夏目友人帳 肆 第6話

 いろいろあるけど、とりあえずニャンコ先生が夏目になって笹田を口説く話。
 なんだ、続くのか。三分の二ほど進行した時に続きものかもとは思ったが、それまでは1話完結かと。夏目が人目につかなくなってしまい、ニャンコ先生がそれ幸いと夏目に化けるのだが、高くつくとかいうのは、夏目になって美味いものを喰うということらしい。いや、笹田が夏目のことを好きなのが夏目本人にはわかっているんだよな。だからどう説明云々って言ってたわけだし。いや、笹田可愛いジャンか。
 しかしニャンコ先生も人が悪いな。裏山に近づかないほうがよいと田沼に言ってたが、あの台詞、巻き込むための呼び水だよな。で、そのあとの会話はニャンコ先生の駆け引きにしか思えないわけだが。ニャンコ先生が田沼に手伝わせるのにはなんの意図があるのか、いろいろ考えてみると面白い。また、田沼が妖怪を見ることが出来るようになった理由もいろいろ考えさせられる。これを機にずっと妖怪を見ることが出来るようになるのか、それとも一時的なものか?。平凡に1話で終わるような感じだったのだが、次回に繋ぐためのフックがそこそこ掛けられている感じだ。