、一食に使うむね肉の量にもよるが、100㌘58円の肉を使い、それに10円20円ほどの片栗粉をまぶしたら、確かにまだもも肉だけを使うより安くは上がると思うが、大幅に得したとよろこぶようなものでもないかなというぐらい。まぁスーパーに肉を買いに行って、肉売り場でさぁ、肉を細切れにしてそれの一つ一つに片栗粉をまぶすか!とやる気が出るかどうかという、気力の高さ低さによるとは思う。個人的には全然アリなんだが、やはりめんどくささが日常化におけるネックなんだよね。

ルフレふむふむ、5000位以内だった。

 当初の計画では今回のふむふむもフルマカ目指すつもりだったのだが、いかんせん平戸掘りに手間がかかりすぎた。艦これでも予定では日曜にはE5-2まで攻略済みにしておくつもりで、月・火とネジ獲得の通常海域周回ではあるが、それでもふむふむに時間をつぎ込むつもりだったのだ。生活リズムも崩れていてふむふむに手間を掛けられなくて、結局昨日の時点でも下位SRとれてなかったはず。
 しかし今回の下位SRあんまり人気がなかったせいか、おいかけるのは今までより楽だった感じではある。実はLv100に達したのはふむふむ終了30分前を切っていたのだが、それでも5000位以内。もし下位SRが人気キャラだったら、このタイミングだとLv100に達しても7000位とかそんな感じになってたと思う。
 あと、終了一時間前ぐらいに金ピース引いたら、一周目は結構かかって60~70枚でぷちが引けたのだが、なんと二周目は、10か20ぐらいでぷちが引けた。それてもって5000位ちょっと超えるぐらいだったから、これはなんとしても5000位以内になって、ぷち三枚目を確保しなきゃという気にさせられた。まぁ走り続けたら5000位から弾かれることはないでしょとの目論見だが、結果的にもそうではあった。



 しかし、やっぱ3000位以内に入っておきたかったかなという心残りはある。とはいえ、前にそうだったときはアニメ見ながら時間をかけてポチポチやってたし、今回それがなかったから無理もないという。おそらく少なくとも10時間ぐらいは足りないと思う。で、今回要したのがSAOアリシゼーション。今期は続編をやってたようだが、いわゆる第一シーズンのものからチェック。結局今日だけで第8話までだったから、半クール分しか消化してない。


 ちょっと下心出して、上位SR二枚取れないかなとか都合の良いことを最初考えてたのだけども、上位は上位で人気キャラのクロエだから、こればかりは時間をかけていてもなんとかなったかはわかんないな。