小鳥、欲望がついに漏れ出る。
ドーナツ作りの巻。それまで揚げ物を作ったことがないのなら、油温を見落とすはずがないのだがこれはわざと失敗させて視聴者に油温がそれほど大事であるということを言いたかったのかな。菓子というのは、日常コーヒー･紅茶にしか砂糖を入れない人間にとっては半端なく投入してビックリするぐらいで、砂糖の量が多ければそりゃ加熱すると焦げるでしょといったところ。しかし一人暮らしだと揚げ物の残りの油の処分に頭を悩ますので極力避けてしまうんだよな。
そういや今回初登場のつむぎ父の友人であるところの八木が母親のことを言ってたから、きっとつむぎにとってはドーナツと母との思い出エピソードでもあるんだろうなと思っていたけど、見事になかったな。
なんかドーナツを食べるシーンで思わず幸腹グラフィティを思い出してしまった。あの作品、料理や食べるシーンに力を入れていたわりにはそれほど美味しそうに見えなかった。それと対比すると、今回の食べるシーンはおいしそうに感じたのだが何が違うんだろ?。おそらく写真トレースでもないだろうし、そんなに描きこみしてるようでもなかったし。やっぱ人が食ってるのを見ると腹が減ってなくても食べたくなるので、そういう雰囲気作りがうまいのかねぇ。ならなぜ幸腹〜のほうはそう感じなかったのかも今となっても不思議ではあるのだが。
