チュパカブラがいなくても別に構わないんだな。
こんな町おこしでも良いのだろうか?という疑問の由乃に対して、地元のしおりがOKという構図は救われるな。正直なところ、どういう形で町おこしという形式の問題ではなくって、とりあえず人を呼ぶことが先決であって、それからうまくいくいかないはいろいろ試行錯誤でやってかなくちゃという認識なのだったらたいしたものだが。
あと凛々子の外の世界への興味というのが何気に個人的な評価が高かった。今住んでいる町を毛嫌いするでなく単純に外の世界を見てみたいという若者特有の冒険心をこゝで出しますか…といった、どちらかといえば感慨に近いものがあった。おそらく立場的に凛々子のこのあり方が冷静な物の見方を招来するんじゃないかなと思ってみたり。個人的な体験に留まるにしても、それは別に町おこしに格段マイナスになるわけでもないだろうし、凛々子にとって貴重なものになるだろうしで。