ばくおん!! 第5話

 まっすぐな道ってのも慣れると単調なだけなんだよな。
 北海道へツーリング後編。まぁこんなもんじゃね?とも思うが、おっさんがツーリングの感覚を思い出すにしては感傷要素が少なめだなといった感じ。まっすぐな道での最高速チャレンヂも面白い視点だが、制限速度を守らせるのとアンビバレンツな構造になってゝ、そのへん苦労したような。
 先生の顧問としての加入は今更感が強いが、顧問が必要なのではなく原付というバイクの種類を増やすというのが目的っぽい。まぁ顧問の愛車はそうではなかったが、割とカブあたりは燃費もよいし工夫次第でそこそこ楽しめるので、そういういかにもツーリング用だとかレーサーレプリカばかりではなくていろんな車種に光を当てるのはよい方向だと思う。しかしオフロードでツーリングはキツいですかね。上体が起きる形になるんで、少なくとも腰を曲げるレーサーレプリカよりは楽だし、視界も楽にとれると思うんだけどなぁ。
 バイク洗車のシーンはやりすぎのような。まぁバイクはグラビアでアメリカンバイクにビキニやボンデーヂの女の組み合わせはもう文化とすらいえるんで、お色気自体を否定するわけでもないし、もしこの作品が前に言ったように昔のバイク少年のカムバックを狙ってのことだったら、別に青少年の健全云々の話はしなくてもよいわけで、しかしソープ姫の洗い方はちょっと通り越して下品になってやしないかぐらいの感覚。恩紗のようにタンクトップ、それに一歩進んで濡れ透けぐらいにしとけば?とは思うが、これで板が売れるんならどうぞご随意にといったところ。水着でバイクに跨らせるのはどうせそういうサーヴィス回が別に用意されてるんでしょ?ぐらいのもの。
 まぁ本当なら薄着で転倒すると酷いことになるんでプロテクターとまでは言わないまでも厚着が基本なんだが、いくら自分でもそこまで無粋じゃないよ…。