夏目友人帳 陸 第2話

 そういうことなら日常から石に感謝しないとな。
 自分と同じ特殊技能を持った弟子を探していた妖怪が、その弟子は封印されたおかげで技能を失ってしまい隠れていたのを夏目が見つけて…という話。なんかその弟子はブラック企業に就職して心身ともに壊された今ドキの若者って感じがするねぇ。夏目が感じていた共通感覚はなるほど石洗いという妖怪の話を聞いてピンときたのだけども、結局あまり巣食われない話になってしまったような。まぁこの作品は社会の構造に言及しても所詮個人でやることには限りがあるという現実主義ではあるので、こういう結末は落としどころとしては「らしい」といったところ。