アニメ終了番組、追加その3
- のうきん
うーん、結局お話はしょーもなかった。救いは絆バンザイが決して主張ではなかったこと。仮に主人公が抜けて残り三人でパーティーを組んだとしてもそれなりに活躍できもするのだろうが、四人で一緒というのは、もう主人公の能力が飛び抜けているのがミエミエで、そりゃ残りの三人が主人公を逃がすはずがないでショといったところ。そうでなければああいうタイトルになるはずがない。
ただ、個人的には全然悪印象がなかった。全体的な作りが世界名作劇場っぽいせいか、どこか抑制的で、戦隊モノなどのパロディがあってもあーはいはいワロスワロスといったもんで、せいぜい苦笑するのが関の山でスルーしてた。なんのかんのいってストレスなく視聴できるというのは偉大。例えばサイコパス3のほうがドラマとしても格段に良く出来ているのだが、視聴を終えてある意味がっかり感半端ないのだが、のうきんの場合、そういうの全く無い。
まぁつらつら考えてみたら、この作品世界、なんのかんのいって努力は報われるし思いは通じるって感じなので、現代人、潜在的にそういうのを欲しているんだろうなとは思う。素材が冒険モノだし、少年少女の頃のなんか未来は開ける感みたいなのが思い出されるのか、その清涼剤的要素に癒やされていたのかも。
アニメ新番チェック1stQ2020
なんか珍しいことに個人的な期待作が全く無かった。誤解のないように言っておくと、作品全部がダメというわけではなくて、自分の中で普通の範疇を抜けて意欲的に視聴したい作品がなかったということ。視聴本数を減らすつもりはなかったのだが、おそらく来期は今期より視聴作品が減りそうな予感はする。