Jun2020終了アニメ

 なんかバラバラに終わった感じ。2ndQ開始時は視聴作品数えてみたら14本以上あって、2本/日か、大変だなと思っていたのだが、コロナで数本減り、特にていぼうが抜けて一日まるまる空くのがちょっとめんどくさかった。その分週末は集中してて、視聴する分には楽しいのだが感想を書くのがしんどいというか。では、

  • 球詠

 個人的にはドラマドリブンというよりは高校野球の楽しさを描いた作品だと思った。日本の場合、野球ファンはプロ野球にのめり込むが、素人でも楽しんでるのが高校野球らしくて、まぁ確かに高校進学率が高くてほとんどの高校に野球部がある以上、身近な存在としての人気というのはわかる。なので、そこから一歩進んだ野球の楽しみ方を提供してるんかなと思う。まぁ作画訂正したハチナイが再放送されるが、あれが女子高校野球を描いたものに対し、これは高校野球の部員を少女に置き換えたという感じなので、そのへんの歪さやドラマ部分との調和を考えたらファンタジー寄り。個人的にはスポ根ドラマは似たりよったりなので、プレイや組織管理に特化した本作は好印象だった。

  • 八男

 ファンタジーながら、前近代と近代の違いを意識した作品だったかなと。異世界転生モノは大抵転生先もやはり日本のメタファーだったりするのだが、これも多かれ少なかれそんな印象を受けた。感想でも述べたが、これおそらく和洋折衷の中世スタイルだと思う。結局生まれがすべてを決めるって身も蓋もネェなって感じだが、個人的には逆にその部分が楽しめた。

 良くも悪くも久米田節。時事的コメディとして見たらキレが足りないし、中途半端にコメディとの調和を考えてるからシリアス部分も輝くってほどでもない。親子関係のドラマとしては特異例過ぎてテーマとしては中途半端だし南国ホッケー部のようなものを期待するといけない。ただ、それらのバランスはうまく取られているので別に視聴して退屈ではないしそこそこ泣きも入る。自分は久米田に思い入れあるし本作については突き抜けねぇなとは思ったが概ね好印象。

  • 新サクラ

 個人的には前シリーズにも思い入れはないし、試しに…って感じで視聴したが、やはり思ったとおりベタだったというか、そりゃ固定客向けにちょっと毛色は変えるけど古いファン層にこれは違うと思われてもしゃーないからこういうものになるんだろうなというのは商売としてわかる。日本のダメなところも描写してるしそこはツッコむというより生暖かく見守るところだろうし、関連商品としてできるだけ回収するものとしてはこんなものでは?。お約束をお約束として楽しめる人ならよいが、ドラマ部分はもうベッタベタなので、新しい展開とかに期待している人にはおすすめしない。

  • リスナーズ

 ボーイミーツガールものが好きな人は様式に従って作ってるのだろうしこんなものだとは思うが、もっと深いものがあるのかもしれないけど個人的にはあたりさわりのない相互理解モノとしてしか解釈できなかったので、考えさせられることを要求される割にはあんまり得られるものは多くなかったかなといった感じ。

  • はめふら

 悪役令嬢モノとして清々しいほどの逆転性にフックさせられたんだけど、結局勢いで最後まで引っ張ってたなという。それでも退屈しなかったのは主人公に新しいというか来たるべき時代にふさわしいリーダー像を示しているのかなと思われること。そのへんは防振りと似たような感じか。

  • 波よ

 主人公のブッ飛びぶりにくらべて、わりかし平凡な生き方に補助線が当たってるなという感じ。ラジオ愛も感じられて、自分テレビよりはラジオメインなのでなかなか感慨深かった。ただ、リスナーとの関係性が深いと作中で述べられてるの、おそらくメディアとしての主導権をテレビに握られてからの生き残り策なのでは?とは思った。

  • 司書

 今期あまり本作りそんなに本腰入れてなかったよねというのはともかく、この第2期視聴して思ったのはやはり前近代と近代との比較なんかなということ。第1期ではもうちょっと本づくりに関してご都合主義的なのかなと思ってたら中盤以降そういう構造がどうもあるらしいと気づいて、そのへんの視点を念頭に置いて視聴したらそれなりにオモシロい。まぁよく考えてみたら、前近代から近代への移行で、識字率も向上するし本も普及していくのだからなるほどと言ったところではある。逆にその視点がなかったらあんまりこの作品見るべき価値ないかも。

  • アルテ

 最初どうしようもないなと思ってたら序盤終わってみたら手のひらクルーした作品。近代の基礎がルネサンスにあり、ではルネサンスとはどういう時代だったのか?というのが底流にあるように思えるので個人的には楽しめた。

 自分は最初っから氷河期世代の青春モノとして、その時代性を中心に視聴してたから結構懐かしかったというか楽しめた。原作がどうかはわからんのだが、このアニメ版を見る限りドラマ部分はエンタメとして作者側と視聴者側のキャッチボール的な構造なのだろうから、そのへんはまぁ。間の取り方とか雰囲気とかそういうのはしっとりとしてて、キャラ周辺だけでなく画面全体を楽しむようになってるのが贅沢な作り。

 うーん、迷い家周辺のテーマとか凡庸だし、ここで話を切るのかと思うとなんかもやもやするものがある。個人的にはお色気部分を楽しんでたと思うのだが、シナリオとしてドライブ感が無いとも思わないしせっかくだから続編作ってくれって感じ。

