サクラクエスト 第10話

 サンダルさん、なんか意味深なことを言ってなかった?。
 田舎の嫁募集イヴェントの巻。まぁそのへん地元の女が外に逃げるのをどうにかしろというので終わってしまうのだが、そのへん凛々子母あたりがなにかつぶやいてたのでそのへんの落ち着きどころが見られるのかも。
 正直この作品の見どころが今一掴めない。物語としてのエピソードは落ち着きどころとしては無難のようにも思われるし、もしかしてシリーズ構成なり脚本なりが取材してそれなりにリアリティを出そう(出している…ではない)としているようにも見受けられ、もちろんフィクションであることには変わりがないんだけど、夢がないようなリアリティを提示するわけにもいかんわな。で、突き抜けないで中途半端なものを描いていたとして、そういうありきたりのものを示されてもなというのはあって、かといって突き抜けたものを描かれてもそんなリアリティの欠片もないものを見せられてもということにもなるわけで、これはテキスト側も妥協とわかって示すしかないという感じなのかな。
 あとやはり気になるのは都市部による、地方からのヒト・モノ・カネの搾取構造を積極的に描かないところ。2クールあるらしいので、まだそれを明らかにする段階ではないのではあるが、都市部はなにも努力したからヒトを呼び寄せることが出来ているわけでも、地方がヒトを引き止められないのは努力してないからでもないわけなんだが、そのへんよな。この作品を見て、キャラ達の努力一つをとってそれが適正だの不適正だの言ったところで、そこに解決の糸くずの一つでもあるわけではちっともないわけで、このキャラ達の終着点として町おこしが失敗したから彼女達は筋が悪いとか、町おこしを成功させてみてこれをテストケースにせよと言ったところでそれは何の冗談か?と思うしかない。都市側からの搾取を描かずに、衰退していく地方をなんとかしようと奮闘するキャラを描いて一体何が言いたいんだろ?といったところ。まぁそのへんは以降描かれるかもしれないので様子見といったところだが、もしこのまゝ単発町おこしエピソードだけが続くんだったらそれは数多い先行作品と何が違うんだろ?ということにはなるな。