異世界食堂 第7話

 ドラマ部分が結構重い話なのに、ツッコみどころが多くて困惑。
 難破したのにカネはたんまり保持だとか余裕ぶっこみ過ぎだとか、あんな小さな島に猛獣がたくさんいるようで、生物ピラミッド舐めてんのかとか。あと、黒龍も人の形に似せて変身できるのになぜ服まで思い至らない?とか、毒気に当てられてねこ屋の連中死なゝいのか?とか。
 しかしどれもこれも無粋というか、やはり料理が主人公なのでどうでもよいというか。あと、この作品は不思議と料理がうまそうなのが特徴なんだけど、絵のほうはぼんやり眺めている感じでそれほど絵に力があるわけでもないのかな。そうなるとテキストの力によるところが大きいんだが、聞いていてちょっと饒舌過ぎと否定的に感じることもあるから、演出というか勢いのつけ方がうまいんだと思う。複合的要因ってやつ?。あと視聴者の体験にも大きく左右されるのかな?。今回の話だと辛くてうまいカレーを食った経験がないと効果は半減はすると思う。しかしまぁそうはいっても原作がなろう小説であり、テキストで勝負していることを考えるとやはりテキストの力なんだろうなと思ってみる。