  • ゼロクロ

 元から叙事詩風味だったし、理念先行型だろうから、中二病的展開は気にしてなかった。ドラマ部分はそれなりだが、そういうことを念頭に視聴すると、社会構造の切り口はなかなか悪くなかった。

  • 神之塔

 いざ終わってみたら主人公のあり方それなりに見るべき物があるなとは思うが、いかにも間延びしている感じで、ジャパニメーションを見慣れている身としてはなんかもたもたしてるなというイメージ。なんか一昔というより二昔前のものを見てる感じ。

  • プランダラ

 終わってみたら、原作終わってないのよねというのが妙に悔しい感じ。トリッキーな展開が続くので、マトモに相手してるとちょっとしんどいかなというところ。社会構造を示すのはいいんだけど、もうちょっと切れ込んでほしかったかも。

  • かぐ告2

 まぁ見たらわかるというしか。扱ってる事象はしょうもないことなんだけど、話の広げ方やネタ性、コメディ要素どれもこれも格上の風格。

  • シャチバト

 これも最初視聴したときはどーなるのこれ?と心配してたのだが、終わってみれば無難にまとめてたって感じ。サラリーマンもので、当然組織論になるわけなんだが、いかにも現代風なフラットな関係性にしていながら、アジール的要素の強い寄る辺なき者の居場所みたいな提示はそれなりにしっとりとした印象。

 いかにも性と暴力って感じのスタイルだから、もうちょっと激しい物語なんかなと思ったら案外そうでもなかった感じ。前半で社会構造の全体像を示して、終盤に主人公周りの関係性に持っていったのは個人的には物足りない感じ。マクロはミクロの単純な加算関係ではないが、それでもミクロに視点を移したんだったら、最初のマクロ部分との関係性をそれなりに維持してなくちゃ…と思うのだが、それは原作に続くのか?といったところ。組織論とか運命共同体的関係性とか単発で見るとうまい提示はしてるのに、それらがうまくこなれてないなという印象を受けた。

 あー、これでも17本もあるのか。これでSAOアリス大戦、俺ガイル、ていぼう、富豪刑事、文豪、天晴などを加えていくと21本以上、つまり3本/日だったわけか。まぁどれもこれも期待したより今一で肩透かし感があったとしても、視聴して時間の無駄だったという作品はなかったかなといったところ。個人的にはアルテの変貌ぶり…というか、原作はあるのだから自分が知らなかっただけだが…がちょっとした収穫と感じた。初期に視聴してイチオシと感じたはめふらと球詠は概ね満足。波よとイエスタデイは原作の評価が高いんだろうからそうだろうよと。
 というわけで、終わってみたら今期もそこそこ豊作だったのでは…みたいな。

艦これ、夏イベE1クリア

 戦力ゲージ出現のためのルート開放、1出撃だけでよく、結構楽だったのでそのまま戦力ゲージ破壊まで出撃してた。


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 海防艦はやはり手持ちの近代化改修餌として溜め込んでいたのを使用。E3で海防艦の出番があるから温存ということもあったのだが、海防艦の手持ちは結構多いのでどうなんだろ?といったところ。これもつい先日E号砲を取り出すときに改造したのがあったので、そのまま使った。やはり近代化改修はほとんどしてない。
 瑞穂と海防艦が育ってないせいか、道中もそこそこ大破撤退した。ゲージ削りで2~3回、ゲージ破壊でもやはり2~3回。ゲージ破壊ではボスマスに到着してもA勝利止まりがやはり2~3回ほど。道中支援も決戦支援も入れたから、資材消費はそこそこあった。バケツ消費は20ほどだから、輸送ゲージと比べるとちょっと想定外。ボーキサイトが一切減らないのがしんどいが、開発建造改修デイリーやってなかったので、建造で大型建造を織り交ぜて無理やりボーキサイトを消費した。ちなみに久しぶりにまるゆがキタ。
 道中は潜水/すいらいせんたんの二戦。潜水マスには三隻いるので、先制爆雷で二隻潰しても、残りの一隻の開幕雷撃が海防艦に飛んできたらそこそこ損傷する感じ。すいらいせんたんマスでは、敵旗艦に三桁HP軽巡が混じることがあって、これがやっかい。大体二隻ほど損傷してボスマスに行くことになることが多かった。
 ボスマスではやはり潮のCIがネック。最初は魚魚魚にしてたのだが、ゲージ削り時にも一回しかCIが出なくて、ゲージ破壊時にとにかくCIが出ることを優先して、魚雷を熟練見張員にチェンジ。魚魚見に変えて二回目にCIが出てゲージ破壊。ぼの木曾は削り時にはボス撃沈を期待できても、ゲージ破壊時はちょっと攻撃力が足りない感じ。なんのかんのいって先人の装備編成よく考えられてると思う。
 道中支援も決戦支援も入れたが、ラストは命中重視で、主電電電の装備構成。
 今回のE1、今までと違ってゲージ破壊はそれなりの試行回数が要る感じ。ただ、Lv80ぐらいあったら甲クリアはできそうな感じなので、初心者でも条件満たしてたら両支援入れてでも噴進爆雷貰うべきだと思う。