もう歳もとって硬い自転車は体に堪えると思ったので、コンフォート寄りの自転車にしなくちゃなとか思っていた。ちょっと前から目をつけてたのがラピエールのPulsium。
昨年あたりからヤフオクでサイパラが出品してたのに目をつけていたのだが、正直あまり自転車を増やしたくないというのもあって、チェックするだけして売れたら諦めもつくかと思っていたのだが、もうこれ以上下がらないだろうというタイミングで売れてしまい、そしてそうなるとなぜか惜しくなってネットで検索を開始してしまった。でebayで見つけたのだが、これが日本発送不可。値段が1300USDなので、破格の安さなのだが、どうにか日本に送る手段がないだろうかと、これもいろいろ検索すると転送業者を使うという手段に至った。見つけたサイトは自転車のフレームで100USDぐらいなので、まぁ300ぐらいみとけば大丈夫かということで、昔アカウントをとっていたSPEARNETに依頼。
なにしろ完成車なので料金体制が普通と違う。本当なら最初に問い合わせをしてからなのだが、実際には落札してから依頼スキームを開始した。
- 落札
- 転送依頼を行う。ebayの場合、落札時に商品番号が発行されるのでそれと、セラーが発送すればトラッキング番号が発行されるのでそれも入力。
- 商品が転送業者の倉庫に到着すると支払い総額が知らされるので入金
- 転送業者から発送されると到着を待つ。
というもの。
ebayのセラーは入金すると翌日かその翌日には発送してくれて、その週の金曜には運送業者Fedexの営業所に届いた*1のだけども、転送業者への配達は翌週。しかもこの週は大統領の日で月曜は休日で火曜に業者の倉庫に到着。
で、そこからすぐに作業が始まるのかと思うと連絡がない。よくよくサイトのお知らせをみると寒波襲来で作業お休みとのこと。ほんまかいなと思ってこれまたサイトで検索をかけてみると在地のローカル局のサイトで天気予報のペーヂがあり、本当に大雪だったという。
支払い総額は350USD。ウヒョー高ぇと思ったのだが、どうやら2月に料金改定で値上げをしているらしい。送料が330USDだが、おそらく2〜3年前だと250〜280USDだったっぽい。が、これはスピアネットが高いというよりは運送会社の送料が高いらしい。スピアネットはヤマトを使っているのだが、例えば個人が旅行して現地のヤマトで同じものを発送すると4万〜5万はかゝるっぽい。
結局その週の金曜に発送、約一週間後には到着した。税金は5000円ほど。
自転車の代金は146,936JPY。ebayで入金手続きをしているときにはペイパルとは別にクレカの入力欄があったので、そっちに入力して手続きしたのに、結局ペイパル扱いになってた。クレカだと為替手数料が3%弱なのに、ペイパルだと5%とられるので残念。
転送手数料は38,348JPY。なんのかんの言って20万近くかゝった。ヤフオクに出品されていたのを買っていたとすると、そちらは送料込みで18万ほど。なんだけど、ヤフオクのはサイズがLで、付属のクランクが175㎜でこれは変更必至。こちらだとさすがに手持ちのクランクにするよりはコンポがシマノ105だし別にクランクを購入の流れになっていたと思うから19万にはなっていたと思う。ebayのはMサイズで付属のクランクは172.5㎜だからこの変更はいらないんだけど、もしかするとステムを長めのものにしなくてはならないのかもしれずで、とはいってもステムは手持ちにいくらかあるから追加コストは要らないかもといったところ。
最近のロードは軽いからそのつもりで受け取ったら結構重かった。総重量は14㌔ほどだからなるほど。
リアブレーキのクリアランス。105のキャパが28Cまでらしいのでそこまでは入るらしい。ちなみにフロントも28Cが入るらしい。
これがPulsiumのギミック。リアのみアダプタでブレーキが取り付けられており、ロングアーチブレーキをアダプタなしで取り付けるとリアのみ32Cまで入る。
ブレーキワイヤはフレーム内蔵なのだがどうもアウターごと入れるシステムらしい。シフトワイヤもそうなのかどうか、外からぱっと見ではわかんなかった。
フォークは独特の曲がりなのだが、ヘッド部分の付け根は結構太い。
チェーンステーとクランクのチェーンリングとの交差部分はなんかの保護のため金属パーツがフレームにはめ込まれている。チェーン脱落時にフレームを保護するためのものだと思ったのだが、それだとボトムブラケットの上側にチェーンは良く落ちるのでそこにつけるべきだという気がするが、なんと下側。チェーンが暴れるとこの部分にぶつかるのだろうか。
シートポスト。ヤグラ部分とのカーボンピラーの接続部の仕上げが雑。まぁ走っているときは自分はおろか外からも見えない場所だろうからどうでもよい部分ではある。
買ったのは一番下のモデルなのだが、モデル自体は三種類あり、一番上のフレームがその下とは別のものでフレーム売りのみ。二番手三番手はおそらく同じフレームでコンポが違うと思う。
ちなみに年式でコンポが変わってる。自分が購入したのは2016モデルで、定価が409,320。これが2017モデルになると372,600になる。2016だとハンドルとステムがZippの、シートポストがヽーボンなのだが、これが2017だとハンドルステムがカロイのに、シートポストはアルミに変わる。2018になるとフレームが一新されるので比較は出来ないが、コンポは2017とほとんど変わらず値段が若干安くなってる。
気になるフレーム価格だが、これは完成車売りなので基本わからない。なのだが、同じラピエールでXeliusというのがあり、これの2016モデルの定価が430,920。ちょっと高いが、これは2016Pulsiumとほとんど同じコンポにホイールだけがAksiumになっており、大体この差額分だけXeliusが高くなっている。このXeliusのフレーム売りが約18万なので、だいたいそのぐらいだと思う。が、こちらの紹介記事ではフレーム売り約30万とあってどうなんだろ?と思ってしまった。
あと、これ用にペダルを確保。
ドイツのサイトで、検索の結果こゝが一番安かったので。
LOOKのケオクラ3。限定カラーらしい。Keoはクリートが柔らかくてスグ削れるということらしい。