異世界食堂 第8話

 ん?、なんか今回はえらい話が面白かったぞ。
 若者的なメンタリティーというのか、こう、キャラの心情というか心のあり方がひしひしと伝わってくるのが愛おしいという感じ。
 特にクッキーの話は、キャラがどれだけクッキーに思い入れを持っている(持った)のか伝わってきて、こちらまでほっこりさせられるというか。日常クッキーなんてそんなに高級な菓子だという認識も無かったのだが、よくよく考えてみると、バターを使うし作る際には結構ハードルの高いものなんだよな。子供のころは菓子単体で食っていて、大人になってからコーヒー・紅茶には砂糖を入れず、菓子をつけあわせとしてその菓子の甘みだけで茶を楽しむってことを知ったのだけども、そういう食べ方を知っているとこの回が腑に落ちるように楽しめるし、知らない人には導入としてもよいのではないだろうか。前回までは割と微妙感と共に視聴してたが、今回はなんかちょっと雰囲気が違ったように感じた。ありふれた食べ物の再発見という意味では成功してるのかなと思ったよ。