家でゴロゴロアニメ鑑賞やゲーム。いつもと変わりないじゃん。

はねバド視聴終了

 うーん、とてつもなく微妙。入学時点からインターハイ地区?予選までの括りはまぁそんなものかといったところなのだが、驚くべきことにこれだけ絞ってもダイジェスト風味になるんだな。かといってもっと絞れば描写は細かくなるけどストーリー展開がもたもたするわけで、これは難しい。原作のほうがアニメよりよいというのは簡単だが、これ、アニメ化すごく難しいんだなと気づいた。

 原作の方はかといってストーリーがそれほど構造的に優れているわけでもないのだが、とにかく勢いがあってそれで細かな諸々が気になりにくいところはある。で、原作のキモはなんと言っても「キチガイ達のぶつかり合い」なのであって、そのキチガイ度合いをアニメ化に際して緩和しちゃったのはあ~といった感じ。でも自分ですらキャラのキチガイぶりをあの原作のまま野に放つのは無理だろうなとも思う。牙の部分こそが魅力なのに牙を抜いちゃったらそりゃぁねぇ。

 さて、自分がこの作品のアニメ化に期待していた部分は試合部分の視覚的効果。試合運びを説明ではなく、動画表現で自然にわかるようになっているかというところだったが、もうこれは試合描写が歯抜けだったので論外だったという。が、これも別にアニメスタッフを責めるとかそんなんじゃなくて、一試合を延々と続けられるはずもないから自分の期待が大きすぎたってだけの話。

 個人的にはエレナへの感謝を〆にもってきたのに救われる。いろんなテーマも大枠において間違ってはないんだけど、全て中途半端で損してるなぁという。

 

 

 いちおうはるかなレシーブとの対比で両作品を比較するつもりだったのだが、こりゃ難しいな。原作の面白さはだんぜんはねバド>>はるかななんだけど、はねバドは原作>>アニメ、はるかなはアニメ>>原作なので、アニメに関してはどうしてもはるかなの印象のほうが良い。だからといって他人にはるかな面白いから見てみたら?と推薦するほどのものでもないんだよな。