異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~ 視聴した

 ずっと前に食堂と比較するつもりで第1話だけ視聴してたのを最近の個人的アニメ視聴の盛り上がりを機に。ショートアニメだから気軽にさっと見終えるかなと思ったのだが、24話分あるので普通の作品1クールモノと変わらない。
 こう、異文化人相手に日本食の紹介をして驚かせるという構造自体は食堂のほうと全然変わりがない感じ。あっちのほうがテーマをぶち立てたあとで、それなりに作り込みをしているとすると、こっちのほうはより多数の視聴者向けに敷居を低くという感じかな。まぁドラマ部分はどちらもありきたりの題材を手堅くまとめてるので、新奇さを求めない層にはこれで十分だろうし、やはりどちらもドラマ部分よりは料理の方にフォーカスを向けてると思うので、エピソードにツッコむのは野暮というもの。そういうのにこだわるんだったら最初からこれ(も食堂も)見なきゃいいってだけの話ではある。
 この作品でオヤと思ったのは最後に出てくるbeyond 2020その他のシンボルマーク。要するに五輪を見据えて日本料理の紹介をしてるんだろうなと思った。舞台がファンタジーといっても、いわゆる魔法だとかというありえない要素はほとんどなくて、モロ中世ドイツがモデルとなってるし、話が進むにつれフランスだとか北欧とか出てたから、五輪で来日した外国人に日本食を食べてくれという情宣も含んでいそうではある。
 個人的にはのぶ+の付け足しがそれなりに楽しめた感じ。きじまりゅうたの3分クッキングは当たり外れはあるが、家庭で手軽に試せるし、こんな調理の割り切り方ができるのかと参考になることも多かった。ちょっとびっくりしたのは調理スタジオが簡易であるせいか、火力源がなんとカセットコンロ。途中まで気づかなかったのだが、これはいい。IHだとガスより火力が弱いから、さらに火力の弱そうなカセットコンロを使うってのは本当にどこでもやれるってことを意識してるんだろうなと思わされる。まぁ流しも見当たらない感じだったので本当にこの調理スタジオでっち上げもいいところなんだろうな。
 きじまりゅうたと交代のなぎら健壱の東京食べ歩きも、地方在住の自分には縁遠いものではあるが、まぁそうそう高すぎな店でもなくって、価格表示のあるメニューを撮影してる店なんかは、たしかにこれなら行きやすいわとか思ってた。五輪を機に本当に来日した外国人でも行けそうだし、日本人が聖地巡礼するにも手頃感はある。まぁ店の宣伝になっているわけだが、これ、店がカネ払って取材してもらってるのか、制作側がカネ払って取材させてもらったのか気になるところではある。なぎらの登用も絶妙な感じで、親しみやすい感じの演技っぷりも反発買いそうにない感じ。
 ちょっと気になったのはキャラが料理に驚く部分、それ料理自身というより冷蔵技術に驚いてるんじゃね?といったところ。ラスト付近のトラブルあたりも仕入れ云々に関してのものだったし、さすがに原作者もそのへんは承知之助であって、なら逆手に取るかぐらいの気概なのかな。まぁそうはいってもこの作品が海外展開も含めてのことであれば、確かにあちらではビールをキリッと冷やす習慣はないらしいし、そのへんの対比と〆として最後にエールを持ってきたのもビール原産国に対する敬意なのかなと思うと、まぁそのへんいろいろ考えているんだろう。
 あと食に関するアニメに対して、料理描写はいつも気にするようにしてるんだが、丁寧に描写しているだけのように思えて、しかしこれで十分なんだなと思った次第。食った後の感動演出は個人的には過剰と感じるのだが、そのへんはこういうものにつきもののお約束だろうし、そのへんあまりツッコんでもなという。
 まぁ視聴し終わって特にこの作品でこれが突き抜けているからって感じのものも見当たらなかったけれども、いやいや自分でも最初っからそんなもの目当てに視聴してないし、時間つぶしにはこれで十分。話も手堅くまとめているし、中世の知識がない視聴者向けにも、こうやって小ネタで示すってのもそう悪くない。シリーズ山場の私腹を肥やしてた貴族というか商人を懲らしめてるのもまぁそういった要素を混ぜ込んできたのかなと思わなくもないが、別にそうだと意識しなくても一般的な話としても自然な感じだし、本編外の実写部分も含めて、いろんなところのいいとこ取りをして手堅くまとめてるなと感じた。この作品で一番役に立ったのは、むしろきじまりゅうたのサバ缶ブイヤベースの回だったりする。最近、缶詰ではないがサバを安く入手できる機会が多いので、ドラッグストアで安く入手できるトマト缶を使って、近い将来作ってみようという気になった。

Pulsium用CompStreem3届く

 もう2のほうで落ち着けとくかと半ば決定済みだったのだが、くねくねを見てたら40㌢が復活してたのでポチっていた。のが昨日到着。
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 ラベル付き。これは先日購入した2と同じ。
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 2との最大の違い、アナトミックではなくアナトミックシャロー。曲がり部分の直線が一切ない。たったこれだけのために換えるのもアホらしいのだが。
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 なぜか右側端の裏側に謎の穴が空いていた。まぁ下ハンを持つといっても普通は曲がりの部分だし、ここに強度は要らないから、ほとんど持たない部分に穴が空いているのは問題ない。個人的にもココを持つことはまずありえないわけで。この穴は1にも2にも見当たらない。が、3に必ず空いているものかどうかはわかんない。たまたま穴の空いている個体にあたっただけなのかも。
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 Pulsiumに取り付けていた2は1を取り付けていたシルクロードに取り付けるつもりで、シルクロードからも1を取り外して、1と2の比較。ステム取付部はこうやって重ねてみると違いが丸わかりである。しかしホント1は無駄になった。
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 上の方から1と2を並べて撮影。ウィング部分が根本までのほうがエアロ効果もあるだろうし、カッコも1のほうが良い気がするが、これが罠。自分ぐらいだとエアロ効果を体感できるほどの巡航速度は出ないし、ステム付近を握ることもないわけで、よく考えてみたらなんで最初メーカーはこのことに気付かなかったんだろ?と思うぐらい。
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 1のラベル。リーチが書いてないがドロップは145㍉。ちなみに2006のカタログによるとリーチは84㍉。
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 3のラベル。リーチ73㍉、ドロップ128㍉。ちなみにどうせ2も同じだろうと思って2のラベルを確認してみると、なんと2のほうはリーチ78㍉、ドロップ128㍉。3にするにあたり、なんでリーチを短くしたんだろ?。1、2、3、ともMade in Taiwan。


 3のほうはPulsiumに仮組みしており、あとは試走しながら調整をする段階。2のほうはこの比較画像を撮影するためにまだシルクロードには取り付けてない。が、なんだろ?。Pulsiumを利用状態にした今、シルクロードを乗る機会があるのかどうか。まぁキャノだからアメリカン(ブランド)パーツで組んでおくのはそんな迷うほどのものでもないわけだが。

追記

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 せっかくなので3と2のラベル併記。2のほうはいちおうSTREEM II ROAD BARという記述があるから間違えそうにない。
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 ホントどうでもよいことだが、2のほうのラベルのロゴ部分、無駄に豪華な加工がされてる。3で省略してるから、正直なところ2のほうはこんな加工などせず、本体価格を下げたほうが良いんじゃね?と思うが、2はディスコンだろうし。


 あーあと、右端に空いている穴、もしかするとエンドシフター用の穴かも。