夏目友人帳 陸 第7話

 結局あの屋根に取り付いていた妖怪はどうなったんだ?。
 久しぶりのレイコエピソード。うーん、いや、なんだかね。こういうトンチで物事を解決するっていう民話らしさが個人的には好み。柿も栗も解決方法はなんとなくわかったんだけど、これはよくある視聴者にちょっとばかし先を予測させて物語への没頭感を増すっていうアノ手法かな。正直栗集めはどういう導入で妖怪共に焚きつけるのかまでは予測できなかったのだが。
 強いものがわりかし実害のないことで争いあっているとか、まぁそのへん現代の支配者層が洒落にならないくらいの搾取を行っているというところからすると、ちょっと現実を仮託するには無理があるんだが、こういうものこそいわゆるトラブルの解決法として、なんていうか古くからの知恵っぽくて好感度高いんだけどね。